プラタイ～PrivateTime～

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  作家「あさのあつこ」を語る

  https://note.com/chise2021/n/nabf1bf9fbd5b​

  2022/11/16

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  センゴク外伝　桶狭間戦記

  https://note.com/chise2021/n/nd826d68eca9d​

  2022/06/25

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  イメージだけでデフォルメしたキャラクターが最高に面白い！！

  ​https://note.com/chise2021/n/n0a5088701716​

  2022/02/25

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  磯田先生の司馬史観で極めた歴史観

  ​https://note.com/chise2021/n/nb0b7ff2a79a1​

  2022/02/22

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  「童石」をめぐる奇妙な物語

  ​https://note.com/chise2021/n/n818dde4c5fb0​

  2021/12/03

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  息子たちから勧められたコミックにハマる日々

  https://note.com/chise2021/n/n890cc4b4c691

  2021/09/27

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  ｢青の祓魔師｣

  青の祓魔師　全巻セット　(1-7卷)　新書版　集英社　全巻セット 漫画　全巻 　漫画全巻　漫画　全巻　マンガ　まんが　漫画全巻セット 楽天スーパーセール青の祓魔師　全巻セット　(1-7卷)　新書版　集英社　【あす楽対応】【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】　全巻セット 漫画　全巻 　漫画全巻　漫画　全巻　マンガ　まんが　漫画全巻セット 楽天スーパーセール　【0304superP5】加藤和恵これ、ハマる！主人公が、人間と悪魔の間に生まれた子…それって、｢犬夜叉｣みたいだけど、実は｢犬夜叉｣は最後まで読みきってない。。。四魂のカケラはいつ集まるん？？いつまでおんなじ事を繰り返す？？と思って、先を考えると心が折れてしまった。高橋留美子先生の作品で、唯一、興味を維持できなかった。コレもそうならないことを祈っている。今、７巻まで読み終えて、各登場人物の背景が明らかになり、やっと本筋の盛り上がりを見せ、一気にノッてきた！絵も上手い！と思う。キャラクター自体に、独特の雰囲気をかもし出し、和洋折衷な全体の設定も魅力あるし。祓魔師ふつまし？と書いてエクソシスト。こんな風に、作中には日本語に英訳のフリガナがしてあって、わかりやすい。いやいや～続巻が楽しみだ♪近頃、漫画ばっかし読んでるな…そろそろ小説が恋しくなってはきたのだが、息子が所有している｢FAIRY TAIL｣に手をつけてしまった！！これがまた長いねん…まだ完結してないし。。。

  2012/03/08

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  「HUNTER×HUNTER　29」

  【送料無料】HUNTER×HUNTER（29）冨樫義博はぁ～面白い！！究極のサバイバル！！時々ドキっとするような残酷なシーンはあるけど、それがまたリアルにストーリーの迫力に拍車をかけている。正直、休載が多すぎて、読み続けるには心が折れそうになるが、久し振りに読むと、やっぱり惹きつけられる内容も難しくなって、ただのおばちゃんの私にはついてゆくのが必死だし、基本的には、人気漫画て、基盤は同じ？？結局、「NARUTO」「ONE PIACE」も、友情、技、練磨、成長。。。。同じなんだが、それぞれ面白い。やめられない。参考までに…作者の冨樫義博とがし よしひろ、妻は「美少女戦士セーラームーン」の作者である武内直子。それぞれ少年漫画と少女漫画を代表するほどのビッグカップル！！莫大な印税・版権収入を持つことから「二十億円カップル」と呼ばれた。二十億！？いったいどれほどのお金なのか、私のような庶民中の庶民にはまったくピンとこない。いや、今後も儲け続けるだろうから、働かなくてもいいぐらいだろうし、休載したくなるのも無理ないなぁ…

  2012/03/03

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  「キス＆ネバークライ」

  5000円以上で送料無料！【中古】afb【古本全巻セット】キス＆ネバークライ_全10巻［完結］_小川彌生_講談社_新書版_【あす楽対応】小川彌生おがわ やよいキス＆ネバークライ？？何？このタイトル！？キスと泣かない？？と思って調べてみると、競技終了後の選手とコーチが結果発表を待つ場所をキス＆クライというらしく、それを前向きな意味にする為にネバーをつけてるのかな…久し振りに読んだ女性コミック。やっぱりドップリ恋愛もの。それに、槇村さとるの真似？？と、そんな感じの始まりだったので、最初は話に入っていけなかったが、フィギュアスケートの世界でありながら、ミステリー的な事も絡んでくるので、中盤ぐらいからやっと入り込める。チョットした下ネタのギャグ的な台詞も面白い。根底に暗いミステリーがありながら、くすっと笑える所も随所にあるので、退屈はしない。ただ、恋愛？ミステリー？スポーツ？これらをミックスして、盛り上がらせ、もチョット、最後に意外性が欲しかった。最初ッから想像できるような結末だったな…とか言いながら、想像通りにならないと、それはそれで不満は出るんやろうけど。

  2012/02/26

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  「謎解きはディナーの後で」

  東川篤哉うっっそー！楽天にない！！続編の２はあっても、初作がない。なんでー！？「お嬢様はアホでございますか？」「お嬢様の目は節穴でございますか？」執事のお嬢様に対してのツッコミが面白い。フジテレビのドラマがあったが、どうせオチャラケだろうと思って見てない。原作を読んでみると、やっぱりオチャラケでまるでマンガだった。ドラマは見てなくとも、読みながら浮ぶのは、やはり、桜井翔と北川景子だが、文章の描写の通りだと、桜井ｸﾝはちょっとイメージが違う。謎解きも、レベルの高いものではなく、完全にコナンの方が面白い。でも、逆に言うと、頭使わず、スラスラ読めて、これはギャグマンガだと、見方を変えれば、それなりにおもしろい。つまり、小説だと思って読むと、駄作中の駄作　になる。序盤はチョット小バカしていたのだが、結局、夢中になって読みきってしまったのだ。実際にはありえない登場人物のバカバカしいやりとりもクセになる。続編も読んでみよう♪謎解きはディナーの後で2 

  2012/02/22

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  「やなりいなり」

  【送料無料】やなりいなり価格：1,470円（税込、送料別）畠中　恵１０週年かぁ！これでもう１１作目になるんだな…いつも通り、おもしろい！でも、あくまでもいつも通り。いつも通りの面白さには慣れてきているので、そろそろ変化がほしい。作中に、簡単な料理レシピがあり、くすっと笑える箇所はあるし、個性豊かな妖あやかしたちや、兄にいやたちと若旦那のやりとりも、相変わらずおもしろい。でも、そろそろ、根底のストーリーに大きな変化が欲しい。たとえば…若旦那がお嫁さんをもらうとか。あるいは…今までになかった妖力が若旦那につくとか。なんかこう。。。メルヘンすぎて、日本昔話みたいだ。最初の頃にはあった、ホロリとさせられる人情話も欲しい。腹違いの兄、松之介とのくだりであんなにホロッとさせれたのだから、そろそろ、また登場させてもいいのではないかな…とにかく、今のままではただのおもしろい、妖あやかしたちの童話になってしまう。もうチョット、人情捕物帖の匂いが欲しい。

