消費税減税のこと
食料品にかかる消費税を来年の4月から1%に減税するのだそうですね。総理大臣は「ワタクシの悲願」と仰っているとか。なんだか随分プライベートなことのように仰るのだなあと、不思議な感じがしています。もう一つ不思議に感じるのは、2年という期限がついていることです。2年間実現すれば叶う悲願って、言葉に矛盾があるような気がしますが、どうなのでしょうか?その減税ですが、個人的にはどっちでもいいかなあと思います。今の物価の急騰ぶりでは、減税分の7%は影が薄くなってしまいそうな気がするし。個人でなくmamatam社の経理担当としては、ハッキリと「反対」です。mamatam社の製品は広い意味で食品なのですが、業態は加工業なので、消費税は10%が適用されます。ただ、一部8%適用の項目もあり、仕入れが発生すると中には8%適用の品目もあり、どちらも金額的にごくは僅かだけれどおそらく経理処理が面倒ですし、価格設定でも、結構面倒なことを仰るお客様が出てきて、スッタモンダしそうです。金額が小さいのでメリットはほぼないのに、手間はしっかりかかりそうなのです。しかも、そういう格闘がようやく落ち着く2年後には期間終了で、今度はまた元に戻さなくてはいけないんですよね。それも想像するだけで憂鬱です。2年経ったら責任持って戻すそうですけど、わたし、「責任持って戻すから、2年間頑張ってね。」って言われてるのでしょうか?なんのメリットもないのにどうして頑張らないといけないのか?それがなぜ2年なのか?やっぱりわかりません。とはいえ、会社にはメリットがなくても、仕事が大変になっても、2年の意味がわからなくても、個人の生活でメリットがそれを補うくらいに大きいというのなら、頑張ることも決してやぶさかではありません。いえ、むしろ喜んで2年間頑張らせてもらいます。でも、残念ながら、今のところそんな美味しい予感はちっともしません。このところの物価上昇の勢いを見ていると、食料品のみ7%減税の恩恵は全体の価格上昇にあっさり吸収されてしまいそうです。できることなら、物価上昇の方を7%低く抑える政策を実施していただけないものかと思います(もちろん収入は下げずに)。もし、それを悲願とおっしゃるなら、わたしもその悲願、ぜひ共有させていただきたいです。政策に実効性がありそうだったら、投票だってしちゃいますけど、いかがでしょうね?