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テーマ:ベトナム旅日記(113)
カテゴリ:イベント、楽しみ
昨日は入学式日和の良いお天気だったのに、今日は一転凄い雨です。
自転車で出社したら合羽を着ていたのに10分足らずの間に髪なんかびしょびしょでした。 一日降り続くみたいですけど、退社の頃には小降りになっていて欲しいです。 長々書き綴ってきたベトナム旅日記もようやく最終回、とうとう日本へ帰る日になりました。 前夜、豪華ディナー(笑)から戻ってホテルのお部屋で荷物を片付け、準備万端整えて寝ました。お土産が壊れたり失くされたりするとイヤなので機内に持ち込むことにして、来る時は機内持ち込みにしたキャリーバッグを預けることにしました。虫除けスプレーは開封してあるけどガスは入っていないので預け用なキャリーバッグに入れて大丈夫。未開封のペットボトルやビールはホテルに残して行っちゃう。気圧で溢れてしまいそうな生ローヤルゼリーも手荷物に。などなど、一生懸命考えて荷造りをして、午前3時には起きないとならないので、頑張って早寝しました。 翌日はアラームと共にしっかり起き出し、着替えもそこそこにロビーへ。 みんなしゃっきりした顔で集まり、送迎バスで空港へ。 ここでもEちゃんはバスには乗れず別行動。この度は来る時とは違ってWKくんがボディガードです。ホテルで手配してもらったタクシーで空港を目指します。 数十分後には無事空港で全員勢揃い、そこからだいぶ待たされましたが揃って滞りなくチェックインも完了し、出入国管理(イミグレーション)です。 手荷物検査を受け、パスポート検査へ。 そこも何の問題もなく通過、のはずでしたが、わたしだけが列を離れて別のところで待つようにと指示されたのです。 え、何??ちゃんと日本は出国できたし、ベトナムにも入国できたし、みんなと違うものを買ってもいないのだから、特におかしなものは持っていないはず。そんなところで止められるような心当たりはひとつもありません。 なので、最初はさほど心配もせずボーっと立っていましたが、見張りみたいな人はいないものの何の説明もなく、だだっ広いイミグレーションの隅に立って待たされること10分。。。15分?だんだん不安になり、大丈夫かしら、飛行機に間に合うのかしらとそれも心配になり始めた頃、ようやく男性職員がやって来て、自分の後についてくるようにと言いました。 これから検査を受ける人たちの長い長い列の脇を延々と歩いて反対側の隅の小さな部屋に連れて行かれ、わたしのキャリーバッグが目の前のカウンターに置かれたのです。 一瞬パニックになりかけ、えー、何?何かあった?そんなはずないんだけど!!!と、心の中で叫ぶも、それが大間違い。そんなはずがあったのです。ぱっくり開かれたバッグの隅っこ、女性職員が指差す先にあったのは・・・モバイルバッテリーでした。 あっちゃー!迂闊! 旅先でスマホが電池切れにならないように大容量のバッテリーを持って来たのは良いけれど、大容量だけにかなりの重さだったので、荷造りした時に「これは重いから。。。」とわざわざ機内預けのキャリーバッグに入れたのです。モバイルバッテリーは預ける荷物には入れられないことなど百も承知、だから機内持ち込み(carry on)にしないといけないことは分かっていたのに、わたしったら、まあ、本当にバカ! ニコリともせずにCarry on!と言われて、もうグーの音も出ず、ごめんなさい!と最敬礼で謝って、返してもらったバッテリーをリュックに押し込み、また男性職員の後について手荷物検査場へ、そこはもうすんなり通れて、そのあとすぐ無事に仲間の元に戻ることが出来たのでした。 みんな、「こう見えて、ベトナムは社会主義の国だしなあ。」と、心配してくれていたそうで、わたしの顔を見るや、どうしたの?なんだった?何やらかしたんだよ!もう大丈夫?と口々に聞いてくれたのですが、わたしが訳を説明すると、手のひらを返したように、ばーか!何やってんの!!でした。 でも、おかげさまで乗り遅れることもなく、無事搭乗完了、日本に帰ってくることができたのでしたとさ。めでたし、めでたし? ベトナム旅日記はこれで完了です。 長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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