ソーイングビー6 (20)「決勝戦!ジャンプスーツ対決」感想
「切れ端でパーティー服を作る」の審査結果。4位 ブローガン E 前のひだ飾りが、カッコよくない。3位 デブラ P 控えめでエレガントだが、パーティーっぽさがやや足りない。2位 アニー E ベルトが少しダブついているけど好き。とてもシック。1位 マン・イー P コンセプトがいい。全てうまくいっている。君がパーティーで着ているところが、目に浮かぶ。うまいこと言うね!確かに、彼女に似合うと思う。「自分が着るパーティー服」という指示だったから、こう思われたら本望だね。ブローガン作は、エズメが気に入らず。胸元のひだ飾りが、よほど目障りなようだ。逆に、アニー作は気に入った。審査員の好みに合うか合わないか・・・明暗わかれる。ブ 最後のリメイク課題が終わってホッとした。もう二度と、ゴミ箱を渡されて何か作れって言われないもの。皮肉まじり。表情には出さないが、評価が悪かったから機嫌は良くないはず。連続の最下位で、優勝は遠のいたし。デ あしたは胸がいっぱいになりそう。待ちきれない。ワクワクしている。デブラには優勝の可能性があるから。* * *P 今のところ、マン・イーが僅かにリード。デブラが2番手で、アニーが3番手。残念ながらブローガンは、アモルファスドレスで後れを取ってしまった。リメイク作品も、エズメが辛口評価。E でも、最後の課題で入れ代わるかも。誰だって大失敗することがあるもの。大失敗・・・シビアなことを言うなぁ。最後に傑作を見せれば、一発逆転もなくはないが・・・。<決勝戦の最後の課題では、家族や友人がモデルになる>いよいよ・・・これで優勝者が決まり、番組が終了となる。<ブローガンのモデル⇒姉ヘイリー、マン・イー⇒学友、アニー⇒元同僚、デブラ⇒友人>華やかなジャンプスーツを、5時間半で仕上げる。ブ とっても幸せ。大好きな姉がそばにいるから。姉妹の仲がいい・・・良いね。すばらしい。羨ましい。ア なんか急に感傷的になっちゃった。これが最後だもの。感慨深いよね。P ジャンプスーツは、近年レッドカーペットでも人気がある。人目を引く、華やかなものを期待したい。最後だから、すてき!と思うものが見たいね。ブローガンと姉ちゃん、全然似ていないというか・・・違うタイプに見える。ヒョウ柄の生地・チュールのスカート 完成予想図を見ると、ショート丈が若々しい。* * *デブラはマルチカラーのクレープ生地を使用。肩紐なしの身頃。E ボーンを入れるの?デ はい、裏地に。初めてやります。えっ…それは心配だな。マ デブラ、大丈夫?気軽に声をかけてくる・・・余裕あるな。デ ずり落ちちゃったら大変。絶対にあってはならない。* * *ア 大きなリボンを垂らすP かなり重そう。ア なんとか支える。ア ラルフ・ローレンのジャンプスーツを参考にした。上質サテン生地。背中に、トレーンのように垂れ下がる特大リボン。それを、ボーン入りのコルセットで支える。エズメ好みの大きなリボンで攻める!ア ちょっとスポーツウエアっぽくします。笑顔を見せるパトリック。アニーのデザインが気に入ったようだ。* * *マン・イーが参考にしたのは、コミックのキャラクター`ハーレイ・クイン´。大きなマント・スパンコール付きのストレッチ素材とジョーゼット 青緑でまとめる。華やかな色味でいいと思う。* * *<股ぐりは、ピチピチでもブカブカでもいけない>デ ぴったりフィットさせたいけど、きつすぎるのもダメ。難しい。腕の見せ所だね。マ スパンコールとストレッチだから難しい。スパンコール生地を縫うのは初めて。どうしてこれにしちゃったのか!初めてなの!?意外。厄介な生地を始めて縫う・・・そりゃ、かなり手間取る。残り1時間マ 遅れてる~!スパンコールが顔に飛んでくる!想定外!初めてだか。。ア リボンに芯地を貼り付けて、きれいな形を保たせる。うゎー、生地が大量。ブ アニー、大丈夫?また声かけ・・・優しいな。ア ちょっと大変。かなり重い。<肩ひものない身頃で、左右のトレーン部分が2mあるリボンを支えねばならない>ア リスクはあっても攻める。若いしね。それでいい。P (アニーのリボンは)目を引くだろうが、落ちないようにするのは至難の業。支えられるといいが…。重さに耐えられるか、心配。E (デブラの作品は)レッドカーペットに合うかしら?友達がパーティーで着る服を作っているから。P 独身最後のパーティーは、レッドカーペットではないね。完成予想図を見ると、明るくていいと思うがゴージャス感はない。E ブローガンがきれいにスカートを作れれば、ドラマティックな服になりそう。まさかの一発逆転の可能性ありか?P マン・イーは、まだ上下をつないでおらず、フィッティングしている。E えっ、きっとスパンコールのせいね。P ちょっと心配だな。僕たちが期待しているような仕上がりに、なるかどうか。時間が足りなくて思うようにいかないかも・・・。残り30分ブ なんてこと…ずっと下糸がないまま縫ってたみたい。えーっ!どういうこと?それは`縫えていない´ということだろう。よくわからないが。やり直し?マン・イーが間に合うか、ヒヤヒヤした。* * *=審査=ブローガン作P ヘイリーが魅力的に見える。レッドカーペットにピッタリ。繊細に動くスカートが非常に目を引く。どこもきれいにフィットしている。ヒョウ柄がとてもいい。全てうまく処理していて、ギャザーの寄せ方も完璧。E リボンはもっと大きくして、目立たせる方がいい。