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テーマ:お気に入りの筆記具(56)
カテゴリ:万年筆
写真はカトウセイサクショカンパニーのセルロイド万年筆です。 今年(2013年)の5月に入手しました。 万年筆好き、筆記具好きの人が読んでいる(私も読んでいる)趣味の文具箱という雑誌には 多分毎号ペンルームというショップの広告が入っています。 趣味の文具箱はこんな感じ(↓のリンク、最新号ではありませんが…) 【送料無料】趣味の文具箱(vol.24) 電子書籍もあるのね… 趣味の文具箱 Vol.25-【電子ブック版】 楽天にショップがあります。 万年筆 ボールペン ならペンルーム そのショップには大西製作所というメーカーのキレイな軸色の万年筆やボールペンが ありまして、ちょっと気になる存在だったのです。 その大西製作所の職人、大西さんの師匠がカトウセイサクショカンパニーの加藤さんです。 加藤さんは2010年にお亡くなりになっているのですが、「セルロイド職人」として、 ダイナミックに海外を含めて活躍された方とのこと。 今でこそ、気軽に海外に行ったり、海外に同僚がいたり、というのが当たり前に なってきていますけれど、そうではない時代に腕一本で仕事をされた方の作ったものを 使ってみたいな、と私の興味がうつっていったのです。 ただ、すでにお亡くなりになって会社もたたまれていたので、デットストック探し。 大阪にある某ネットショップさんで発見できたので、そのショップで扱っていた LAMY青の黒クリップのローラーボール&メカニカルペンシルと一緒に購入したのでした。 -LAMY青 黒クリップが4本揃った時の日記 ニブはシュミット社製の鉄ペンのものと、セーラー製の金ペンのものがあり、 せっかくなので金ペンのものを選びました。 グリーンのマーブルの軸でインクの見える窓があります。 写真で見るよりもきれいな、落ち着いていて、控え目にキラキラした軸です。 セルロイドの万年筆はプラチナのものがあるのでこれで二本目。 -プラチナ #3776セルロイド イシガキ 手元に来たのが5月で、その後、何色のインクを入れるか迷っていました。 一度はウォーターマンのブルーブラックにしようと決めていたのですが、 そのままにする事数か月…そして今日、ちょうどいいセーラー製のインクが 手に入ったので、付属のコンバーターをつけて使い始めることにしました。 使い始めてみて驚いたのは、軸が軽い。プラチナの万年筆よりさらに軽い。 もちろん届いた時に持ってみて「軽いなぁ」とは思ったのですが、書きはじめてみると 何も持っていないかと思うくらいの軽さです。 よくセルロイド軸は「しっとり」と表現されているのですが、たしかに 「しっとり」しています。 当たり外れがあるようなコメントもネット上には多かったのですが、私の手元にやってきた ものは、ニブのひっかかりもなくサラサラと書けます。 使っているのはセーラー製のインクなのでニブとの相性はいいのかな? でもペン芯はセーラー製じゃないようなので、関係ないのかな?? よくわかりませんが、他の手持ちの万年筆とは全くちがう、軽い書き心地で気に入りました。 会社のメモ書きようにと思って使い始めましたが、もっと登場場面が増えそうな感じです。 大切に使っていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.24 17:22:46
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