歌って踊るお母さん

昨夜夜中に嘔吐した娘。
最近食べ物が胸につかえる感じがすると言ってはいたが、
昨夜は胃が痛いと早めにやすんだ。

吐いたらちょっと楽になったらしく、
それからはちゃんと眠れたのだが
朝になると少し熱があるようす。

「食べたら吐きそう」と、食欲もない。
今日は学校はお休みして、病院にいった。

体調を崩しそうな予感はしていたので
このさいしっかり診てもらおうと、生まれた時からお世話になっている
S病院に行く。

最近建て替えて大きくなったので、ちょっと時間がかかるかなと
思ってはいたのだが、
本当に時間がかかった。11時前に入って、帰ってきたら3時半。
・・・近所の医院にしておけばよかった。
その上、例の「紹介状がないと初診料が高くなる」病院になっている。
（えーと、なんていうんだっけ、連携医療・・・なんとか？？）
（歯科ではめったにないもので、不勉強です）

待つ事1時間半、内科で診てもらった後
食べられないならと、点滴を打つことに。

ついでに尿検査と血液検査もするという。
あわてて近くの銀行にお金をおろしに行った。

前に来ていたときには、めったに検査なんてしなかったのに。
病院が大きくなって、スタッフも増えると
こうなるのかな、と一瞬思う。
・・・まあT病院ほどではないけどね。

医療関係の仕事に就いていると、
それなりによけいな詮索をしたくなるのは
私だけかしら。

今年の4月には、保険診療の点数改正が待っている。
まだ思案中らしいが、点数が下がるのは必須。
健康保険の財源の乏しさからみても、
これは致し方ないことではあるが
医療従事者からすれば、「どないしよう？」である。

医科、歯科共に、これからの医療はサービス業だということを
否定する人はもうあまりいないだろう。

病気を治すということだけでなく、
患者さんに満足感を与えることが必要だという。

でも、あいそのいいへたな医者と
あいその悪い腕のいい医者と
どっちがいいかと言われると・・・う～ん、悩むなあ。

できれば腕がよくて、親身になってくれて
人間として尊敬できる
そんなお医者さんがいいな。

でも、お医者さんだって一人の人間だ。
人気の医師が、年中無休で寝る暇もなく仕事をしているのを見ると
もうカンベンしてあげてよ、と言いたくなる。
一人の人間にできることには限界がある。
たとえクローンができたとしても、きっと
人はただ1人、他のだれも代わりになれない。


ともあれ、病院が大きくなると
待ち時間が長くなるのは困ったものだ。

よけいに体調悪くなったみたいで
娘には悪い事をした。

ただ今娘は爆睡中。
ゴハンも食べずに眠り続けている。
よほど疲れがたまっていたのだろう。

ゆっくり眠って、明日は笑顔でおはよーと言ってほしい。