ロング・ラブレター~漂流教室~ 第7話 もっと普通の恋愛ドラマ 感想
大人っぽい女子(香里奈)…色気ありすぎて、高校生に見えない。病状悪化し悶え苦しむ浅海に高松「しっかりしろ、浅海!わかってんだろう、浅海!お前に死なれちゃ困るんだよ!なあ!絶対 死ぬんじゃないぞ!」気持ちはわかるが「重篤者の前で、そんな大声 出さないで」と思った。中国兵3000人が神隠しに という話…実話なの?浅海は23歳、結花は28歳…5歳も年上かー。エッ!?素人が輸血実施!どういうこと?!まず、器具がない。知識も技術もない。衛生的にも問題大。池垣(男子)が安堂(女子)に声をかけるが、冷たくあしらわれる。彼女は、別の男子の世話だけ熱心にして立ち去る。表情が曇る池垣。反対に、安堂に優しくされた男子は笑顔を見せる。これは・・・川田(生徒会 役員)「もしかして、三崎さんがもう戻らなくて、浅海も死んじゃった場合…あたし達だけでここをどうしていくかって問題」そうならないでほしいが、そういうことも考えねばならない状況だ。あろうことか、ピストルを拾ったのは関谷。種から芽が出て「やった!やった!」喜ぶ岡津と高松。いいシーンだ。教室にいる池垣もベランダに出て「かわいいな!」と喜ぶが、固い表情で教室に引っ込む。そして、丸めた紙を投げてよこす。「コッチもどってくんな アサミを守れ」それは緊急メッセージだった!浅海に輸血する…信じられない。どうやって?この環境での輸血だから、拒否反応を起こしてもおかしくないと思う。本倉高校に赴任し、結花の同僚になり交際 ~ 時には痴話げんかもする、若者同士の普通のカップルそんな二人を夢想する浅海。「普通だ。そんな、もっと普通の恋愛ドラマだって、ありえたはずだ」こんなわけのわからない・明日の命も危うい過酷な状況ではなく、平和で豊かな以前の世界で。常盤 貴子のスタイルの良さ!薬を探しに病院に向かう結花たちだが、ついにガス欠。そうでしょう。今までよく持ったな。高木(女子)「ふざけんな。帰れねぇだろう。どうして配分 考えて走らねぇんだよ!」かなりの距離を来た。歩いて帰るなんて、想像もしたくないよね。ろくに食べていない体で、砂漠を歩き続ける羽目になる。そりゃ怒るよ。結花「今、そんな先のこと考えて行動する心の余裕なんてないんだよ!」無我夢中…気持ちはわかる。でも、大友と高木を連れてきたのだ。彼らのことも、ちゃんと考えないと。竜巻発生!池垣「俺ちょっと行ってくるわ。畑だよ。せっかく芽出たのにさ、これじゃ死んじゃうって」高松「お前が死ぬぞ」「俺はあの芽がかわいいんだよ。なんか今、あの芽がすっげぇ大事なんだよ。あれってさ、俺らが生きる、最後の砦だべ。まじで。なんかさぁ、今までなんとなーく生きてきたけど、こういう気分ってあんだよなぁ」いい子だ。泣けてくる。でも、だからこそ嫌な予感。「殺せ!俺は邪魔なんだ!」あまりの苦痛と、生徒たちに負担をかけることが心苦しい浅海が叫ぶ。結花たちが大病院に来ると、そこには先頃学校に侵入した謎の男が!だが、怪我をしている。「あたしたちと一緒に生きて!」彼に寄り添い、涙を流す結花。優しい。(常盤貴子 きれい!)「生きろ、無駄な人間たちよ」「君達は、未来に〇〇〇」←聞き取れないと言い残し、彼は果てた。なんとそこに、学校を去った松葉杖の女子・西の姿が!「私を守ってくれたのね」男への感謝を口にする。まさか西が再登場するとは!これには驚いたわ。無事でよかった。しかし大友「一緒に帰ろう」西「私、ここに残る」またバカなことを言い出す!三崎は西の気持ちを汲んで、彼女の為に戦死した男たちをきれいに並べ、高木のタバコを線香代わりにし弔う。(気持ちは尊いが、一刻も早く浅海の元に帰ってほしい!)歩いて帰る四人。(よく気力体力が残っているなぁ)学校の方角に大きな竜巻が見え高木「先に行け」結花に代わって足の不自由な西を支え、結花と大友を促す。つっぱっているが、優しいところもある。池垣「俺の農園だよ。俺が守んなくてどうすんの」我が子を思うのと同じだな。 「俺さあ、昨日の夜、安堂に告ったんだ」「ちょっと待ってとか言われたんだけど、それってどう思う?」そういうことか。安堂、そんな思わせぶりなことを言った割に、池垣に冷たかったじゃん!何と言えばいいかわからない高松だが、数秒後に「バーカ!女はな、NOって言わない限りOKなんだよ」明るく返す。16,7歳の少年がこのセリフ…池垣を思いやって不意に出たのか、かおるとの付き合いでそう感じたのか。どちらにせよ、令和の今は理解されずらい台詞だろう。予想どおり、池垣が倒れている!「脈も、呼吸も、もうほとんどない!」浅海がついに、力尽きる一歩手前に。とにかく、輸血が衝撃。生徒たちの行動力に驚いた。偉い。