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カテゴリ:❀ バニラな毎日
白井は母に「昔、よく家出されて凄く悲しかった」と
言う。ずっと黙って抱えてきた思いを、勇気をもって母に伝える。 お腹、空いてない? うん、空いたかもね。 母のこの微妙な返事・様子・雰囲気・・・筒井 真理子が うまい。 子どもの頃の思い出に沿って、ホットケーキを作る白井。 おいしい。 微笑む母。`あの時´とは違う。 お母さんの、その言葉がずっと聞きたかった。 ごめんね。 二人とも、涙ぐむ。やっと親子の関係が改善。わだかまり解消された。 * * * 店の再開。 えっ、焼き菓子を作れるようになったの?! パウンドケーキやタルトタタンもある! パウンドケーキがうまく作れなくて、落胆したのに。 バニラアイスクリーム 800円!いい値段だなぁ。 どん底を知ったからこそできた、復活の味です。 * * * 回想シーン 店を手伝う気満々の佐渡谷に 言っときますけど、ここ、私の店なんです。 えっ・・・尖っている 手伝わなくていいです。 私は、一人でやりたいんで。 いつもと態度が違う・・・ やりたいことがあるから、もう一度フランスに行こうと 思ったんじゃないんですか? 私を逃げに使うんですか? 佐渡谷を突き放す白井。苦労してきただけに、強いし厳しい。 佐渡谷のことを、よく考えている。 図星を突かれ 怖いのかもね。夢にもう一度挑戦することが。 若くはないしね…。 しかし、白井にそこまで言われたら やったる。 あなたみたいに、私のルセットで人を笑顔にしたい! 佐渡谷さんには私がいる! 何があっても、大丈夫だから。 以前、佐渡谷に励まされた時と同じように、今度は白井が佐渡谷を優しく包み込む。 友情を確かめ合う二人。出会えてよかったね。 子離れって、こんな辛いもんやの? やはり、親のような感覚もあった。 静との関係が進展か・・・ウ~ン、彼は友だち・同志 という気持ちでいてほしかった。 静が白井を振り向かせたい と悩む姿が、お約束という感じだったのに。 * * * なんというか、意外とあっさりした最終回だったわ。 白井の借金・右手・経営 といった問題が今後どうなるのか、知りたい。 佐渡谷は、フランスに行って良かったと思う。だって、 別居では夫がかわいそうだよ。 レストランで働き出したのか、学校に通っているのか… 彼女の今後も知りたい。 静は、いつ本気を出す…完全復帰するんだよ!(笑) 正直言って、ケーキ店の方が稼げると思うのだが…。 製造も接客も白井ひとりでする…大丈夫かな。右手のこともあるし。 もう一つ正直な感想は、事故に遭って右手が不自由になるという展開は、辛かった。衝撃が強すぎた。だんだん回復するならまだしも。 完璧なフランス菓子を作る白井というキャラクターが、 魅力的だったのに。 そこを変えないでほしかった! 苦難に見舞われても、希望を持って歩む・・・それがこの作品の主題なのはわかるけれど、気が滅入ってしまった。 毎回、冒頭に映るお菓子の美しさに惚れ惚れした。特に フレジエの愛らしさ・パウンドケーキの素朴さが印象に 残っている。 パティシエ、凄いな!と思ったし、ケーキ作りの手間暇を垣間見て、それなりの値段がするのもやむを得ず…とも。まあ、なんでもそうだけれど。 バニラアイスクリーム、食べたくなる。 こんなことを言ったら身も蓋もないが、ケーキ店にアイスクリーム製造機があることに「ん?」と思った。 アイスクリームの販売はしていなかったのに、なぜこんなに本格的な製造機が置いてあるの?と。 蓮佛 美沙子と永作 博美がうまかった。 蓮佛 美沙子という名前は薄っすら知っていたけれど、演技を見たのは初めて。魅力的な女優だと思った。 永作 博美のことも知っていたけれど、こんなにすてきなんだ!と認識を改めた。 木戸 大聖(たいせい)という俳優のことは知らなかったが、うまいなと思った。 続編、あってもいいと思う。 ドラマが放送中にもかかわらず、なぜか書店に原作本が 置いていない。 複数の大型書店の在庫を調べたが「在庫 僅か」の店が数件だけ。 商売として、考えられない。出版社・書店が、ドラマ化を機に売り込まないのか?!せっかくの商機なのに。 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年03月18日 21時46分55秒
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