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カテゴリ:本
前回の「夏目漱石」で、中学の教科書について触れましたが、一つ思い出した事があります。
生まれて初めて文章を読んで、鳥肌が立つほど感動した時の事です。<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!! それは中学2年の教科書に載っていた高村光太郎の「智恵子抄」の『レモン哀歌』です。 ~レモン哀歌~ そんなにもあなたはレモンを待つてゐた かなしく白くあかるい死の床で わたしの手からとつた一つのレモンを あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ トパアズいろの香気が立つ その数滴の天のものなるレモンの汁は ぱつとあなたの意識を正常にした あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ わたしの手を握るあなたの力の健康さよ あなたの咽喉に嵐はあるが かういふ命の瀬戸ぎはに 智恵子はもとの智恵子となり 生涯の愛を一瞬にかたむけた それからひと時 昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして あなたの機関はそれなり止まつた 写真の前に插した桜の花かげに すずしく光るレモンを今日も置かう 授業中にもかかわらず、感動のあまり固まってしまい、自分だけ別世界にワープしたように、(゚‐゚*) ホケーッ・・・としてしまったのを憶えています。 早速、「智恵子抄」を読んでさらに感動! 「知恵子の半生」を読んでからまた読むと感動倍増でした!! この頃は究極の「夫婦愛」だぁー!なんて思ってましたが、 自分も人生を重ねるごとに、これはもっともっと深い究極の「家族愛」で、旅立つ者の感謝と残される者の寂しさがあふれており、 でもそれはある意味後悔のない満足感も感じさせます。 当時は高村光太郎も智恵子抄もまったく知らず、超有名な作品である事を後になって知るのですが…((^┰^))ゞ テヘヘ 無知な人間の心をここまでえぐる作品を残せるなんてー、高村光太郎の:*:・感性:*:・に脱帽です。 やはり文学史に残る大文豪の作品は素晴らしい!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/12/19 11:24:49 AM
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