~ママーズ横浜探検隊!~地震と防災・防災意識を高めよう☆災害につよい人づくりを@横浜

2011/06/14(火)15:30

なぜ防災意識を高める事が大事なのか~学校における危機管理マニュアル

防災の教え「津波てんでんこ」 小中学生562人の命を守る)(以下引用) 東日本大震災で1200人を超す死者と行方不明者を出した岩手県釜石市では、3千人近い小中学生のほとんどが無事に避難した。背景には、古くから津波に苦しめられてきた三陸地方の言い伝え「津波てんでんこ」(自分の責任で早く高台に逃げろの意味)に基づいた防災教育がある。釜石市北部の大槌湾を望む釜石東中学校(生徒数222人)は、同湾に流れ出る鵜住居(うのすまい)川から数十メートルしか離れていない。11日午後の地震発生時は、各教室で下校前のホームルームが行われていた。立っていられないほどの横揺れが生徒たちを襲った。1階にいた3年生の栗沢正太君(15)は避難口を確保しようと、とっさに窓を開け、机の下へ。揺れが一段落すると、担任教師が「逃げろ」と叫び、栗沢君が校庭に出ると、2、3階にいた1、2年生も非常階段を下りてきた。校庭に出た生徒たちは教師の指示を待たず、高台に向かって走りだした。途中、同校に隣接した鵜住居小学校(児童数361人)の児童も合流。小学生の手を引く中学生の姿も目立ったという。子供たちは普段の防災訓練で使っている高台に集まろうとしたが、だれかが「まだ危ない」と言いだし、さらに高い場所にある老人施設まで移動。学校から1キロも走っていた。教師たちが点呼を取ったところ、登校していた両校の児童生徒計562人全員の無事が確認できた。その5分後、両校の校舎は津波にのみ込まれた。津波は地震発生後、いつ来るか分からない。教師の指示が遅れると、逃げ遅れることになる。釜石市内の小中学校は指示されなくても「とにかく早く、自分の判断でできるだけ高いところ」に逃げるよう指導してきた。釜石市は昭和三陸地震(1933年=昭和8年)やチリ地震(60年)などの津波で大きな被害を受けた。市内の各小中学校は津波を経験した高齢者の講演会など を開いたり、当時の映像を見せたりして津波の恐ろしさを教えてきた。釜石東中の場合、平均して週1時間を防災教育に充て、年3回避難訓練を行っている。市教委などによると、今回の震災で、釜石市内の小中学生2923人のうち、死者と行方不明者は5人。ほとんどが学校を休んでいた子供で、学校からの避難がほぼうまくいったことを裏付ける。 「インターネット ホームページの活用 小学校」とGoogle検索をかけると4.410.000件の情報があがってきますが、「インターネット ホームページの活用 危機管理 小学校」と検索をかけると393,000件と前者の1割り程度の情報量となります。他の検索方法でも学校の危機管理意識、対応、想定&準備の状況を伝える情報があがってきます。ですので、このキーワードで知り得る情報は一例に過ぎませんが、災害や事件や事故等が起こった際、少なくともここにあがってきた情報を通じて「学校はどう対応するのだろうか?」ということを事前に知る事ができます。なんて便利!本当にいい世の中になったなあ、ありがたいなあ~としみじみ。 前置きが長くなりましたが、そもそも学校における危機管理の目的とはなんなのでしょうか。 危機管理の目的とは、 生徒、教職員の安全を確保することであり、学校と生徒・保護者・地域社会との信頼関係を保つためであり、 組織的で迅速かつ的確な対応により学校を安定した状態にすること。この3点につきると思います。火災、地震、不審者に対する危機管理対策をしいている奈良県の斑鳩小学校の防災マニュアルは有事の学校対応がわかりやすく呈示されています。 紙プリント情報も必要ですが有事の際に手元になかった、でもネットは繋げられる!というとき、対応が確認できるのは心強いですね。ネットで確認できるメリットとして、他には引っ越し等で転校する際、有事の場合の学校対応が異なるケースがあるとおもいますが、事前にそれを知る事も可能です。●斑鳩小学校防災マニュアル http://ikaruga.kir.jp/site_00/kiki_kanri/manual.html 

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