ドラマ しあわせは食べて寝て待て 第5話 感想
さとこは、副業(レンタルルーム)をやめる と司に話す。薬の量が増えてしまって。・・・ストレスだね。だったらやめた方がいい。副業も、簡単じゃないですね。厳しいね、世の中。八つ頭君とサイクリングに。健康的ね!麦巻さんは何か・・・家と会社の往復だけです。あぁ・・・会話が途切れる。心の声 つまらない人間だって思われただろうな。本当に「家と会社の往復だけ」でも、せめて「時々、散歩します」くらい言えばいいのに。正直すぎるよ。一人しか乗っていないバス・・随分と寂しい。違和感。山に行くのに、ジャケットとボストンバッグ?!まさか、崖を登るとは!さとこ、大丈夫なの?鈴さん、麦巻さんと僕がくっつけばいいと思ってるんでしょうね。そうなれば、僕らは団地で暮らし続けますから。鈴さんのそばで。やはり、鈴は寂しくなることを恐れているのか。司が、自身の過去を語る。自由でいないと、自分が保てないんですよね。高校生の頃から祖母と母親の介護に追われた彼は、恋人から結婚を望まれた時「ああ、まだ続くのか」としか思えなくて。そりゃ、一人になりたいよね。祖母~母親~妻 というプレッシャーの三角形を、わざわざ作りたくなかった。司の過去を知り、思わず彼に栗を差し出すさとこ。栗は薬膳で`気力を増すのにいい´とされる・・・優しいな。でも、サラッと断られちゃった。さとこの母親登場。あんた、働けないって言うけど、遊びには行けるのねぇ。ひでぇな。職場で「山に行ってきた」と話すさとこ。青葉 話す…誰と? 殿方?男性?と言わない奥ゆかしさがいい(笑)ああ、大家さんです!青葉・唐 な~んだ。ホッとしてません?してません。社長、ポーカーフェイス?で、司とはどう?やはり、鈴の考えていることは、彼が言ったとおりなのかな。お父さんのこと、とらわれ過ぎよ。? お父さんはいないって…。! ・・・無言になる鈴。司の父親について、彼女の口からは言えないということだ。鈴と司との出会い。鈴の優しさが始まりだった。物が多い高齢者の家・・・リアルだわ。自室がない・うるさい で自宅で勉強できない弓。騒音を出す父と、彼をたしなめることのない母に、強いストレスを感じている。で、また部屋を借りたい とさとこに嘆願。かわいそうだな、勉強したいのに。公園に、暗い顔した弓がいる。声をかけられないさとこ。心の声 抱えている悩みは一人ずつ違って、他人にはどうすることもできないのかも。そのとおりです。弓のために、部屋を貸すことにしたさとこだがお金はもらわないことにしたんです。えっ!?私、病気になってから皆さんに助けられてばかりいたので。だから、誰かの助けになれると、少し気が楽になるんです。してもらうばかりでは、気が引けるってことか。結局、自分のためなんですよね。自己満足でもいいけど、無料は良くないと思う。光熱費がかかるのだし、気も使うのだし。装丁に悩む巴沢。出版業界の競争の激しさを思いそんな厳しい世の中に、生まれたばかりの物語を送り出すわけですよ。どうにか本屋さんで目立ってほしい。そして、なんとか生き延びてほしい。見かけによらずと言ってはなんだが、純粋だなぁ。詩人というか・・・。実にまじめに仕事に向き合っている。弓の母親が、さとこに会いに来た。挨拶と「気持ちだけでも」とお米券。親としての良識あるし、気が利く。身なりもきちんとしている。娘のことに、無関心なわけではなさそうだ。これが弓の言う`外面だけはいい´なのか?外から見ているだけじゃ、わからないこともありますから。弓ちゃんの悩みは、弓ちゃんにしかわからないですし。・・・自分のことだね。お人好しもいいけれど、また薬の量が増えないように気を付けてくださいよ。ハッキリ言うね。でも、心配だからこそ。さとこが`お人好し´に持論を展開。ウーン、だって、弓ちゃんに、よからぬ考えを芽生えさせたくないじゃないですか。弓ちゃん、今でも言うことがあるんです。「どうでもいい」って。「どうでもいい」がもっと進んだらどうします?・・・最悪の事態もあり得る と。自分も`そこまで´考えるほど、苦しんだってことか。暗い感情は、一度芽生えるとなかなか消えませんから。言われてみると、そうだね・・・。これも、自身の経験から出た言葉だろう。父親は、妻子を置いて蒸発・・・生まれてすぐに、この不幸を背負った司は。司には、干し柿に鈴との思い出がある。あなたも、ここでしばらくお日様に干されたら、あんばい良くなるんじゃないかしら。「ここにいてほしい」と直接的に言うのは野暮か。これなら圧がない。すてきな言い方。鈴は、90歳にしては活舌が良すぎるし、体もよく動く。80歳の設定なら、まだ納得の様子だわ。現実の90歳は、こんなに元気ではない。以前の鈴が、物に囲まれて暮らしていた というのがリアルだったわ。年とったら、一人で片付けできるわけない。