スパイファミリー(36)バーリント・ラブ 感想 ボンドが…
ベッキーが見ているドラマは、彼女お気に入りの「バーリントン ラブ」か。部屋が広い!広すぎる。豪邸。大きな天窓。調度品の趣味もいい感じだわ。エッ!フォージャー家の家族写真が飾ってある!おかしい。ラブシーンにドキドキして、直視できないベッキー…かわいいな。* * *フォージャー家を、まさに`突撃´訪問(笑)<ファァァ 本物のロイド様!>顔!(笑)<執事のあの身のこなし…場数を踏んだ元軍人だな>えっ!マーサは元軍人なのか…知らなかった。「ここがリビングルーム」「えっ、玄関脇の収納スペースじゃなかったの?」「ここがアーニャの部屋」「まあ、うちのビーゼルちゃんの小屋よりコンパクトだわ。息苦しくならない?」・・・悪気がないのはわかるが失礼!マーサが教育してやれ。フォージャー家の住まいだって、かなり広いし十分立派。<アーニャちゃんだって、あたしがママなら嬉しいはず!>ベッキーの妄想が・・・とんでもない。だが、それを読み取ったアーニャは驚きつつも<ナシじゃない!>エッ?!ベッキーがロイドの妻になる=自分の母になることを、意外と悪くないと思う。ヨルへの愛情は何処へ…そんな子だったの…。良家の娘が「あたし」と言うかな。仕事柄、ブラックベル家に関心のあるロイドは<娘から得られる情報もあるかもしれん。軽く探るか><父親の仕事の空くタイミング、行動範囲、習慣、食の好み、有益なものはいくらでもある>雑談の振りをしてベッキーに話しかける。本心を隠した彼の笑顔にベッキーは <私の好みとかを把握しようとしてくれてる?エッ、あたし 誘われてる!?誘われてるの!?>違うって(笑)<先々を見据え、情報を集めておいて損はないだろう>有益な話を聞き出そうとして、つい真顔になると<心なしか真剣な眼差し!>誤解!(笑)ヨルが帰宅する。ボンドかわいい❀<現れたわねラスボス!>この子、本当に6,7歳なの(笑)強い反感を抱いているものの、お嬢様らしく「こ、こんにちは、奥様」膝を曲げ、スカートの裾をつまんで会釈するベッキー・・・かわいいな。「見ろベッキー。これがうちのボンド!」で、ボンドが「bondodesu」と言った?!「ありがとう、ヨル」ん?!呼び捨て!「ヨルさん」と言っていたのに、いつから?(今期も何度か見逃している)<今ここで全てを出し切るの!ドラマで得た知識を!>どんだけ「バーリントン・ラブ」が好きなの(笑)<男は結婚しても、相手に`女´を求めるものなのよ!>子どもの台詞と思えない。ロイドの隣に座ったベッキーは、緊張と興奮で顔が赤い。<なんだか体調が悪そうですね…>(笑)ベッキーの心の内など、ヨルにはわからない。髪アタック ? ただの謎行為。ベッキーは膝を閉じて座るが、アーニャはだらしない・・・育ちの違いが表れている。「あの、ロイド様、さっきのお話…あたしのおうちにご興味が?」「あぁ失礼。そんなつもりじゃないんだ。ついミーハー心で」咄嗟の返しが、さすがにうまい。(しまった。子どもだからと踏み込みすぎたか)侮れないね。「えっ‥!あたしのことは遊びだったの!?」また子どもらしからぬことを。さらに表情が…本気!「何を言ってるんだい?アハハ」<ヨルさんが変な誤解する!>焦る が<まぁロイドさんたら。私が帰る前、ベッキーさんと遊んであげてたのね。優しいです♡>いや、普通はそう思わないが…いや、ベッキーは子どもだからな…いや、ヨルが呑気ってことか。<クッ…奥さんもあの余裕の笑み!勝ちを確信してるんだわ!>涙顔が途端に険しくなる。まだ子どもなのに`女´だね。<こうなりゃ当たって砕けろよ!ペネロペがトミーに使っていた、あの最終奥義を!>ロイドのこと、本当に好きなのだなぁ。執念を感じる。この年で奥義という言葉を知っている・使うのはベッキーだけ!「ア~、なんだか酔ってきちゃったぁ」怖ろしい子。でも、紅茶なのは一切無視!(笑)「大変!私ってば子どもの飲み物にアルコールを!?どうしましょう!」紅茶を淹れたのに慌てるヨル。「まさか茶葉が発酵しすぎて!?」そんなこと、あり得ないでしょう!ベッキーを抱えて、猛然と病院を探すヨルに「待って奥様!違うのあたし…ロイド様とおつきあいしたくて、嘘ついてただけなの!酔ってないの!」予想外の展開に驚き、白状するベッキー。「お、怒らないの…?」「ロイドさんが好かれているなら、私もなんだか嬉しいです。素敵な方ですものね」<な、なんて心の広いお方なの!不倫OKなの?>いや、そういう意味ではない。「でも、ロイド様はあなたを選んだじゃない!」「どうやってロイド様を射止めたの?知りたいわ!」まだ引き下がらない。なぜこの人なの?知りたい!という関心は尽きない。少しでも納得したいのだろう。「空のような心の広さ、大地のような力強さ…詩人だね、ベッキー。完璧なレディだわ。あたしもあなたに弟子入りするわ!」対抗心メラメラだったのに、ヨルのファンになっちゃった!やっと納得したか、と思いきや<そしていつか、ロイド様を…>まだ諦めない!この気力・執念!性格と若さだな。