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カテゴリ:スキンケア/ヘアケア
先日の除菌液にも関連するのですけど、前から書こうと思っていたのに忘れていたことがあります。
手荒れの話です。 どなたも以前に比べるとたくさん除菌グッズを使われたり、手洗いを頻繁にされたりなさっていると思いますが、それで肌がカサカサになって困っていらっしゃる方、おいでではありませんか? 前にnaominさんが、美容室に行ったら美容師さんがアルコールの使い過ぎで手荒れで困っていたと書いていらっしゃいましたが、mamatam社でも女性たちが同じ悩みをわたしに言ってきていました。 仕事ちゅうは結構頻繁に消毒しなくてはならないし、ハンドクリームなどはつけていられないというのです。 それで試したのがアルコールにグリセリンをまぜこんだ、手指の消毒専用のアルコール消毒液をつくることでした。 混ぜる割合はほんの少し。5%ぐらい。 最高でも10%にとどめてください。濃すぎると逆効果だそうですから。 グリセリンはわたしは手作り化粧品の保湿剤として使うので家にあったものですが、家に置いてあるという方は少ないでしょう。 でも、大丈夫。 薬局で普通に売っています。値段は忘れたけど安いものです。 手や指に噴霧してグリグリごしごしってするときは、このグリセリン入りアルコールを使います。 mamatam社の女性たちは、これでだいぶ楽になったようです。 ついでにもう一つ、ご紹介したい成分があります。 尿素というのですが、こちらは薬局ならどこでも売っているというほどポピュラーではありません。でも、手荒れとか、かかとのガサガサ、粉フキ肌などにとてもよく効きます。 ハンドクリームで「尿素入り」というのをご覧になったことがあると思いますが、そういうクリームって、割と高いですよね。 きっと高級な成分なんだろうなんて思ってしまいそうですが、尿素自体はそんなに高いものではありません。 AmazonでもYahooでも楽天市場でも割と普通に売っているので、ネットショッピングをなさる方なら簡単に手に入りますし、扱いの難しいようなものでもありません。 大変大変お勧めの保湿剤です。 ただし、100均で尿素を見つけても、使ってはダメです。 100均の尿素は安くて少量ですが、園芸用で不純物が多いので、肌の保湿用には使えません。 くれぐれもご注意くださいね。 アルコールに溶かしこんでいいかどうかは、調べてみましたが、わかりませんでした。 (訂正 アルコールに溶かして大丈夫だそうです。 上でご紹介したアルコールに10〜20%の尿素を混ぜた消毒液、OKです。 あ、でも、アルコール消毒液は、消毒に最適なアルコール濃度があるらしいので、その濃度を優先して、尿素の配合量を決めてくださいね。) そして、もしかなり手荒れがひどくなって、割れちゃってるとか、かかとがガサガサなんて言う方がいらしたら、ぜひ尿素入り肌水をお試しください。 肌水として使う場合はノンアルコールの方がおすすめです。作り方は次の通り。 尿素は水溶性なので、グリセリンと共に精製水(これも薬局にあります。500ml入りのボトルが多分100円台です。)に溶かせばそれでOK。 実は水道水でも全然大丈夫なので、もう、めちゃくちゃ超簡単! 尿素もグリセリンも濃度はお好みで加減していただけばよいのですが、通常、尿素は10〜20%ぐらい、グリセリンは0.5〜0.75%がおすすめと書かれていますので、それ以内が良いだろうと思います。 作るときは、100CCの容器に10〜20CCの尿素と0.5~0.75CCのグリセリンを入れ、精製水をいっぱいまで入れてふり混ぜ、良く溶かすというのが作り易いかなと思います。 濃い目の原液を作っておいて冷蔵庫保管、使うときに水で薄めるという手もありますが、この時の濃さ(割合)は各自計算なさってください。 敏感肌の方で、この溶液をベースの化粧水として手作りされてる方も多いです。 季節によって、いつも使っている化粧品では保湿力が足りないと感じることがあったら、化粧水とクリームの間にもうワンステップ、この肌水をプラスなんていう使い方もありだと思います。 濃い目に作った液を掌にとり、ニベアなどの市販のスキンクリームと混ぜて使うのもオススメです。男性でも女性でも使えますよ。 女性はもちろんよくご存じと思いますが、肌水だけでは蒸発してかえって肌が乾燥するので、その上を、オイルでもクリームでも油分でカバーするのが肌荒れ対策としてはベターです。 お試しくださいね。 追記 kopandaさん、コメントありがとうございました。 尿素がエタノールに溶けると教えてくださいました。 わたしもそういう記事読んだのですが、エタノールとアルコールを同じ扱いにしていいのかどうかわからなかったのです。 SDSにそう記載されていたのなら問題ないと思うので、記事を訂正しました。 注)SDSは、化学薬品等の安全性データシートのことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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