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テーマ:お取り寄せしてみた(550)
カテゴリ:美味しいもの
タイトルが「深海魚」、テーマは「お取り寄せ」でカテゴリに至っては「美味しいもの」なのですから、なかなか奇々怪々かと思いますが、まさに読んで字の如き今日の日記、まず、写真をみていただきましょうか。
これ見ちゃうと、ますます「美味しいもの」カテゴリが遠いものに思えて来ちゃいますよね。 でもまあそう逃げ越しにならずにご覧になってください。こちらが静岡県は沼津市の戸田漁港からやってきました、深海魚さんたちです。 冷凍されて届いたので、発泡スチロールを開けると真っ白の塊で何が何やら判別不能、まずビニール袋の口を開き蛇口の下に置いて水をかけて表面の氷を融かしたら、ようやく一匹ずつ姿が目視できる状態になってくれて、それが↑の写真です。 この形にがっちり凍っていて、このままでは一匹ずつに分けて広げるなどまず不可能。 一番下の背中の見えているお魚さんなんて、写真ではわかりづらいですが、別の子の目一杯開けたお口の中に頭をしっかり突っ込んだまま固まっていて、2匹が一体の状態。押しても引いてもどころではありませんでした。 流水解凍をしてください(自然解凍厳禁)という生産者さんからの指示に従って、このままお水をかけること20分、ようやく一匹ずつにバラすことができるようになりました。 わけわけした画像その1。 まずはエビさんグループです。トロエビというようです。中に一匹だけ違う形の子がはいっていました その2が こちら。 上の方にあるエイリアンみたいな黒いのはゲホウ(唐人)、その下の右側の列上の赤色の濃いのは鬼カサゴらしいのですが、一番下の口の長い赤い子は不明です。左側の列3匹はユメカサゴ、 こちらもほとんどがユメカサゴで右に鬼カサゴがいるようです。 この時点で下拵えをすれば再冷凍して1ヶ月くらいは生食も可能な鮮度が保てるというので、恐々ですが作業開始です。だってどれも顔が怖い。 ほとんどがミニサイズなので、生では食べないと思い、全部頭を外してお腹を出した状態で冷凍することにしました。 で出来上がったのが↓ まず大群のユメカサゴらしきものを集めました。 それ以外の赤い子たち。 そして あのエイリアンみたいなゲホウ。 以上全部ラップして、ジップバッグに入れて空気を抜いて冷凍庫に収納して、下拵え完了。所要時間は解凍始めてから2時間ちょっとかな?小さいお魚ばかりなので簡単でした。 でも、これだけたくさんのお魚の鱗を取って頭を外してお腹を出したのに、手が生臭くなってない! 深海から底引網で上がってきたのを、大きい(売り物になる)ものだけ除いて種類分けなんかせずにkg単位で冷凍すると書かれていましたから、まさにそのおかげで新鮮そのものということなのでしょうね。 深海魚ってあしが速いらしいです。 なんとか全部下拵えはしましたが、エビさん以外はどうやって食べようか、実のところ全くアイディアが湧きません。どうしましょうね? えー、じゃなんで買ったの?それもわざわざお取り寄せして?!と思われますよね。わたしもそう思います。 でも、その深海魚っていう子たち、見てみたかったんですよね。めっちゃ安かったし(2kg入って850円!送料は別ですけど)。 せっかくきてくれたんだし、綺麗に下拵えも済んだことだし、全部煮付けてしまってもいいし、なんならお味噌汁でもお鍋でもいいかなと思うので、なんとか無駄にせずいただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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