  2012/02/14

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  「夢違」

  【送料無料】夢違恩田陸 いや～おもしろい！！着眼点が新鮮だな～人が眠っている間に見る夢をデータ化し、それを解析する「夢判断」という職業が存在する。そんなことが、近未来に可能か？？それだけではない。今まで見えなかったもの、いや、特定の人には見えていたかもしれないが、例えば、幽霊などのこの世のものではないものが、見えてしまう。可視化できてしまう。特にここでは、予知夢に関して展開していき、全体に、不可思議な捉えどころのない未知の世界が広がっている。だいたい、冒頭の１行目から、ぐっと引きずり込まれ、理解できない現象に、ＳＦなのか？心霊モノなのか？異次元のことなのか？と、夢と現実の判別も難しくなり、どんどん疑問がふくらんで、パンクしそうになる。読むのを止められなかった！！清水玲子の「秘密」を思い出した。これは、犯罪に関わって死亡した人の脳をデータ化するのだが、よく似た臨場感が感じられた。 　秘密 -トップ・シークレット- 10 (ジェッツコミックス) (コミックス) / 清水玲子/著価格：890円（税込、送料別）どちらも…ありえない事だと１００％言い切れない、もしかしたら実現するかも！？と、思わせる現実味があり、背筋がヒヤリとする。最後は、やや回収しきれてない感はあったが、夢がテーマなだけに、ふさわしいラストだったのではなかな～

  2012/02/12

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  ｢翁-OKINA 秘帖・源氏物語｣

  　翁-OKINA 秘帖・源氏物語 (角川文庫) (文庫) / 夢枕獏/〔著〕　夢枕獏源氏物語の番外編とも言うべきお話。とはいえ、私は源氏物語を最後まで読んでいないので、本編でこのくだりがあるかどうかは知らないのだが…陰陽師・蘆屋道満あしやどうまんと光源氏が、もののけと戦うお話で、ナカナカ面白かった。実はうんと昔に、瀬戸内 寂聴さんの｢源氏物語｣を読んで、ぜんぜん入っていけなくて、途中で断念したことがある。断っておくが、それは寂聴さんの文章にケチをつけるわけではなく、どうもこう、光源氏の人物像そのものに魅力を感じなかったし、そもそも、好いたのはれたのという、恋愛モノ一本に絞ったストーリーそのものが退屈に感じるのだ。それに比べると、これはしょっぱなの展開も、その後の流れも惹きつけるものがある。これを読むと、源氏物語にまたトライいてみようかという気になってしまう。と、思っていたら、最後のあとがきを読んでビックリした！この作者、夢枕獏ゆめまくら　ばくも、最後まで読んだことがないという。ええ！！そーなん？？この人の作風からして、当然読んで、奥の奥まで知り尽くしていると思っていた！！源氏物語って…やっぱりそんなもんなのか…歴史も好きで、陰陽師全盛のこの時代も興味ありなのに、どうしても気持ちが入っていかなかったのは、私だけではなかったと、妙に得心してしまった。

  2012/02/04

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  超最大の失敗！！！！！

  ああああああああーーー！！信じられないことをしてしまった！！１月２１日の日記を削除してしまった！！たった今、皆さんからいただいたコメント返しをして、下書きの方を削除したつもりが、更新した日記だった！！と、いうのも、私はいつも、本を読んだら、とりあえず殴り書きに近い状態で、思うままに感想を書いて下書き保存しておくのだが、そのまんま公開してしまうと、日付も古いままなので、新しい日付で、下書きからコピペして更新する。だから、下書きと更新住み日記と、ほとんど同じ内容のものができてしまう。公開後、下書きの方を削除するのだが、なんと！公開した日記の方を削除してしまった！！皆さんにせっかくいただいたコメントも消えてしまったのだ。呆然！！taroさん、Pearunさん、ゆずさん、あっきーさん、milkyway.さん 、アンちゃん、ぴろしゅけさん、まつじんさん、ひーちゃん、セイヤさん、 皆さん、申し訳ない。せっかくコメント残していただいたのに…すみませんでした。今、楽天に問い合わせ中だが、たぶん復元は不可能だろうな…あぁもうー！自分のどんくささに、ほとほと呆れてしまって、情けない…----消してしまった２１日の日記---------------------------------------------------「震災後」 【送料無料】震災後価格：1,575円（税込、送料別）福井晴敏 あの３．１１の大震災。深刻な悲惨さを改めて認識させられた。本当に悲惨なのは、目に見えたことだけではなく、人、ひとりひとりの心に負った傷。特に子供達にとっては、絶望しか見出すことができない未来となった事。今の大人たちが、どれだけ沢山のツケを子供に残してきたかをクローズアップしている。確かにな…今の子供達はかわいそう…大学出たって、まともな就職先すらなく、何を目標に今を頑張っているのか！？と思ってしまうだろう…私達が学生の頃は、日本は、豊かで未来は希望に溢れていたもん。ましては就職先など、心配のカケラもしていなかった、今回の大震災で、新たに起こった原発問題は、大きく深い課題として、未来を担う子供達に残してしまった課題だ。蔓延した経済的な課題に加え、天災とは言い切れない実質は人災である原発問題を、どう落とし前をつける？さぁ、大人たちはどう責任をとるんだ！？ 

  2012/01/23

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  「ディズニー　そうじの神様が教えてくれたこと」

  【送料無料】ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと価格：1,155円（税込、送料別）鎌田洋 昨日、なんだかんだと、行きそびれていた美容院へ行ったら、店長が、1冊の本を貸してくれた。「これ、感動もんらしいよ。読んでみる？？」と手渡された。部分パーマを当てている最中にも十分読んでしまえるぐらいの、文字も大きく、行間も広い、簡単な文章の本だった。ところが、書いてある内容は、サービス業のなんたるかを語り、いろんな人間のエピソードを物語りながら、その基本となる精神を語っている。東京ディズニーランドの閉館後の夜間清掃の方々の、仕事に対する思い入れが変わる経緯があり、単なる清掃員ではなく、ディズニーランドを舞台に例えるなら、「ゲスト」お客様をどう楽しませるかという考え方で、「キャスト」の一員としてなってゆく。私はディズニーランドも大阪のＵＳＪも、特別に好きだというわけでも、すごく興味があるわけでもないが、確かに、一歩中に入れば、道行く従業員一人一人の、気持ちのいい対応に感心したりはする。人間、モノの考え方の角度を変えるだけで、どんな事でも誇りを持って挑むことができるものかもしれない。諦めない気持ちが成功を収めるのかも知れないし、自分で限界を決めてしまっては、何も進歩しない。小学生にも十分通用する内容だが、夢見る事をなかば忘れてしまった私のような人間こそ、必要な本かもしれない。と、一冊読み終えたところで、髪型もキマッった。基本は米倉良子？と同じ髪型なのだが…後ろ部分にゆるーくパーマをあててみた。 

