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カテゴリ:❀ ドラマ 舟を編む
みどりの歓迎会。日本語学者や社外編集者も参加。
「大丈夫です。岸辺さんが来てくれたことですし」 「岸辺さんには、辞書づくりの才能があります」 馬締は、みどりのことを買っている!直感なのだろうが、まだ何もしていない彼女に対する信頼度が、異様に高い。 「つくりたいなんて思ったことないです。辞書なんて…」 いたたまれず、自分の思いを正直に話すみどり。 「この人らの前でな、辞書バカにすんじゃねえよ!」 天童が激怒。 「してない」 「したじゃねえかよ!」 「バカになんて」 その瞬間、「してるから!」と声を荒らげた恋人を思い出す。 「私、バカになんてしてるつもり、本当になくて。でも、思われちゃうんです、なぜか…。そう思わせちゃう何か、悪い言葉を使ってしまっているんだと思います。無意識に」 それだね。相手を不快にしてしまうのは。 「この世に悪い言葉は存在しませんよ」 松本先生「誰かが誰かに何かを伝えたくて伝えたくて、 必要に迫られて、生まれてきたんです。悪いのは言葉ではありません。選び方と使い方です」 哲学的なセリフが続く。 「辞書は言葉の海を渡る舟だと。人は、辞書という舟に 乗り、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。~もし 辞書がなかったら、私たちは茫漠とした大海原を前に、 佇む他ないでしょう」 先生、ロマンティック。 「辞書は、あなたを褒めもしませんが、決して責めたりもしません。安心して、開いてみてください」 いいセリフだなぁ。 「岸辺さん。昨日今日と、すみませんでした」 頭を下げる馬締。異動してきたばかりのみどりに、辞書に対する熱い思いや知識をまくし立ててしまった と。優しい人だなぁ。 天童の舌打ちは、そんな馬締に対してだった。 とはいえ、人前で舌打ちなんてするなよ!感じ悪いったらありゃしない。 学生アルバイトが、社員にすることではないし。 「俺にお世辞は言えません」 断言。・・・発達障害か。 広辞苑を持ち歩く!重い!体に悪いわ。 「限られたスペースの中で、いかに簡潔に、でも意味を 損なわず、豊かに、大切に収めるか。この厚さ8センチの戦いに、俺たちは挑むんです」 戦い・・・馬締の風貌とはかけ離れた、意外な言葉が出てきた。 「岸辺さん、あなたはそのための重要な才能を持っています」 また・・・ 「一緒につくりましょう。多くの人が、長く安心して乗れるような舟を。寂しさに打ちひしがれそうな旅の日々にも、心強い相棒になれるような舟を」 馬締もロマンティックね。 先生に言われたとおり、よく口にする【なんて】を辞書で引いてみたみどり。軽視の意味があると知って、愕然とする。(知らなかったのか!) 恋人「でも何か俺、みどりちゃんといるとどんどん自分が嫌になる」 あぁ・・・こう言われたら、修復は不可能でしょう。終わった。 海から昇る朝日を見つめながら、涙するみどり。心持ちに変化が。 そして出社。昨日とは一転、文学的なことを言う!表情も明るい。 ブラウスも、真っ赤なスカートもおしゃれだな。 編集長は、みどりの才能に気づいて異動させたか。 * * * 一見どこか頼りなさそうだが、芯がある・・・そんな感じの青年・馬締。 野田 洋次郎という俳優を知らないのでちょっと調べたら、ミュージシャンだという。へぇー。まだ初回だが、好演の印象。 柴田 恭兵がいいな。痩せすぎに見えるが。 ヒロインが辞書づくりで自己を見つめ、気づき、いろいろ教えられ、変わっていく~成長していく物語か。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年06月23日 22時16分16秒
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