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カテゴリ:❀ バニラな毎日
お菓子教室にやってきたのは、卵・乳製品アレルギーの弟のためにお菓子を作りたい という少女・香澄。白井は、
パルフェを提案。 大喜びする弟と、笑顔で感謝する香澄の映像が送られてくる。充実感を覚える白井。 佐渡谷は`なぜカウンセリングを受けたのか´・・・以前、答えようとしたことについて話し始める。 料理研究家として「実力もないのに売れっ子になっちゃって」働きすぎて燃え尽きた。 そんな時、雑誌で超簡単なクリスマスケーキの作り方を 紹介したの。 クレームの嵐よ。投書や電話が編集部に殺到してね。 それを機に、料理研究家を辞めた。 クレームの手紙も全部読んで、電話の録音も聞いた。 みんなの声を、受け止めないといけないと思ったから。 真面目だな。 辛かった。 でもな、一番問題なのは、その人たちのクリスマスの日が、台なしになったってことなの。 忙しいお母さんたちが、私のルセットを信じて、手作りのケーキをクリスマスに作ろうって思ってくれたのに。 確かに・・・楽しいはずの日、手間暇かけたのに期待どおりのものが作れなかったのだから。 私、大切なこと忘れてたんよ。 私のルセットの先には、それを見て作る人たちの喜びも、悲しみも、人生までもが、あるってこと。 かなり大きな話になってきた! それを忘れてた自分が…ほんま、許せなかった。 涙ぐむ。 プロの料理研究家・レシピ提供者として、その利用者に 対する想像力・思いやりに欠けていた と。 でも、このお菓子教室で出会ったみんなや、白井さんの 頑張る姿を見て、このままじゃダメやと思った。 佐渡谷も、生徒たちからプラスの影響を受けていた。それと、白井を見守りつつ、彼女から活力を感じ取るようになっていった。 ずっと…自分の人生に納得ができてなかった。 白井さんの復活を見たからこそ、立ち上がる勇気が出た。 二人とも目が潤む。 佐渡谷は白井の力になると同時に、白井によって自身を 前向きにしていったのだ。 佐渡谷から「フランスに行く」と言われ、戸惑いの表情になる白井。 その選択を受け入れつつも「寂しい」と言うと 向こうに、ずっと住みわけじゃないから。 移住ではなく、行き来すると言われ それ、先に言ってくださいよ!涙の無駄遣いしちゃった じゃないですか。 一安心だね。 佐渡谷は、かつての恋人に会いに行くのだろうか?そういう話にはならなかったが、彼の店には行くだろう。 二か月後。 店の外で、花を手入れする白井。 静から電話がかかってくる。 彼は「復帰ライヴを行う」というが、乗り気ではない 様子。 事務所が勝手に決めたことなのか? 彼があまり元気ではないようだ と察した白井は 一緒にお菓子でも作りますか? 静への友愛を感じる言動だ。 話していると、スクーターが突進してきて、なんと 白井をはねる。 あぁ・・・辛いシーンだった。 せっかく再スタートを切って、いい方向に進んでいたのに。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年03月03日 19時47分27秒
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