  2012/01/20

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  「交換殺人には向かない夜」

  【送料無料】交換殺人には向かない夜価格：680円（税込、送料別）東川篤哉 漫画。コミカル。ありえないキャラクター。ドタバタ。そういった事をふまえて、これはこれとして楽しく読める。一応は推理小説ではあるので、先が気になって読み進み、ﾁｮｯﾄ結末は、こじつけ？無理やり？感がいっぱいだが、まるでコミックを読んでいる感覚で、子供にだって楽しめる話だった。そんなアホなー！！の連続も、許してしまえるほど。ここまでのレベルになると、一部の疑いもない、完全なるノンフィクションとして、何でもありやな。と、思わずにはいられない。

  2012/01/17

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  「九月が永遠に続けば」

  【送料無料】九月が永遠に続けば沼田まほかる ２００４年ホラーサスペンス大賞作品…うーーーーーん。。。。。確かに引き込まれる。いったいどういう結末になるのか、ハテナ？のネタがいっぱいあって、それがどういうカタチでオチるのか、とてもとても気になった。が、しかーし、最後がどうもなぁ…ハテナ？がカタチになりきれていない。せっかくネタがあるのに、オチきっていない。オチないネタならいらなかったのではないかな…特に、冒頭の官能小説を思わせる？描写や、異常な性生活。。。。これが最後に重要な要因になってくるのなら、アリなのだが…ストン！としっかりオチてない。このタイトルも、なぜ？？最後に無理やりこじつけた感じだ。「後悔」とか「真実」とか、「罪」とか。。。そんな感じの言葉を含んだ方が絶対いい。登場人物のなかで、いったい誰が一番の罪を犯したか？というところがポイントであり、クローズアップされるべきところなのではないか？？こんなにミステリアスな強い引力のあるストーリーなのに、惜しい！

  2012/01/17

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  ｢花の鎖｣

  【送料無料】花の鎖湊　かなえらしくない作品だな～最後も、ハッピーエンドといえるし。眉間に皺が寄るような事もなかったし。３人の女性の別々の話が、同時進行？で始まって、いったいどこでどんな風に繋がるのか、知りたくて、夢中で読めた。途中、もしかして？？と思ってしまってから、一気に最後は真相解明。うーん。復讐の話。。。ではあるけど、湊かなえ独特のドロドロした心理描写はなかったな…後味の悪さもなく、珍しくスッキリできたし。おーっと！あんまり言うとネタバレになってしまう。とにかく３つのお話がどう繋がるかがミソ！ウッカリすると、平凡なお茶の間ドラマになってしまうような話ではあるが、構成の上手さで、こうも惹きつけられるものなんだなぁ～  

  2012/01/06

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  ｢ハーモニー｣

  【エントリーで12/19（月）10：00～12/27（火）9：59までポイント10倍以上】買いまわりセール中...価格：1,070円（税込、送料別）伊藤計劃いとうけいかくあれ…これは虐殺器官の続編だったんだ…息苦しくなるほどの究極に管理された世界。体内に健康状態を完全管理してくれる医療分子を強制的にインストールされ、ありとあらゆる行動や思考も管理され、まるで身体自体がメインコンピュータに繋がれた生活。病気もせず、痛みも苦しみも知らない、感情さえもコントロールされた世界。人は、突然の事故か、寿命意外で死ぬことも許されない。ただただ、穏やかな幸福だけに包まれた世界。人類が地球上のトップに君臨するというのはこういうことなのか？人類は神ではないし、人が侵してはならない部分ではないのか？読んでいて、鬼気迫るものがあり、もしかして実現してしまうかも？と思わせる部分もあるだけに、考えさせられる。進化もここまでくると、人が人でなくなる。この著者の伊藤計劃いとうけいかく期待の新人として脚光を浴びるも、2009年3月、34歳という若さで肺ガンのため死去。これを知ると、作者の切実な心の叫びが聞こえてくるような気がするな～

  2011/12/29

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  「陰陽師　生成り姫」

  【送料無料】陰陽師生成り姫夢枕　獏ゆめまくら　ばくなんだか最後は感動した。愛するとはどういうことか、深い意味での純粋な本質を発見したような感じ。文章は端的で無駄がなく、それでいて美しい情景を目いっぱいに表現できている。あの野村萬斎主演で映画化された原作だが、観てないので、【ポイント10倍】送料無料!!【DVD】陰陽師II野村萬斎 ［TDV-2788］【12Dec11P】２，３年前だったか、コミックを読んだことがあり、今回、原作を読みながら、頭に浮かんだのは、岡野玲子の描いたキャラクターだった。3000円以上送料無料。【中古】　陰陽師　全13巻　岡野玲子　白泉社　A5版　【完結セット】 しかし、しかし。。。なんとも幻想的で、浮世離れした世界だろう。安倍晴明。こういう呪師が存在し、陰陽道が科学として立派な学問の位置づけをされてたとは、まったく信じがたい。たとえ千年以上前の時代であっても、生身の人間であったはずだ。ひたすら想像力が長けていたのか？それとも、千年前の人は、神に近かったのか？本文中にあるとおり、水は、雨となって池になり、また川にもなる。四角い器に入れば四角く、丸い器に入れば丸く、その形を自在に変えるが、そのものの本質は何も変わらない。ただ、言えることは、過去に人間離れした術が存在しても、人の本質だけは変わらなかった。という事だ。

  2011/12/24

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  ｢クレオパトラの夢｣

  【送料無料】クレオパトラの夢恩田陸 う～ん。。。インパクトないなぁ結局、何？？て感じ。。。おねえキャラの美形男性である主人公の、自問自答のくり返しで展開していて、どうなるのか興味がわくのはわくけど、オチがこれ？？て思った。深く読むにも、登場人物も少ないし、伏線が一本だけだし、読みようがないなぁ。。。あーでもない、こーでもないで終ったよ。まるでおばちゃん同士の会話のように… 結局、危険は身近なところにある。という事が言いたかったのかな…

  2011/12/15

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  ｢よろずのことに気をつけよ｣

  【送料無料】よろずのことに気をつけよ川瀬七緒 これがミステリーの王道かもしれない。世間離れした呪術という事を中心に展開してゆくのは、昔、流行った横溝正史のような感がある。だから、ちょっと結末も現実味に欠けるところがあるにはあり、お決まりのベタな展開や、眉をひそめるような残酷なことも、呪術で片付けてしまうあたりに、昭和の匂いがする。だがしかし、実際、読んでいて、先が知りたくて知りたくて、ページをめくる手が止まらなかったのは事実。。。ドンドン話がテンポよく核心にふれていき、特に最後は急展開で、とてもじゃないけど目が離せない。それに、知らなかった呪術に関する郷土の歴史や、意外な風習に触れることができ、興味がそそられる。いま現在でも、どこかの寒村で、ひっそりとこんな呪いの風習が受け継がれているかもしれない…と思うと、背筋が寒くなる。主人公の呪術を研究する文化人類学者、ドラマ化されるなら、またキムタクが演じそうなキャラで、めったにお目にかかれない職業だけに、新鮮さはめいっぱいだ。目指せ！平成の金田一耕助！！と、言いたいところだ。シリーズ化されても面白いかも…ただし呪いに関してのネタがまだまだあればの話だが。これもまつじんトコで知った本。いつもありがとうございます♪

