百姓貴族 12頭目「火星開拓農民 荒川」感想
【200X年。地球は人口爆発と農地の減少、そして自然破壊によって、未曾有の食糧危機に陥っていた。もはや地球ひとつでは、人類の腹を満たせなくなってしまったのである】「それはSF」と笑えればいいが、いや…現実味あるだろう。で、著者・荒川を含む開拓団が火星に向かう。モノリス(笑)🐄「思ってたより涼しくて気持ちいいなぁ」実際、そうなの?案内人「火星にも四季があって、台風も来るし砂は飛び散るし、竜巻も発生するから~!」本当に?🐄「イナゴとヒグマがいないだけ、マシだと思いましょう!」あまり励ましの言葉にならない気がする。笑🐄「物のない所に物が流れるのではありません。金のある所に物が流れるのです」社会の現実だ。`家畜のタコ´を🐄「過密飼い」 「ストレスで手足をかじりそうだから、あらかじめ切り落とす」 「フォアグラにしよう」で、強制給餌これらも産業の現実だろう。効率よく、貪欲に食を求める荒川に火星人「地球人こわ~!」* * *軽く受け流しながら見ていたが、ふと「いや…将来のことわからないぞ」と。今は考えられないことが、いつか現実になるかもしれないな と。だって、この2,30年で社会がどんどん変化しているのだから。ひょっとしたらいつか、火星開拓もありか?…とぼんやり思った。いや、さすがにそれは無理か?最終回に期待していたが、あまりおもしろくなかった。次は、ずっと前から読みたいと思っていた原作を楽しみたい。