歌って踊るお母さん

2006/08/27(日)21:18

部活保護者会

YUの部活の顧問はYUの担任でもある体育の先生。 とくに1年生を中心に面倒をみて下さっている。 しかし、体育会系のためか あまり言葉による意思の疎通が図れてないというのか 先生の指導の意図するところが 私たちから見るといまいちわかりにくい。 おそらく他の保護者からもそういう話が出たのだろう。 今回保護者会が開かれることになった。 顧問の先生2人から 野球部の練習について、心構えについて 指導の方法についてなどお話があった。 どうも2年生の保護者のかたも 「時間厳守」に対しての指導の仕方に疑問があったようだ。 時間に遅れたら、部活動に参加させないというのが この野球部の方針。 2年生の保護者から 「時間厳守を守れなかったペナルティとして 他の方法は考えておられないのか」と質問があった。 先生は 「野球が大好きな子たちには その野球ができないということが一番のペナルティになるから」とのこと。 集合時間についての指導の仕方を批判する方 1分でも遅れたらダメというのは正しいという方 ちょっと白熱してきて、気まずい雰囲気がただよう。 そこで2年生のレギュラーの子のお母さんが手をあげる。 「うちの子はこの間試合の集合時間に遅れて 参加させてもらえませんでした。 知らずに試合を見に行った私はそこにいないことにびっくりしたし 親としてはがんばっているのにかわいそうと思ったのですが 本人は、自分が悪いのだから当然だといって 試合に行かずに自主的にランニングなどしていたらしく 3時ごろ帰ってきました。 先生の指導の方針がちゃんと伝わっていたのだと思います。 もちろん次からは早く家を出るようにがんばっています。」 それを聞いてみんなしんとする。 私も思わず手をあげて 「うちの子は先生がなぜ怒ったのか理解できていないときがあります。 それに先生に自分の気持ちを伝えにくい雰囲気があるようですが・・・」 と、言ってしまった。 先生は 「気軽に声をかけられるような雰囲気の人間ではないと思います。 生徒たちが僕のことをきらっているのも知っています」 ときっぱり。 ・・・聞く耳持たずってこと? なんとなくその後は試合のときの水分補給の手伝いのことなどに 話が移り、そのまま会は終了。 会議室の外で他の保護者の方と話をしていると そこへさきほどの先生が登場。 近所のAさんが体育会系ののりで 「このあいだうちの子が帰ってきたから だれだれしてるからよ!練習にもどりなさい!と追い返した」 と先生の前で面白く話す。 その後先生を交えて先ほどの話の続きをそれとなく・・・ 先生は口下手ながら ようするに 「なんで起こられたか自分で気がつくのを待っている」 ということらしい。 帰れといわれた後も 残って自分で見つけた仕事をしていたり 翌朝早く来て自主練したりしている子には ちゃんとフォローをしているようだ。 私としては信頼関係を築いてからの指導のほうが 望ましいと思っていたのだが こんな風に最初から何も言わずに厳しくして そのなかから自分で学び取ってほしい というやり方もあるのかと ちょっとびっくりした。 とにかく、怒るにしても その指導方針が常に一貫していて 成長をちゃんと評価してもらえるのなら もうちょっと様子をみてみようかと思った。 ただ、もうちょっと終了時間の厳守にも 厳しくしてほしい・・とは言っておいた。 子どもの体力のことも 自主練中や行きかえりの交通安全のことなど そして、勉強についても 親としては心配だし。 とりあえず今回は ちょっとは先生の考えも聞くことができて まあ、少しは進歩したかな? 帰ってから主人にその話をすると (俺が行って意見してやる!といきまいていたので) 「軍隊じゃあるまいし、わかるまで待つなんて・・ わかるように指導するのがあたりまえじゃないか!」 「だいたい時間が長すぎる! もっと効率的な練習の仕方があるだろうに」 と、まだまだこちらは白熱している。 とりあえずは少し様子を見ようということで 今回は納得してもらった。 今度なにかあったらきっと直談判に行くな、こりゃ。 基本的には 自分の子どもは自分で守る 子どもの将来についても親には責任があるから 親の指導方針と学校のそれが なるべく一致するのが理想。 そのためには互いに歩み寄るように 学校と家庭とはコミュニケーションを図るべきだ。 というのが 我が家の(主に主人の)方針だ。 (子どもの将来という点でちっと意見の食い違いもあるけど) でも主人もYUに大好きな野球をできるだけやらせたいというのは 私と同じ意見だ。 まだまだ波乱のありそうな YUの中学校生活である。 おっと、さっきの続き 「ままキャッツの危機」の話 主人が「スイカ切ってくれ~」ときたので また後ほど。

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