  2011/12/13

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  「機械じかけの神々」　上・下

  【エントリーで12/2（金）10：00～12/8（木）9：59までポイント10倍以上】【中古】ライトノベル...価格：103円（税込、送料別） 【中古】 機械じかけの神々（下）【あす楽対応】価格：251円（税込、送料別）五代ゆうこれ、すごいやん！！表紙のチャラさとは裏腹に、ものすごく充実した物語で、読み応えがあった。時代も謎。過去なのか？未来なのか？場所も謎。東洋なのか？西洋なのか？その昔、存在したであろう"妖精"の遺伝子を受けた少年の、自分の正体さえもわからない、謎だらけの旅が、とてつもなく大きな結末となる。生身の人間と機人マシーナが共存し、械獣かいじゅうたちも存在する世界。この世界はいったい誰が支配しているのか…人間でもなく機械でもない、誰にも受け入れられない孤独というものが、クローズアップされた時、事の起こりの原因がわかる。最初はホントに？？？だらけだったけど、しっかり最後は解明してくれている。こんなに面白いのに、絶版になってるみたいで、楽天ブックスにもなく、中古品しかない。図書館でも古い文庫本しかなかったし…惜しいな～こんなに想像力をかきたてられ、妄想がふくらむ物語なのに。。。読みながら、時にはスターウォーズのシーンが浮かんだり、時には天空の城ラピュタだったり。。。ＳＦ大作やん！！あ。そうそう…このお話はまるで、息子達がやってるロールプレイングゲームの世界みたいだ。ゼルダの伝説のシーンも浮かんだ。今、ちょうど試験も終って、ゼルダのスカイウォードソードに夢中やし… 【Joshinは平成20/22年度製品安全対策優良企業 連続受賞・プライバシーマーク取得企業】送料0 ...価格：5,980円（税込、送料込）う～ん…てことは、ゲームにハマる息子らの気持ちもわからなくもないなぁ…   

  2011/12/10

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  「ナルト」５７，５８巻

  【送料無料】NARUTO（巻ノ57） 【送料無料】NARUTO（巻ノ58）第四次忍界対戦が始まって、やっとナルトが参戦！！穢土転生えどてんせいの術で、過去の様々な最強忍者を蘇らせ、忍連合軍に立ちはだかる。今までのオールスター対戦のようだ。…という事は、もうクライマックス？？ナルトも九尾のチャクラをほぼコントロールしつつあるし。このまま、きれいにスッキリ終るか？それとも、まだ往生際悪く新しい話をスタートさせるか？？アニメの方は、原作にはない話を織り込んで、時間稼ぎしているようだが…私としては、このままスッキリ終って、登場人物の番外編なんかをやってほしいな…イタチとか、ジライヤとか…はたまたツナデとか…別の角度から、このストーリーを見てみたい気がする。さてさて、この穢土転生えどてんせいの術。もしも、自分が使えたなら、誰を蘇らせたい？？坂本龍馬、織田信長、北の政所、伊達政宗、土方歳三、ｲﾔｲﾔ、マリリン・モンローにも！う～ん。。。いっぱいいすぎて、まとまらない。そうだ！司馬遼太郎氏も会ってみたい！！彼らに事の真相を聞きたいし、だいたい、現代の世の中を見せたら、彼らはどんな顔するだろう…技術進歩や、腐った政界、原子力問題…いったい、どんな意見が聞けるだろう…ナルトから、またまた、妄想三昧してしまった。。。

  2011/12/04

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  「グラウンドの空」

  【送料無料】グラウンドの空価格：1,365円（税込、送料別）あさのあつこ地方大会決勝戦。最終回裏ツーアウト。ランナー無し。バッターが打ち損じたキャッチャーフライを紺碧の空を見ながら、ガッツリ捕って、勝利を実感する。結果のネタバレから始まる。作者が語りたかったのは、ここまでくるキッカケになった出来事で、キャッチャーとピッチャーの運命的な出会いを描いている。巧みな筆致で、田舎の風景と季節を描き、単純明快な少年と、心に傷を負ったナイーブな少年との出会いを、よりいっそう引き立たせ、美しい形になっている。会社倒産、夜逃げ、落ちぶれた旧家…どんどん廃れてゆく町を舞台に、そこに住む人々の苦悩を描きながら、それでも、住み続ける人々の前向きな姿勢をクローズアップする。廃校寸前？みたいなド田舎の中学校に通う少年の、真に野球をしたいという強い気持ちが、やがて夢に向かって回りも固まっていく。若くて、青いが、ブレない、シンプルな目標が、みんなのエネルギーをひとつにする。薄めの本だし、行間も空いていて、一つ一つの文章も短く、スグに読めてしまうけど、その小さなスペースにピンポイントで、凝縮された作品だと思う。シンプルで素直な筋書きだけど、なんか、最後は心洗われるような、すがすがしさでいっぱいになる作品だった。バッテリーとかぶる？とは思うけど、これはこれでまた違う。しかし、あさのさん、野球好き？実はキャッチャー好き？もしかして少年好き？？それらに愛情がなければ書けない作品だと思った。

  2011/11/29

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  「天狗風」

  【送料無料】天狗風価格：820円（税込、送料別）宮部　みゆきう～ん…どうしたかったんだろう…ファンタジー？捕物帖？霊感話？なんか結局、そこに持っていくのかよー！というのが、第一の感想。もうちょっと意外性のある結末が欲しかった。お初のシリーズの続編で、根底にあるストーリーはほのぼのしていいのだが、惜しいところだ。本自体も分厚くて、多くの伏線を作ったわりには、最後はもひとつだった。宮部さんの作品は当たりハズレがおおきいな…   

  2011/11/29

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  「サヴァイヴ」

  【送料無料】サヴァイヴ価格：1,470円（税込、送料別）近藤史恵えええええー！！これって、続編あるよね！？思わず、本に問いかけてしまった。全体的には、とても面白く、過去の出来事や事の起こりを、主人公を変えて、語っていて、視点が変わることによって、新鮮な見方ができ、人それぞれの考え方、感じ方が、人生そのものの教訓になるように思えて深くうなずける時もある。しかし、しかし、、、、、こんな尻切れトンボの終わり方はないやろぉ…もうちょっとスッキリ終わってほしかったな～だから？結局どんなん？？？もしかして、私の読みが浅かったのかな～このタイトルの意味はうなずけるけどね。サヴァイブ（survive）＝生き残るまさに、サイクルロードレースのプロ選手として、いろんな思惑や考え方をもった選手たちの、いろんな欲がうずまき、生き残るにはどうしたらいいか、いったい何をもって勝ちなのか、奥の深いところは衝いてたな～この本、図書館で予約して３ヶ月待ったよ～人気あるんだな…前までのあらすじを忘れかけてしまっていた…

