目が霞む
ここ2カ月ほど、右目が霞む感じがずっとしています。生活には問題ないレベルですが、仕事には大いに支障をきたしています。この傾向はもう数年前から現れていて、軽い白内障と自覚はしていました。これまでも検眼を受ける度、検眼にはもれなく検査と診察がついており、白内障が入ってきてはいるけれど、今のところ特に問題ないレベルと診断されてていました。でも、この頃急に、朝、仕事場に向かう時、世界が眩しいと感じるようになってきたのです。白内障以外の病気も出たのだといやだと思いましたが、調べてみると、これもやはり典型的な白内障の症状のひとつのようでした。白内障は、目の水晶体(レンズ)が加齢などによって濁る病気ですが、その濁り方によって様々な症状が出るとか。例えば、視界が全体的にかすむ、これは知っていましたが、他にも、・視力が低下する ・光をまぶしく感じる ・暗いときと明るいときで見え方が違うなど、最近のわたしにはどれも心当たりがあります。半年ほど前の検眼の際にも、医師に軽い白内障とは言われていたのですが、ここにきて急に進んだのかもしれません。わたしはもともと強度の近視で、最近はそこに老眼が入って来たので、見える範囲がどんどん狭くなり、視力は、ますます信用ならないものになってきていました。先日やめてもらったパートさんを雇用したのも、わたしの目が事務には耐えられても、検査業務には耐えられなくなる時期がそう遠くないうちに来るだろうと予想できたから、視力が良く、疲れない元気な目の持ち主を期待してのことでした。でも、目に関しては期待通りだったのに、それ以外は全部期待外れで、すっかり疲れ切ったわたしの目は、このところ「見えない」化がどんどん進んでいくように思えていましたが、そうこうしているうちに、夫が入院だ手術だということになり、わたしの目の霞みの話は文字通り霞んでしまいました。でも、検査業務をしてもらうつもりだったパートさんはもういないので、わたしが、また以前のように検査をしなくてはならないことも増えてきました。見えているのかいないのか、わからない状態で検査業務に携わるのは、不安でたまりません。この前診察でまだ大丈夫と言われたのは、半年以上前の事だし、白内障というのは、今はまだ、わたしが素人判断でそうと思っているだけですから、きちんと検査と診察をしていただかないと先には進めません。白内障というのは、薬では進行を止めることは出来ても、症状(視力)を改善することはできないとききました。一般的には、軽いうちは薬物療法を行うそうですが、視力低下が軽くても仕事や日常生活に差し障りがある場合は手術も検討すると、調べたサイトに書かれていました。わたしの場合、仕事に差し障りは確かにあるのです。それなら手術?実は数年前に父がその手術を受けていて、父は入院して手術を受けましたが、軽度であれば入院せず日帰りでの手術が可能だと、その手術の前に説明がありました。その病院は、全国的にも有名な眼科病院の分院で、我が家から歩いて5分のところにあるので、日帰りで問題はなさそうです。父の手術はとてもうまくいったし、その後も快適そうに暮らし、早く受ければよかったなどというのを聞いていたせいか、日帰りなら、もっと簡単そうに思えてしまいます。でも、何と言っても手術ですし、目がちょっと見えないくらいで困っているのだから、うまくいかない確率とか失敗した場合どうなのか、悪い結果のこともきちんと知らなくては。軽く考えるなんてもってのほかですね。でも、しっかりした判断するには、手術のメリット・デメリットをきちんと把握することがまず大事ですよね。こう書いていると、わからないと言いながら、ほぼ白内障と決め付けている自分がはっきり見えてきます。病院に行くなら、もう一度しっかり気持ちを白紙に戻して診察を受け、虚心坦懐、話を聞いて来ないといけませんね。いずれにしても、夫の状況が落ち着かないうちは、考えても始まりませんが、夫のリハビリも来月には一段落しそうです。そうしたら、今度はわたしが手術ということになるかも知れない、なんて、やはり気持ちはそちらに行ってしまいます。