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カテゴリ:❀ バニラな毎日
モンブラン・・・おいしそうだなぁ。もう何年、食べていないだろう。20年か30年か・・・。
心の中で、母親の声が聞こえる。 『優美ちゃん、お母さんが一人でどんな気持ちだったかわかる?』「凄く苦しかった』 静の脳裏と同じ、また白い空間。さらに今度は、白い布を被った人物たちが、走る優美の行く手を阻む。 この演出に興ざめ。学園祭みたい。 クリームを巻き終えた優美。お世辞にもきれいにできたとは言えない。(酷い出来)だが 佐渡谷 すばらしい! 白井 モンブランは、山をイメージしてるんですよ。アルプスで最高峰の。 それを、優美さんは登りきったってこと! 二人は優美を褒め称え、さらに笑顔で拍手する。 優しすぎる! ここに来れば、こんなに優しく大事にされるのだ。私も 行ってみたいわ・・・。 嬉しくなる優美。だがまたも、心の中で母親の声がする。(白い布を被った者たちに腕をつかまれ、逃げられない ・・・先ほどよりさらに安っぽいシーンになる) 母の声が、聞こえてくるんです。 私が全部、いけないんです。 優美は長年、引きこもりだった。父からは軽蔑されたが、母は優しかった。母のお陰で外出できるようになり、ボランティア活動に参加するように。 母がいたから今、自分はここにいる。なのに、外に出るようになったら、母がいなくても生きていけるって思えてしまって。 収入がないのに 一人でやっていけるって勘違いしてました。 母親から生活費をもらっていただろうに、とんだ誤認識。 そして、母親が煩わしいと思うように。 母が死んだ日、初めて仲間と朝まで遊んだんです。 その時の回想シーン・・・ん?はしゃぐ優美の背後に森林の映像が・・・なぜ? 無視しました。母から、何度も何度も着信があったのに。 母が助けを求めてきたのに、自分は耳を塞いだ。 母を見殺しにしたんですよ! やはり、その件があって「人を殺した」と言ったのだ。 罪悪感に顔を歪める優美を見て、白井が唐突に 優美さん、一口でいいんで食べてみてください。ほんの ちょっとだけでも、幸せな気持ちになれるはずなんで。 言うとおりにする優美。 なんでこんな悲しいのに、食べられちゃうんやろう。 おいしいものの力だね。 回想シーンに、昔の、高さのない黄色いモンブランが映る ・・・久しぶりに食べたくなるわ。 ここは、何でも言っていい場所よ。愚痴でも悪口でも何でも。 人には、そういう場所があった方がいいのかもしれない。 自分が一番つらいのは、母がいなくなって、どこかホッとしている自分もいて…。 これが理解不能。非常に違和感ある台詞。 優しく、自分を支えてくれた母を失えば、気持ちが一気に弱まる・とてつもなく不安になると思うのだが、なぜ?! 精神的にも経済的にも、母が頼りだったのではないの?! 『ずっとお母さんのそばにいて』と幻聴と同じことを言われ、束縛されていたの? 母の悲し気な声は、優美の自責の念から生まれているだけでしょう。 母は、自分の人生を犠牲にして支えてくれたのに。 申し訳なさと安堵という、相反する気持ち。 何度も電話がかかってきた そのことについて お母さんは、優美さんがどこにいるのか、単純に心配だったんじゃないですか? 助けを求めて ではなくね。その可能性はある。 もし、お母様が知ったら喜んだと思いますよ。 何十年も引きこもってた娘が、友達と朝帰りしたって聞いたら嬉しわよ。 そう言われて、笑顔になる優美。 満面の笑みの母と、夜遊びで上機嫌の自分が会話するシーンが思い浮かぶ。仲良し親子。 『優美は、世界一楽しい子だもの』 ・・・もしかして、お母さんはクセの強い人だったのか? * * * とにかく今回は、優美の脳裏に浮かぶ光景(白い空間で、白い布を被った人物の登場~彼らが優美を捕まえるという演出)に唖然よ。鼻白んだ。 それと、母親を亡くした優美の心境・・・ホッとした というのが、優美の状況や親子関係からして腑に落ちない。 彼女の独特な喋り方にも、嫌悪感が生じてきた。 夜遊びする友だちってのも・・・成人だからいいのだけれど、優美に合うのかなと思った。余計なお世話だが。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年02月08日 21時05分39秒
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