  2011/11/23

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  「陽気なギャングの日常と襲撃」

  【送料無料】陽気なギャングの日常と襲撃伊坂幸太郎 しまった！！これは続編だったんだー！！だいたいこの本の続編が出てることも知らなかったので、この２冊が別々の本だとも思わなかった…安易に図書館で手に取り、借りてきた。順番間違えたな～マ、しかし。。。面白く読めた。最初は細切れの話が続くので、これはどういう方向に話が行くのかナカナカよめなかったけど、それらを少しずつ関連付かせ、果てはシッカリと繋ぎ合わせる。個人プレーを強固な団体戦にもっていき、大きな事に挑戦する。みたいな構成。だから、最初の細切れ話がとても重要になってくる。また、登場人物がバカバカしいほど個性的だから感心する。結局は強盗のお話なんだけど、最後は欲があるんだか、ないんだか、人がいいんだか、悪いんだか、よくわからないような不思議さを表しつつも、スッキリ気持ちよく終ってるのが良かったな～伊坂幸太郎の作品は、ドタバタしてて一見まとまりがなさそうだけど、そのドタバタにもちゃんと意味があって、結局はしっかりスッキリまとめてくれるんだな…伏線のばら撒き方がうまい！順序が逆になったけど、これも読んでみよう♪【送料無料】陽気なギャングが地球を回す

  2011/11/20

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  「フィッシュストーリー」

  【送料無料】フィッシュストーリー伊坂幸太郎４編の作品集。どれもこれも、いやいや…伊坂幸太郎氏の小説に登場する人物はみんなキャラクターが、ハイレベルな個性を放つ！最後の「ポテチ」では、思わず声をあげて笑ってしまった。そうそう。全部そう…笑えるほど奇想天外な言動があり、展開があり。でも、言わんとするところは深い。表題作の「フィッシュストーリー」は、過去と現在と未来が意味があって繋がっていて、一見バカバカしいような話でも、時空を飛び越えたメッセージ性がある。映画化もされていて、私は観ていないのだが、予告編を観た限りでは、原作とは違う。舞台は飛行機なのがフェリーだったり、ＯＬが女子高生だったり、そして、肝心な結末も違うような感じ。それはそれとして、映画として面白くまとめてあるんだうか…【送料無料】フィッシュストーリー作中に書いてあったのだが、「フィッシュストーリー」の意味はホラ話だそうだ。えぇ！そーなん！？では？？？この話はそういう事？なんか、バカバカしくて軽いようだけど、深いなぁ…

  2011/11/09

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  「お腹召しませ｣

  【送料無料】お腹召しませ浅田次郎幕末から明治初期にかけての時代を生きる武士たちのお話。６話あるが、すべて著者が現代の何気ない事をヒントに想像して創り上げた話。だから、史実にはない完全なフィクションなのだが、これがなかなか面白い。真実味があり、おそらく裏ではこういう事もあっただろうと思える。これは、やはり浅田氏が、いろんな資料に目を通し、ここまでの想像を巡らせるだけの基礎知識が十分にあるのがわかる。自分の先祖にも思いを馳せて、時代を飛び越え、まんざら現代人となんら変わらないヒューマンドラマとなっている。上手いよ。やっぱり

  2011/11/08

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  「あるキング」

  【送料無料】あるキング価格：1,260円（税込、送料別）伊坂幸太郎(いさかこうたろう)は？？これって輪廻転生ってことか！？いやいや…なんというか…わけわからんうちに惹きこまれて、ものすごーく違和感いっぱいの話だった。夢と現実の狭間というか…だから、それって何！？どーしたいの？どーなるの？？ハテナだらけで、最後にイッキ回収。そもそも、主人公が何者なのかわからない。ある天才野球少年の一生を描いているのだが、その少年に対して｢おまえは｣と言い、その両親に｢おまえの父親は｣｢おまえの母親は｣という言い方をしている。いったい誰の目線なのか。この天才少年は生身の人間なのか？と、疑問がまず先に立った。あぁ！最初に大きなヒントを言ってしまった。これから読む人ごめんなさい。ココに毎回ダントツ最下位のプロ野球チームが登場する。そんな弱小チームにも熱烈な地元ファンがいっぱいいて、負けても、裏切られても、応援し続ける。しかもそれは親から子へと引き継がれ、代々続いていくようなそんな根強いファンがいる。どうしても阪神タイガースとダブってしまう。ウチの実家が親の代からの阪神ファンで、どんなに不甲斐ないゲームをしても、応援して、曲がりなりにも優勝したこともあるから、悪口は言いながらも、希望は捨てることができない。だから、ココに登場する最下位チームのファンの心境は、わかるだけに、ﾁｮｯﾄ笑えた。ふざけてるんだか、マジなのか、わからない小説だったな…ただ、この伊坂幸太郎氏、とんでもなく想像力は逞しいな。。。

  2011/11/01

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  ｢嘘｣

  【送料無料】嘘価格：1,680円（税込、送料別）感動もんやん！！これもまた八日目の蝉のような究極の母性愛の話。それに加えて、家族とは何かを奥深く考えさせられる。認知症の父親。子供の死。虐待。友情。それらに触れながら、子に対する親の愛情が浮き彫りになり、家族のカタチになってゆく。認知症は恐ろしい。だんだん自己がなくなってゆくのを自分でわかる初期の頃は残酷で、不安と恐怖で、さらに精神不安定になる。ここではその病状の進行ぐあいが書かれていて、ゾットした。自分がなる事を想像しただけで、恐ろしい。親から、虐待を受け続けた子の心理は？？血のつながりはいったい何なのか？読み始めて、ストーリーが動き始めると、これって…ハッピーエンド！？気になるのはその一点！！ハッピーエンドになって欲しいと、願ってしまう。起・承・転・結の転のところで、衝撃を受け、どーうなるのか、どうしても早く知りたくて、一気に最後まで読まずにはいられない。ﾁｮｯﾄ意外な最後に、おぉぉ！そうでしたか。そうきましたか。。。と思った。『嘘も方便』ってことだと、納得した。

  2011/10/31

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  ｢ガールズ・ストーリー」

  【送料無料】ガールズ・ストーリー価格：1,680円（税込、送料別）図書館に陳列してあると、背表紙しか見えないので、ベタなタイトルだぁ…どうせ、チャラい女の子の現代小説だろうと思っていた。手にとって、表紙を見てギョッ！っとした。れっきとした時代小説。　江戸捕物帖。宮部みゆきのお初シリーズみたいな感じ。またもや、主人公は１６歳！なんか前回の手塚氏といい、こんなに１６歳がシッカリしているものかな…少なくともウチにいる身近な１６歳は、かなり子供っぽいけど。。。笑えるところあり、シリアスありでナカナカおもしろい。あさのあつこは時代小説のほうがおもしろいかも。文章の完結さと、謎をチラつかせながらの描写はうまいし、弥勒の月も夜叉桜も、私は好きだな～続編がありそうな気配だ。主要人物の謎が解明されてないし、話のベースがありながら、いろんな事件を解決してゆくようなパターンでシリーズ化するか！？期待してしまうな～

