2008/10/19(日)07:26
里山の秋を満喫
運動会の前日ではあるが、以前から私一人の頭のなかで(笑)決めていた
計画を実行するため、仕事も保育園への登園も休んで(休ませて)、高麗の巾着田へ。
子どもたちと里山の秋を満喫したかったのだ。
出掛けには支度の進まない娘にイライラ、怒り爆発した私だったが、
遅刻してでも高麗駅に降り立ったら、トゲトゲした気持ちはどこへ…(笑)。
駅から巾着田へは30分近くかかる。子どもたちはあちらこちらで寄り道。。。
小石にいちいちしゃがみこみ、猫じゃらしを引き抜いたり、
そり返るほど開ききったダリアに顔を近づけたり…。
でもここではあまり叱れない、というか叱る気分にならなかった。
なんでかな。とっくに遅れて急がせなきゃならなかったのだけれど。
や~っと、河原に着いた。
テントのある拠点には、ライチさんとりすさんの顔があり、ようやくホッとした。
参加者の中には、知った顔もちらほら…みんお昼を済ませて、
散り散りに子どもたちを遊ばせている。
川はゴロゴロした石がちょうどよい足場になっていて、
浅くて流れもゆっくりで安心できる。
ちょうど近くの小学生が遠足に来ていたようで、
あちこちで石投げしたり、アメンボを追ったり、ただジャボジャボと水に入ったり、
河原はたいへんな賑わい!!
娘ったら、ごはんもそこそこに川に向かって走り出し、
両手でつかめるほどの石をドボンと投げる遊び(??)に夢中。
音と、水がはねた時にできる王冠みたいな形がオモシロいのかな??
息子は、ゆっくりとおにぎりとりんごを食べ終わったら、
トテトテと歩いて河原のごくごく手前にしゃがみこみ、
小枝で落書きしたり、小石をポテポテと投げてみたり。
私は何十年ぶりかに小石を川面に投げてみる。
ピッピッと、石が水の表面を切るように渡っていった! ヤッタ!!(笑)
大人の目の届く範囲にいること、人に向かって石を投げたりしないこと、
だけ気をつけたら、子どもが怪我しないかと先回りして手を差し伸べたり、
ダメダメと行動を制したりする必要のない、里山の遊び。
遊具などなくても、子どもたちはそれぞれに見聞きしてきた情報を集め、
想像力を働かせて自由に遊びを創り出すんだねぇ。
娘は「となりのトトロ」の影響か? 焚き火用の薪をたくさん集め、
nikoちゃんと一緒に火をつけたり火の始末をしたり、
やけにリアルな場面を再現しておった(笑)。
ふふ、5歳女児同士、さりげなく意気投合したようで、うれしい♪
今日はりすさんのダンナさんが作ったという自家製ベーコンとスモークチーズを
買うこともできて大満足。最初から予約していたんだ~♪
これ、商売で作っているのではなく、売れた金額から原価を差し引いて、
残りの利益分を、河川の保護のために寄付しているんですって!
大人の憩いの場、子どもの遊びの場、鳥や魚の生活の場を、
できるところから守ろうという、それでいて大上段に構えなくて、
「美味しいものを食べて、川がきれいになればそれがいいじゃない?」みたいな
ささやかで確かな心意気に、ココロで拍手。
私も、川のために、ベーコン食べます(笑)。
脂まで美味しいこのベーコンを知ったら、市販の、
あの美しいピンクに発色したスライス肉は買えません…。
次回はもっとまとめて購入したいので、「お取り寄せ部」発足を切に願う私だった。
ああ遅刻しなければ、もっともっと楽しめたな。
もっとここにいたいけれど、午後3時になるとずいぶん涼しくなるのね~。
娘とnikoちゃんは、どうしても馬が見たいらしく、
一緒に放牧されている馬を見に行き、草まであげたりしていた。
娘、腰は引けていたけれど、馬にフツーに話しかけていたよ。。。
ライチさんと私は、馬と子どもたちのいる風景を遠巻きからながめ(笑)。
風がひんやりしてきたので、河原に戻ったらさすがにみんな撤収していたね。
駅から来た道をそのままぶらぶらと歩き、豆腐屋で豆腐の味噌漬けなどを買い、
コスモス揺れる中を通り過ぎ、置物のような猫の前も通り過ぎ、
やっと駅に着いたころは、もうずいぶん暗くなっていた~。5時過ぎだった??
ああ車中でビール飲みたかったな。
ライチさん、りすさん、参加の皆さん、ありがとう。
とっても楽しくいい気分の里山満喫の旅でした♪