推敲と新作
初詣のときに作った句を、練り直しました。(旧)ドロップをからころいわせ初詣(新)口中の飴からころと雪催毎日、俳句のことを思い、言葉を頭の内で、「ころがして」います。寒の月悶々として針仕事こんな気分のときもありますが、たいていは元気に食べて、よく眠れる、安寧な暮らし。震災から10ヵ月たった東北は、厳寒だというのに。ピザを食ふときは寄り目や冬深しウインナー転がり建国記念の日この先、日本はどうなってしまうんでしょう。自分の子どもたちが大人になったとき、「日本人」であると名乗れるような日本でいられるのでしょうか。。。毎日毎日、スーパーでもコンビニでも、外国の店員さんを見ない日はないほどです。偏見はありません。でも単純に、本当にここは日本固有の国なのだろうか、という思いが濃くなってきています。身近にある問題を見ずして先へは進めないと、何かにつけ考えさせられています。そんなわけで、俳句も作りっぱなしにしないで、必ず推敲の時間をとり、それを文字化していこうと思います。俳句に興味のない方には、「なんのこっちゃ」という感じだと思いますが、これに懲りずおつき合いいただければ幸いです。