  2011/10/28

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  ｢一瞬の風になれ｣

  【送料無料】一瞬の風になれ（第1部） 【送料無料】一瞬の風になれ（第2部）【送料無料】一瞬の風になれ（第3部）ぴろしゅけさんに薦められて、初めてのジャンルに挑戦！走ることが大好きな高校生のスッキリ爽やかな青春小説。陸上ブログを読んでいるような、素人臭い文面だが、本音がストレートに書かれていて、いつしか引き込まれていく。スブリンターとしての素質を持って生まれた幼なじみと、サッカー選手として資質溢れる兄を持ち、主人公の、尊敬しながらも苦悩する心の葛藤に共感しながらも、あえて、持って生まれた才能に努力でチャレンジする姿に、思わずエールを送りたくなる。ここで、くさらず、身近な才能を糧にして成長してゆく姿に目を離せない。一心不乱に、インターハイ出場というひとつの目標に向かってゆく姿は、すがすがしく、心洗われるものがある。どうしても同い年であるウチの長男とダブり、こんな風に前向きに、ひとつの目標に向かって邁進してくれたらなー。と、親の勝手な思いがムラムラと込み上げてくるほどの、理想過ぎるほどの理想の高校生ではないか？欲を言えば、あとひとつ違う伏線、違う世界があって、角度を変えて主人公を見る叙述があれば、感動は倍増したかもしれない。とはいえ、一日１冊のペースで一気に読み上げてしまうほど、引き込まれてしまったのは、主人公の成長があまりにも気になったからだろうね…初めて知ったよ！タダ走るだけだと思っていた陸上が、こんなに奥深いとは！１００ｍ走ひとつとっても、微妙なタイミングと、駆け引きがあり、その短い時間に、いろんなドラマがあるんだな。それに、完全に個人スポーツだと思っていたが、陸上と言うのは立派なチームスポーツで、みんなと心が通い合って、初めて結果が出る。特にリレーには感動した。確かに、運動会で見るリレーに、よその子であってもなぜか感動するが、その訳がわかったような気がする。

  2011/10/18

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  「小さいおうち」

  【送料無料】小さいおうち中島京子 タイトルから、想像すると、メルヘンチックなストーリーかとおもいきや、意外な内容にビックリ！ある老婆が自分の若い頃の女中奉公時代に、もっとも記憶に残る思い出話をノートに書き綴り、それを孫が時々読み、対話する。「おしん」のような形式！？昭和の生活…というより、戦争前後の情勢変化や、生活の、変化が、女中からの目線で解りやすく書かれている。戦前の豊かで華やかな時代。昭和１５年に予定されていた「東京オリンピック」も中止。会戦から、敗戦・・。そしてまさかの結末。持ってしまった重大な秘密のために、一生、後悔することになる。最大の秘密をこのノートには書かず、彼女の死後、孫が調べて、いろいろな事が繋がっていくのだが、やはり肝心なところは憶測するしかない。えぇー！嫉妬やったん！？というのが私の素直な感想第一声。。。男女間の恋愛感情は当たり前やけど、ここに女同士のそれに似た感情があったわけ！？うぅ～む…これはかなり、余韻の残る作品だ。

  2011/10/11

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  もう一度「スラムダンク」

  やっぱり「スラムダンク」はいいわ！！１巻から３１巻まで、ゆっくり読み直した。 いつしか、どっぷりハマって、 やっぱりこのシーンになると…桜木と流川のハイタッチ！！桜木の凄まじいプレイの連続に、心打たれ、このシーンの時には、涙があふれて絵がかすむ。個人個人の努力や、思いが報われる瞬間だ。このマンガのいいところは、肝心かなめのシーンの時に何も台詞がないところなんやね。台詞がないから、無声状態で究極の集中力が表現されてる。ほんの数秒の出来事がクローズアップされて、感動が込み上げてくる。不思議なんだな～ププッっと笑ってるうちに、気がついたら泣けてくる…そんなマンガだ。押入れから探し当てて読んだ甲斐があった。これは処分せずに、また大切にしまっておこうっと　 こんなの見つけて、まだ余韻にひたってるあぁスポーツはいいバスケもサッカーも野球も、とくにチームプレイは最高

  2011/10/09

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  お初！司馬遼太郎記念館！！

  最近、しばりょうのエッセイばっかり読んでいて、かなり感化され、たまらなくなって、昨日、司馬遼太郎記念館へ行って来た！過去、今までに何度、しばりょうの世界にハマっただろう…緑、緑、緑いっぱい！！一見、乱雑なようだけど、キッチリと手入れされていて、森の小路を歩いているような…そんな錯覚にとらわれるほどの自然な庭が気持ちいい♪｢竜馬がゆく｣を読んだ時は竜馬に。｢新撰組血風録｣を読んだ時は新撰組に。｢国盗り物語｣を読んだ時は道三、信長に。｢韃靼疾風録｣を読んだ時には清朝を築いた女真族に。｢梟の城｣では忍者に。それぞれ、夢中になった。安藤忠雄氏による建物は、すばらしく洗練されてて美しい。中に入ってビックリ！あまりの本の量に圧倒される。下から上まで、右から左まで、高さ１１メートルの空間を埋め尽くした本棚は、知ってはいたものの、実際に目にすると溜息がもれる。直筆の原稿や色紙も展示されていて、味のあるしばりょうの文字を眺めていると、司馬遼太郎は今も存在していると、強く感じる。こんな膨大な資料の中から、必要な単語や事柄を拾い集めて、名作が誕生したんだと思うと、感無量だ。ホールで上映されていた・司馬遼太郎と城を歩く―五稜郭、・時空の旅人　２種類の映像もバッチリ観て、受付カウンターで、２種類の冊子を購入し大満足で出てきた。ハッキリ言って、ここはしばりょうに何の興味もなく、作品を読んだこともない人にとっては、面白くも何ともないだろーな…さてランチはアリオ内にある｢はーべすと｣で。ヘルシーな素材を使ったバイキング。今日、同行してくれたママ友のＭさん。私の友人の中では、珍しく歴史好きの本好き。二人で、思いっきりマニアック？な話題に花が咲き、とても楽しい時間を過ごす事ができた。なかなかいないんだな…歴史の話を思いっきり語り合える人。～たいがいのひと、特に女の人は、ドン引きされることがままあるので、普段はあんまり熱くは語らないようにしてる～だから、今日は思いっきり、あーだこーだと歴史三昧の会話ができたので、ものすごーく充実してた今度は、京都にでも行こう！と二人で意気投合した♪これから及ばずながら、手近なところから少しずつ歴史紀行して行きたいな～と思っている。

