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テーマ:鮎(249)
カテゴリ:美味しいもの
1週間ほど前に伺った門前仲町、富岡不動尊近くの居酒屋「鮎の里 山幸」さん、ようやくアップします。
![]() こぢんまりした人気店で、前から気になっていたお店でしたが、なかなかタイミングが合わず行くチャンスがありませんでした。今回は、外食嫌いだけど誕生日ということでその気になった夫と一緒に行って来ました。 ![]() 居酒屋さんなので色々なメニューがありましたが、私たちは予約の時に鮎のコースをお願いしましたので、お店に着いたら座るだけです。 ![]() お通しもなくまずお刺身でした。 お刺身の隣にあるのはつけ醤油ではなく、鮎の魚醤だそうです。 鮎のお刺身といえば背越しかと思ったらこちらのは三枚卸し。そして身の下敷きになってる頭と中骨はこのあと素揚げにしてくださって、 ![]() こうなりました。バリバリといただきました。まだ歯は大丈夫! ![]() 次は塩焼きでした。小さいので二尾づけですって。 今入荷しているのは那珂川(茨城県)の鮎だそうですが、気候のせいか、時期の割には確かに小ぶりでした。 小さいけれど活きは良くて、鮎の香りもワタの甘苦さも堪能できました。 それにしてもこの暑さ、どこで聞いても、いいお話はありませんね。 ![]() そうそう、わたしが食前のお薬を飲むのにお水をお願いしたら、こんなので出してくださったのですよ。粋ですね。次のお料理も粋でした。 ![]() うるかとクリームチーズの小鉢です。 鮎の塩辛をうるかっていうのだそうですね。初めてなので恐る恐る食べてみたら、臭みなど全然なくて、ほのかなのに存在感のある苦味が不思議とクリームチーズにぴったりで、ここはもちろん日本酒欲しい!になり、日本酒飲み比べセットを、甘めのおまかせで注文。 ![]() 合わせて一合くらいの量だそうですが、どれも日本酒度が高めな感じのするお酒で、飲み応えあり、でした。鳳凰美田がとても美味しかったです。山本も好きでした。鮎には辛口が合うかもしれませんが、辛口はスッキリしすぎて少し物足りない気がしてしまう、近頃のわたし。その代わり(なのかしら?)量は飲めなくなりました。 コースのお料理はまだ続きますが、日本酒にあわせて一品メニューから、梅水晶とイカの一夜干しを注文。 ![]() 梅水晶は息子が大好きで、サメ軟骨のコリコリした食感とさっぱりした梅肉の取り合わせが日本酒にはピッタリ。こちらのお店の梅肉は、あまり塩辛くなく、酸味はやや強めで、もちろん甘味はなしの、とっても好みのお味でした。イカは生姜とマヨネーズに少しお醤油を垂らして、それぞれ付けてお行儀悪く戴きました。 さて次なる鮎料理は ![]() 小鮎の天ぷら。縦に口に入れて尻尾を引っ張ったら、骨ごとスルスルっと抜けましたよ。ステキ!2匹ともでした。 お魚、特に川魚の好きな夫と一緒にお魚を食べると、食べた後のお皿の景色が全然違うのですが、今回はわたしのお皿も見劣りしていません。 お次は甘露煮です。甘すぎず、塩辛すぎず、しっかり煮込まれて柔らかく、頭から尻尾まで、骨も余さず戴きました。 最後はご飯、鮎ご飯とお汁です。 ![]() 鮎ご飯は香ばしくてとても良い硬さでした。 お汁は鮎のつくねが入っていて、それも2個も。 これがとっても美味しい!お代わりしたかった!! でも、程よくお腹も満足して、これで終了でした。 5時の開店と同時の予約で入店した私たち、お店を出ると、夏の短夜はまだ始まったばかり。 街の賑わいもピークまではもう少しという感じでしたが、おじいさんとおばあさんはちょうど良い疲れ具合で家路につきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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