NHK VRおじさんの初恋(24)感想
衝撃の告白をし、去っていこうとした芦原に食い下がる直樹。「ホナミの気持ちも聞かせてよ。伝えたいことがあるはずだ。ねえ、頼むよ。話してよ」凄いな。この状況で気後れせず、畳み掛けるって。言い方は悪いが、芦原の状況を聞いたばかりなのに、ここまでしつこくできるなんて。「謝ってほしいわけじゃないよ!」以前も思ったが、野間口 徹の絶叫演技には味がある。「私は…自分の信じた人生を生きてきたつもりです。もう…いいですか」さすがに、何も言えなくなる直樹。涙を流し、呆然とする。芦原の様子を覗き見していた耕助の表情も、当然こわばる。飛鳥に報告するしかないだろう。** ** **<俺、これまで人と関わってこなかったからわからなかった。穂波は一人でも大丈夫だと思い込んでた。穂波も俺と一緒なんだ>人は人を求めるってこと?一人は寂しいってこと?(単純すぎないか?)翌日、芦原に会いに行く直樹。思いがけないことに感激し、涙が出る芦原。素直になってよかった。芦原邸。コーヒーを飲む二人。直樹が悠然と構えていて、以前とは別人!余裕しゃくしゃく、コーヒーの淹れ方が上手だと褒める。「また気分を悪くするかもしれないけど、気になってること話してみない?」しつこい・・・また不機嫌になりそうで怖いよ!穂波と出会ってから、煩わしく思っていた佐々木との会話が楽しくなってきた。彼女の言葉に感じ入ることもあり、自分も次第と本音を言うようになった。ずっと話すことが苦手だったのは、うまいこと言わねば・相手にどう思われるかを気にし過ぎていたから と語る直樹。よく喋る!「ホナミのお陰で ~ 現実でも佐々木さんとの会話を楽しめて、今もこうやって、自分でも驚くほど話して、嫌がる穂波の家を会社休んで訪ねるなんて、大胆な行動もできるようになった」変わったよね、かなり。無口・表情が乏しい・覇気がない・背中を丸めていた男が。なぜ自分(ナオキ)に目が留まったのか?と尋ねる直樹。「今思えば、自分と同じ匂いを感じたからですかね」「孤独な人はいっぱいいますが、何だろう…何でしょうね」感覚的なものだったのだろう。「まあ、全てを言葉にする必要はないか」そうだね。「そうです。だから私のことは」「ダメダメ話そう。心の中にあるそれそのままで死ぬ…のは、悔いを残すよ」言い方は悪いが、しつこい気がする。直樹は、芦原が己の問題を語ることが正義のように思っているが、話したくないと意思表示し続けている人に「言って!言わないとダメ」と迫るのはかわいそうに感じる。直樹は、芦原を思いやるからこそ話してほしい。それもわかるのだが。ここまで踏み込むこと、私なら遠慮するな。ここまでする勇気も、信念も持てない。直樹は強いよ。「・・・ ・・・ わかりました。話します」ついに折れた。直樹の気持ちが伝わった。彼は娘を愛し、離婚後は寂しくならないよう気を遣った。しかし「いつの間にか、娘は私を避けていました」プリンの恨みがあるしなぁ。葵8歳の誕生日にロボットをプレゼントしたが、「飛鳥は怒り狂い、私に突き返し、それ以来 会っていません」** ** **「どうしてそんなに怒ったんだろう」事情・状況を知らずして、飛鳥の気持ちは想像できない。** ** **帰宅した飛鳥がキッと怒り顔。「葵、知ってること 話しなさい」新たな波乱の始まり!予告・・・ブルース・リー スピリッツ作戦!?「Don’t think, feel」で親子関係修復か。