  2011/10/07

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  司馬遼太郎の無駄話

  【送料無料】司馬遼太郎が考えたこと（3（1964．10～1968．） 【送料無料】司馬遼太郎が考えたこと（4（1968．9～1970．2）しばりょうはれっきとした時代小説家であり、膨大な歴史資料をエサにして、果てしなく空想にふけり、それを文章にすることが本職だ。だから、エッセイは苦手であったらしく、構えて書こうとはしなかったそうだ。このシリーズは新潮社の人間が、チョットした雑誌に載せた批評や、新聞に載せた日頃譚を、執念で集めたものだ。しばりょうはただの無駄話だと言っている。私にとってはその無駄話は宝の山で、歴史をあらゆる角度から見据え、分析し、日本人と言うものが、どういう流れで、どう変化し、どう選択し、どう決断してきたかが、見事に辻褄を合わせて書き上げている。さまざまのこぼれ話は、断片的ではあるが、何冊か読み進めていくと、別々の事柄がピッタリとパズルのようにはまってくる。膨大な資料に目を通したからこそ、歴史を考察し、批判し、断言できのではないか。常に、日本人とは何か　を問うていたように思う。日本人としての誇り　を思い出させてくれる。もし、しばりょうが生きていたら、今の日本をどう捉えただろうか…おもいっきり、批評してほしい！！首相がコロコロ変わる今の政治をどう見るだろうか？東電の問題は！？思いっきりメスを入れてもらいたい。きっと、日本史の変遷をふまえて、的確な意見が聞けるかもしれない。

  2011/10/04

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  スラムダンクのモデル写真

  偶然見つけたー！！あの名作「スラムダンク」のそっくりの写真。たまたま、同じ写真をみつけたのか、それともコレを見て描いたのか？？これ見て描いたとしても、すごい！！この時代から、躍動感あるデッサンに感心したが、今はもっと進化してる。もうこうなったら、絵画だ！うう…またスラムダンク読みたくなった。クローゼットの中をあさってみよう… 送料無料！ポイント7倍！！【漫画】スラムダンク SLAM DUNK 全巻セット(1-31巻　全巻) / 漫画全...価格：12,710円（税込、送料込）

  2011/09/27

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  ｢司馬遼太郎が考えたこと　２｣

  ｢司馬遼太郎が考えたこと　２｣　司馬遼太郎サイクルロードレースのお話『サクリファイス』⇒『エデン』と読了し、最後の『サヴァイヴ』が貸し出し中のため、なかなか順番が回ってこないので、尊敬する作家、司馬遼太郎氏のエッセイ集を借りてみた。１は以前に読んだので、今度は２。やっぱ。おもしろいわー！サクサク読めてしまう。これは、ちょうど私が生まれた頃の1961～1964年、日本が高度経済成長時であり、東京オリンピックで沸き立っている頃に書かれたエッセイ集。何気ない生活のひとこまや、その時代の背景。そして、『梟の城』『新選組血風録』『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』などの、有名な長編小説を書くにあたり、しばりょうがどのように資料を集め、どのような構想を抱き、どのように歴史上の人物と向き合ったかが、本音で書かれていて、それら、日本文学史に残る秀作の原点を知ることができる。しばりょうの博識さに驚嘆し、そして、自分の足で実際の土地に赴き、資料供給している事に驚いた。昨日、3巻目を借りようと、張り切って図書館へ行ったら、貸し出し中だった。なんと！こんなマニアックな本を読んでいる人がいる！！だって、いつも図書館に並んでいたから、いつでも借りることができると、安心していた…しばりょうのファンは大勢いるだろうけど、それの大半は彼の小説のファンであって、彼そのもの痕跡をたどろうという人がいる事にビックリした。昨日、借りることができなくて残念だったのだが、その反面、私と同じ趣味の人が近くにいると思うと、なんだか嬉しくなった。この本自体が私にとっての大切な資料。内容のひとつひとつに心に残る事柄を、自身の感想を添えて、これからもちょくちょくブログに書き綴っていこうと思う。

  2011/09/14

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  「エデン」

  「エデン」　近藤史恵「サクリファイス」の続編。今度の舞台は日本ではなく、世界最高峰のツール・ド・フランス。人間の心の葛藤が細かく描写されていて、揺れ動く気持ちがどちらに傾くか…それが気になって引き込まれる。前作みたいなサスペンス性はなく、世界レベルの駆け引きの中でのレース展開が人間の深い心理を衝きながら進むので、ジワジワとおもしろい。勝ちたい。勝たせたい。上へ、さらに上へと上りたい。みんな、それを切望し、超過酷なレースに挑む。サイクルロードレースって、こんなに面白そうで、ヨーロッパでは歴史ある人気スポーツなのに、日本では中継すらないな…それが今は不思議に思える。エデン＝楽園うーん…誰にとっての楽園？？いや、みんな楽園を目指しているということか？？それとも、この過酷で厳しいプロの世界こそが、自分達とっての楽園なんだろうか…今回は、ﾁｮｯﾄ解釈に困る。奥深い…まつじんさんはどう思った？？ひーちゃん、ぴろしゅけさん、読んだら是非感想聞かせてね。この次の「サブァイヴ」は只今、図書館で順番待ち。早く読みたいな～ 

  2011/09/02

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  「サクリファイス」

  「サクリファイス」  近藤史恵初めて見るサイクルロードレースの世界。私にとっては新鮮で刺激があり、驚きの連続だった。自転車といえば、ママチャリしか知らないレベルだったので、こんなに奥深く、伝統あるプロスポーツだとは思わなかった。サッカーや野球と同じで、個人プレーでありながら、チームプレーであり、勝つために、チームが一丸となって取り組む。しかし、そこには個人の思惑も渦巻き、夢と嫉妬と羨望でまみれた世界がある。そんな厳しいプロスポーツの世界で、｢勝利は自分だけのものじゃないんだ｣という、本来のスポーツマンらしい精神も語っている。個人の欲か、チームの輪か、その間で、揺れ動く心理がおもしろい。単なるスポーツ小説ではない。結局はミステリーだ。冒頭からギョッ!とする状況があり、最初から先が知りたくてたまらなくなりイッキ読みできてしまう。最後の真実には｢えぇ！｣っと思わず固まってしまったが、サクリファイス=生贄というタイトルの意味に思わず頷いてしまった。これには続編があと2冊ある。どういう展開になるかとっても楽しみ～♪ まつじんさん、私、どうやらこれもハマッたわ。。。

  2011/08/26

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  「小暮写真館」

  「小暮写真館」宮部みゆきなんか、タイトル見ただけで、読む意欲が湧かず、まったく興味がなかったのだが…ママ友のすまちゃんが、「これめっちゃおもしろかった♪　ナカナカの展開やったし。あまりの分厚さにﾁｮｯﾄひくけど、ねーちゃんにも読んで欲しいな～」と、力説して薦められて、それから、３ヶ月は経っただろうか…図書館行くと、たまたまあったので、借りてみた。へぇ～！宮部みゆきはこんなのも書けるのか！？いつものノリとちゃうちゃう。そう…伊坂幸太郎のノリ！！そのノリを保ちながら、本来の実力ともいえる複数の伏線を放って、ウッカリすると単調になってしまいそうなホームドラマを退屈しないで、完読できる。心霊写真…子供の病死…幽霊…人の生きた歴史…親戚付き合い…高校生生活…友達…親子…夫婦…兄弟…そして、家族。ほのぼのしてて、笑わせながら、胸がキュンとなり、涙がにじむ。ただね…主人公は高校生で、ものすごーくシッカリしてる！！！ネタバレになるが、この子が最後に放つ言葉は、胸がスッキリするんだな～ウチの長男ぐらいなのだが、とても信じられない…というか、今時の高校生がこんなに人情厚く、人を思いやれるものだろうか…？？？すまちゃんの言うとおり、メッチャ分厚い。４話構成なので、２話ずつ上・下巻に分けても良かったのではないかな…重たくて、肩が凝ったよ。

