歌って踊るお母さん

今日から娘はスキー教室で大山へ。
朝、お弁当を作って送り出す。

昨夜のうちに終わらせておきたかった宿題ができず、
もやもやした気持ちで起きてきたのだが
友達が迎えに来て、玄関を出るときには
明るい声だった。

今日明日くらいは、勉強の事は忘れて
楽しんでおいで。

今日は朝から子ども会の廃品回収。
下の子も今年で小学校を卒業し、子ども会ともこれでお別れ。

うちの地区の子ども会は人数が少なくて
２年おきに役員が回ってくる。
私も３度やらせてもらった。

子ども会のお世話は大変だけれど、少人数が幸いして
子どもたちも、親たちも、みんな仲がよくて
話もすぐにまとまるし、役員も皆気持ちよく引き受けてくださる。

これで子ども会も卒業かと思うと
うれしいような、寂しいような・・・

最初は年上のお母さんばかりで、
１年生の娘同様、何をすればいいのか
何を話せばいいのかもわからず、いつも緊張していた。

今では新入生のお母さんは、私よりずっと年下で
これまた何を話そうかと困ることもある。

でも、入ったばかりで不安そうなお母さんの気持ちがよくわかる。
みんなこうやって、学校や地区で育っていくのだな。

役員をしたおかげで、仲良くなったお母さんたちと
廃品回収の後、立ち話。

おっといけない、この後は
小学校のクラス役員の集まりがあるのだ。

地区の役員が２年おきにまわってきたおかげで
ＰＴＡの役員はずっとパスさせてもらっていたのだが、
息子が６年生の最後の最後になって
クラス役員がまわってきた。

娘と息子の在学１０年間の締めくくりとして
ありがたく役員を引き受けさせてもらった。

他のクラス役員の方も私と同様、これで小学校ＰＴＡも卒業という方がほとんど。
小学校の父兄ともなると、年齢の幅が大きいのだが
今回の役員はみな同じくらいの年齢で、職業もいろいろだ。

役員の仕事とは別に
いろんな情報交換で盛り上がる。
６年間同じ学年だったとはいえ、父兄が顔をあわせることは
ほとんどなくて、初対面に近い人もいる。

役員をする楽しみは、新しい友達が増えることだ。

下旬に行う「親子ふれあい活動」についての話し合いをしながら
卒業式には何を着ていくか、とか
中学校の部活の現状とか
先生の噂話とか
近所の病院の悪口とか
いらんことを話していると、あっというまにお昼。

皆それぞれの持ち場に帰る。


今日は一日とても寒かった。
娘は今頃友達とおしゃべりしていることだろう。
親には言えない話も、しているのだろうな。
スキーの練習よりも、そっちの方が楽しいのかも。

娘のいないリビングは静かで、時間がたつのが遅く感じられる。
こうやってだんだんと
子どもたちも離れていくのかなあ・・・

子どもが小さいうちは
早く大きくなって、手が掛からなくなってほしいと
いつも思っていたのに
今はちょっとさみしい気持ち。

とはいえ
子どもと、同じ一人の大人として
同等に話が出来るようになる日が来ることも
楽しみにしているのだ。

ん？もう来ているかも？