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カテゴリ:お詣りと御朱印
昨日、MOMO太郎さんが正月2日3日は江戸東京博物館の常設展が入場無料で、からくり人形が見られると書いていらしたのに引っ張られて、今日、お昼ご飯のあと出かけて来ました。
お神輿や山車の天辺に載っているからくり人形、山車からくりは動くところを見た事がありましたが、からくり人形が動くところを見たことがなかったので、是非見たかったのです。 江戸東京博物館でからくり人形を見て、帰りがけに回向院さんで初詣もさせてもらおうと言う算段。 でもチョットゆっくりしすぎて、というか、朝家事をしていたら、ついついいろんなことに手を出してしまって中々支度が始められなくて、家を出たのが1時過ぎだったので、両国駅に着いたのが2時近くなってしまいました。 6階の常設展示は素通りして、5階に行ってみると日本橋の広場で獅子舞のパフォーマンスが始まるところでした。 ![]() 珍しい、ひとりで操る獅子舞、色もよく見る赤や黒でなく金色で、お獅子の中の人は落語家さんだそうでした。 ![]() つまり、寄席の獅子舞ということらしいです。 ![]() これは寝てるところですけど、おひねりを催促したり、子どもたちの頭に噛みついてあげたり、なかなか堂に入った演技でした。 途中まで見てからくり人形が気になり、探しに行くと。。。ありました! ![]() 広場の反対側に再現されている江戸で一番の芝居小屋「中村座」、その前にいくつものからくり人形が展示され、折りたたみいすが並べられているのを見つけました。 開演は3時。今はまだ2時20分ですが、半分以上のイスに人が座っていて、空いているかと思うとパンフレットやコートが置かれています。2列目に一つ空いているイスを見つけ、わたしもパンフレットで席取です。 ![]() だって、こんなにたくさんのからくり人形さん、近くで見たいもの!! お馴染みのお茶を運ぶお人形(実演中でした)の他にも、 ![]() ![]() 大小の弓射り人形や、 ![]() 二人組で階段を下りるお人形、 ![]() 手品をするお人形(向かって右)、 ![]() 文字書き人形、 ![]() そしてこれは金太郎さんですが、唯一オリジナルが完動品として残っている貴重なものだそうです。 この後で何体か動かして見せてくださいましたが、もうすごく感激して、写真を撮ることはすっかり忘れて見とれてしまいました。 これらのお人形は夢からくり一座により、収集、修復、復元制作されたものだそうです。 今日はこれを見たいために出かけて行ったわけなので、他の展示品は前を通りながらサッと見ただけでしたが、それでもいくつか写真を撮ってきましたのでお目に掛けます。 ![]() 懐かしくないですか? 昭和のお家ですね。子どもの頃のおうち、こんな風でした。ていうか、こんなにきれいじゃなかった。 ![]() ![]() こちらは文明開化の頃の銀座通だそうです。 レンガ造りの建物にガス灯。上の青っぽいのは日暮れの頃で、ガス灯がともされています。 このころは日が暮れると点消方という役目の人がガス灯に火をともし、夜が明けると消して回ったそうです。 ![]() そしてこちらがその銀座のお隣築地の外国人居留地の建物だそうです。 さて、からくり人形を見終わったところで、そろそろ時間が気になるので回向院さんに向かうことにしました。 回向院さんでご本尊様と観音様に初詣をして、御朱印も2度目なのですが戴いてきました。こちらが ![]() ご本尊の阿弥陀如来様。 そしてこちらが ![]() 馬頭観音様です。 回向院は明暦の大火(振袖火事)で亡くなった人々を回向するために建立され、それ以来、火事、地震、水難などの被害者や死刑者などの無縁仏も葬ってきたお寺だそうです。 それが、ご本尊阿弥陀如来様のご朱印に「無縁寺回向院」と書かれている意味のようです。 このため、このお寺にはあらゆる宗派の人が葬られているのですが、それだけでなく、すべての生あるものを供養するということでペットや軍馬をはじめとしたさまざまな動物の慰霊碑、供養碑、お墓が建てられています。 馬頭観音様のご朱印の方には諸宗山という山号が書かれていますが、これは、宗派を問わない寺という意味のようです。 御朱印を待つ間に、お詣りをし、境内の碑や説明文を読んだり、鼠小僧のお墓を見たりしていましたが、そろそろ薄暗くなって、閉門の時間も迫ってきていましたので、気が急いて境内の写真も撮らず、御朱印を受けとるとすぐに家路についたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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