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うちの「ちょっと気になる子」

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2005.08.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は暑かった。信じられないくらい、暑かった。
体操の後、買い物に行った。
体操で疲れたケイは、ちょっと眠くもなっていたようだった。
私が見たいところに行きたがらず、ちょっとーちょっとーっと手を引っ張る。
私が荷物を持っているのにもかまわず(そんなこと、かまったことはないけど)
だっこを要求する。あっちーこっちーとひきまわす。
私もちょっとイライラしていた。

ネネが、ぐずるケイの顔を覗き込み、こっちに行きたいの?と尋ねた。
ケイが、黙ってネネを押した。よろけたネネが、展示してあった商品にぶつ
かった。
商品がいくつか床に落ちた。

…次の瞬間、私はケイの顔を叩いていた。
叩いたらいけない、って思ったかもしれない。思わなかったかな。
とっさにできたのは、力の加減をすること。
多分、叩かれた痛みとしては、たいしたことがなかったであろうくらいに。

ケイは泣いた。泣きながら、ネネをまた押して、ネネも泣いた。
なんだかもうめちゃめちゃになった。

…商品を拾った後、トイレに行ったり、買い物をしなおしたり、
いろいろあって落ち着いたら、二人ともけろっとしていた。

------------
でも、帰宅後の姉弟喧嘩のとき、ケイがネネの顔を叩いていた。
(いままではなかったこと!)
ネネはやられて、また泣いていた。

お姉ちゃんは優しくしてくれたのに(ケイにとっては余計なこと
でも)、乱暴してはいけません。
これが、私がケイを叩いた理由。
だけど、直後ケイはまたネネに「乱暴」していたし、叩くという技を
喧嘩にも早速使っていた。よかったことなんて何もなかった。
私の理屈も、気持ちも、ケイには全然伝わらなかったし、ネネも
余計に痛い思いをしただけだった。

「教育的指導」で体罰を使えるほど冷静な人間でないことは自分でも
よく知っているので、私は学校現場でも家庭でも「体罰」反対派です。
…それでもこうやって出ちゃうんだからね…。未熟な母でごめんよ。
とっさに出てしまうほどレベルの低い(と私は思う)行動だからこそ、
それを正統化させるような「体罰」はダメだと思う訳なんですが。

ケイの柔らかいほっぺたの「ぺちん」という感覚がまだ残っている。
もう気にしていない…ように見えるけど…きっと覚えているんだろうな。

今日はとても疲れました…。





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最終更新日  2005.08.06 00:42:42



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