  2011/08/22

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  「ONE　PIECE（巻63）」

  ONE　PIECE（巻63）尾田栄一郎 あの大戦争から２年。それぞれがさらにパワーアップして再会し、ルフィたちは魚人島へ！！そこで知ったのは、根深い差別と偏見！！…と、また新たなストーリーが始まった…エースや白ひげを失くすというひっくり返るほど大きなヤマを越えて…エースとの幼い頃のエピソードに胸キュンもし、また、新しく！？？いったいどこまでつづく？？尾田さんはもしかして１００巻目指してる！？まぁ、おもしろいからいいけど…なんか、ルフィの出生に大きなどんでん返しの新事実がありそうに思うんだけど…これはまた、イロイロ紆余曲折したあとやね…

  2011/08/17

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  ｢NO．6（＃9）｣　

  ｢NO．6（＃9）｣　あさのあつこえぇーー！！これで終わり！？確かに、ネズミの正体は解明し、悪の組織に打ち勝ったけど…なんてゆうか…綺麗に終わりすぎてるというか。待ちに待った最終巻で、最初ッから目の離せない展開で、イッキ読みせずにはいられなかった内容だが、もうちょっとなんか…アッ！！と驚く大どんでん返しがあっても良かっただろうに…それに。。。そもそも。。。。紫苑のことが謎のまま。。。。。なかなか次が出ないこのシリーズを辛抱強く待って完読した一ファンとしては、番外編でも出して欲しい…NO.6 ＃8までの感想

  2011/08/15

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  ｢ハッピー・リタイアメント｣

  ｢ハッピー・リタイアメント｣　浅田次郎一言で言えば、"天下り"の実情をドタバタコメディとして描いたスッキリした作品。前半は、国民の血税を貪る天下り役人に腹が立ずにはいられない内容だが、後半、意外な、というか正当な展開となり、結末がよめるにもかかわらず、想像した結末をどのように表すのか、それを見たくて、一気に読んでしまった。５０半ばのオッサン達の天下りに甘んじることの無い姿勢には胸がすく。世の中の矛盾をコメディタッチで風刺し、本当の理想の人生そのものとは、どういうものか。と、深読みすればそういう事だな。この本で学んだこと。｢世の中はまんざら不公平ではない。｣このお話の中ではやはりそう思うが、実際の、少なくとも私の生きている世の中は、やっぱり不公平やろ…と、すぐに現実に返ってしまうのは、歳のせい？？

  2011/08/02

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  「はむ・はたる」

  「はむ・はたる」　西條奈加さいじょう　なかこれ、シリーズ化したらいいのに。読み終えて、まず思った。人情タップリの捕物長。しかも子供たちが中心となっている。そこに、回りの大人たちの思惑やら、情けやらが絡まって、実にいい雰囲気を醸しだしている。純粋に、この子供たちの成長が見たい！と思った。今後の展開しだいでは、しゃばけシリーズや御宿かわせみシリーズと、立派に張り合っていけるのではないか！？？コレもまつじんさんに教えてもらった本で、初めて読む作家。西條奈加さいじょう　なかは、1964年北海道生まれ。時代小説を得意とするようで、この一冊も、女性っぽい「甘口時代物」って感じで、ホロリとする人情も文章の影にチラホラ見え隠れする。他の作品も是非読んでみたい。

  2011/07/23

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  「レベル７」

  「レベル７セブン」　宮部みゆき謎だらけ。記憶喪失の男女。行方不明の少女。権力ある医者。過去の極悪事件。レベル７って何？などなど…謎だらけでストーリは始まる。たくさんの伏線を張り巡らし、最後に一気に回収する。という、完全な宮部ワールドだった。ただ、途中で結末が読めてしまう。とはいえ、ソコは宮部みゆき。二転三転して、飽きさせない要素はいっぱいあるが、もうﾁｮｯﾄ違う結末を期待していたのだが…私の読んだ本の最後に、1990年印刷となっている。21年も前の作品なのだ。それから、さらにパワーアップしていったな…と思う。リアルに考えれば、本当に怖い話なのだが、怖さからいうちと、ダンゼン模倣犯のほうが怖い。呪いや幽霊話よりも、こういう生身の人間が引き起こす事件の方がよっぽど怖い…

  2011/07/19

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  ｢バツリスト｣

  ｢バツリスト｣　蒼井上鷹あおいうえたか本当に何気なく、全くの偶然の通りすがりに、図書館で手にとって借りた本なのだが、これが意外にも面白く、イッキ読みしてしまった。ある友人同士の手紙のやりとりから始まり、最初はﾅｶﾅｶ話が見えてこないので、なおの事、引きずり込まれる。バカバカしいやりとりに、(￣ｍ￣〃）ぷぷっ！っとふきだしながら、それでいて、事の真相が気なってドンドン読み進んでしまう。独特のユーモアを織り交ぜながら、実はちゃんと推理ミステリー！！ん？？そうそう！伊坂幸太郎のパターンと似てるかな～カッコワルイのかカッコイイのかわからない路線の登場人物たち。ﾁｮｯﾄだけネタバレすると、ある老人の復讐を数人の若者がチームを組んで、手助け(実は阻止)する話。何の見返りもないし、得もないのに。そのキッカケもまた奇妙。ただ、ここまで誠心誠意"復讐"のお手伝いができたのか…その決定的な理由がなかったのがマイナス要素。最後にインパクトのある"言い訳"を期待してたのになぁ…蒼井 上鷹あおい うえたか1968年生まれで、2004年に、第26回小説推理新人賞を受賞してデビュー。てことは、今年４３歳。伊坂氏より３才年上で、歳も近い。この二人、読み比べるのもおもしろそー♪この独特のセンス、なかなかいいよ！！

  2011/07/14

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  「神々の午睡」

  「神々の午睡うたたね」　あさのあつこ世界は全て、神々の力で成り立っているという神話。でも、そこに登場する神たちは、著者の描いた独特の個性を放ち、とても身近に感じるぐらい人間っぽい。決して、堅苦しくなく、失敗もし、情も持ち、とても、人間らしい神様達。なんか…この世の成り立ちや在り方。みたいな基盤になる事を考えさせられたな…ただ、もうちょっとこの神々の事を知りたい。特にイケメンの死の神グドミアノが気になるし、リュイがその後、どうなるのか、知りたいな…シリーズ化してもいいかもね。とても柔らかく優しい文章なので、子供にもOK!!夏休みの読書に最適かも…ウチの息子たちは読まないだろうけど…

  2011/07/11

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