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は?? これって輪廻転生ってことか!? いやいや… なんというか… わけわからんうちに惹きこまれて、 ものすごーく違和感いっぱいの話だった。 夢と現実の狭間というか… だから、それって何!? どーしたいの? どーなるの? ?だらけで、 最後にイッキ回収。 そもそも、主人公が何者なのかわからない。 ある天才野球少年の一生を描いているのだが、 その少年に対して「おまえは」と言い、 その両親に「おまえの父親は」「おまえの母親は」という言い方をしている。 いったい誰の目線なのか。 この天才少年は生身の人間なのか? と、疑問がまず先に立った。 あぁ!最初に大きなヒントを言ってしまった。 これから読む人ごめんなさい。 ココに毎回ダントツ最下位のプロ野球チームが登場する。 そんな弱小チームにも熱烈な地元ファンがいっぱいいて、 負けても、裏切られても、応援し続ける。 しかもそれは親から子へと引き継がれ、 代々続いていくようなそんな根強いファンがいる。 どうしても阪神タイガースとダブってしまう。 ウチの実家が親の代からの阪神ファンで、 どんなに不甲斐ないゲームをしても、応援して、 曲がりなりにも優勝したこともあるから、 悪口は言いながらも、希望は捨てることができない。 だから、ココに登場する最下位チームのファンの心境は、 わかるだけに、チョット笑えた。 ふざけてるんだか、 マジなのか、 わからない小説だったな… ただ、 この伊坂幸太郎氏、とんでもなく想像力は逞しいな。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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