でも、とっても楽しく着られる服だと思う。あなたも着て歩いてみて、楽しかったでしょう?高評価・好印象。ブローガンらしい感じがする。脚を見せるデザインが、溌溂とした印象を与える。最後に力を出し切った。だが、最下位からひとっ飛びできるかどうか、まだわからない。 下糸問題は影響なし?!どういうことだったのか。デブラ作P 非常に色鮮やかで、目が釘付けになる。この扇形のドレープがとてもいい。服の魅力を高めている。実におもしろい形をしている。E チュールで縁取りしたみたいで、とてもいい。肩紐がないと、支えるのが難しいの。でも、身頃のフィット感も抜群。こちらも高評価・好印象。私の感想は・・・ドレープが、遠目にはあまり目に入ってこない。せっかくきれいにできているのに。生地の柄が楽しいし、きれい。印象に残る。モデルに似合った服だと思うが、ハイヒールを履いてほしかったな。(どうしても無理だったようだ)デブラの少し乱れた髪が、制作の努力を物語っているようだ。アニー作P 見た人を強くひきつけるジャンプスーツ。脇のラインが とてもスポーティーで今風。淡いシルバーと濃い灰色の組み合わせが実に美しい。E ポケットに手を入れてみて・・・とてもきれい。ドラマティックなリボン。私の好みだからね。コルセットで支えられている。P まるで魔法のように、しっかり留まっている。トレーンの長さも文句なし。とても印象深い。すばらしい。モデルが体格良すぎる・胸が半分見えてしまっているのが気になる。パトリックが言ったgunmetal greyが、今風で好印象なのだろうな。脇のラインが効いている。これがあるのとないのとでは、評価に差が出るね。マン・イー作E マントが本当にすてき。着ていて楽しい?飛べそう?まだモデルに話しかけるエズメ・・・今までこういうことは、ほとんどなかったと思う。P フィットしている。ハーレイ・クイン風の、4分割の切り替えも目を引く。難しいスパンコール生地を使った点がすばらしいし、実にうまく縫えている。E あら 切り替えがぴったりだわ。裾もきれい。ここもかなり縫いにくいんだけど。実にドラマチックなジャンプスーツ。まさにレッドカーペットに相応しい。胸を張って言い。やはりキラキラ(スパンコール)が華やかでいいね。マント(ケープと言っている)を付けたのもいいアイディア。ドラマティックに見える。イメージしたハーレイ・クイン風だと言われてよかったね。もう少し胸が隠れた方がいい。けっこう危ない。* * *=審議=P ブローガンのジャンプスーツはすばらしいが、デブラ、アニー、マン・イーを追い抜くほどではないと思う。3人とも、とてもいい出来だからね。ブローガンを大いに褒めたものの、バッサリ。さっさと優勝候補から外す。サラ デブラはどう?E 私はとても気に入った。この形も、ドレープも。P デブラは、きちんと計算された美しいシルエットの服を、一貫して縫ってきた。E 型紙の課題もいい出来だった。ベテランの技術力。サラ アニーは?E 彼女の作品にはドラマがある。p アニーは、エッジの効いた服を縫い上げる、優れたセンスがある。これは目を見張る服。それに、マリーナによく似合っていた。ファッションバイヤーをしているだけある。サラ マン・イーは?E 彼女のも、とてもいい。スパンコールも、マントもすてき。P マントが目を引く。これも実によくできた服と言える。E 彼女はずっと、リスクを恐れず挑戦してきた。リメイクの服もとてもよかった。1位だった。刺繍も上級者だしね。時間に追われて焦っても、意外と仕上がりがいいのも彼女だった。P 今朝までは、マン・イーとデブラがトップにいた。要するに問題は、アニーのジャンプスーツが、2人の上をいったかどうかだ。E 答えは出たわ。迷いがない。アニーに決めたのだね。会場に、家族や敗退した仲間たちが集まる。恒例の賑わい・・・いいね。実力は高かったのに、運悪く脱落したマーニの姿も。ブローガンは前半好調で優勝候補に思えたが、後半で苦戦。なんというか、歯車が狂ってきた感じだったな。逆に前半は低空飛行だったアニーが、後半から存在感を示すように。最後に勝てばいい・・・これまでも、似たようなことがあったな。デブラは日本WEEKの型紙・リメイクでボロボロ。気分が乗らずウンザリしていた。しかし、翌日には持ち直し、最後まで好調を保てた。他の三人より上の世代だから、気力体力的に不利だったと思うが、若者に負けない実力を披露した。私が優勝者を選ぶなら、うーん・・・う~ん・・・マン・イー。* * *=結果発表=優勝はアニー。エズメの好きな大きなリボンで勝負をかけ、落下防止に成功。`エッジの効いた´デザインも受けた。勝つために打って出て、失敗しなかった。成長著しい印象を与えたのも、勝因だろう。エッジの効いた の意味がよくわからない。今風・カッコいい・クール・・・そういう意味か。出場者たちのその後・・・「マン・イーは服作りを休み、クッションづくりに夢中」服を縫うのに疲れ果てたか。気分転換したいのだろう。ブローガンはおめでた、アニーは出産!あれもこれも、手に入れられる人は手に入れるのだ。この番組が終わると、寂しい気持ちになる。本国でシーズン9が放送されたようなので、また日本語版も制作して見せてほしい。(今回もNHKにメールを送った)ソーイングしたい。習いたい。(まったく才能ないが)長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。