2006/08/03(木)06:42
娘最後の爺孝行
昨日(8月2日)に娘のお爺ちゃん(私の父)が亡くなりました。
私自身は両親とはお世辞にも仲が良いとは言えなく、親孝行らしいことはろくにしてもいませんでしたが、唯一の間接的親孝行と言えば、私が結婚し、娘が産まれてきたこと。
父は家の中ではほとんど笑ったことのないような人だったのですが、娘の前ではみっともないくらいデレデレ。
妻は妻で、父の身体が不自由になってからは自分の元ソーシャルワーカーとしての経験とコネを最大限に生かし、面倒をみてきたのです。
さて昨日、喪主である父さんは娘を連れてお通夜と葬式の準備に大忙し。
あまり相手にしてもらえない娘は、控え室の中で1人で遊んだりテレビを見たりして過ごしていました。
退屈ではあったと思うのですが、普段とあまり変わらない様子で遺体の傍で遊ぶ娘。
「まだ死んだってことがわかっていないのかな~」
と思いつつ式の打ち合わせにバタバタしていた父さん。
夜遅くになって家に帰ってくると、すぐに布団に潜りこむ娘。
死に目には間に合わなかったのですが、その直後からずっと式の準備に付き合わせていたので
「やっぱり疲れたのかな?」
と思いつつ横になっていると・・・・
娘の号泣する声が!
「どうしたの?」ときくと
「お爺ちゃんが死んじゃった~」
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