BS 老害の人(1)感想
伊東 四朗が元気そうでなにより。前社長の娘役、誰だろうと思ったら夏川 結衣だった。こんな感じだったっけ?と思った。羽田 美智子も出ている。きれいね。パンデミックの最中、老人たちが集まって食事会とは…ダメでしょう!自宅とはいえ、不謹慎。マスクして、パーテーション設置して食べたところで、楽しくもおいしくもないだろう。当時、大真面目にこんなことしていたのだから呆れる。三密という言葉が懐かしい。「え~と、密集・密接 もう一つ、何だっけ…?!」もう思い出せなかったわ。社員たちに、自分が若手だった頃のことを語る前社長…その話しぶりから、折に触れて同じ話を力説しているのだとわかる。50年も前のことを、昨日のことのように話す・・・聞かせたくて聞かせたくてたまらないのだ。何度でも話したい。人にはそういう話が、一つや二つあるだろう。でも、聞かされる方はウンザリだ。「それ、何度も聞いたよ!」である。孫が、大学進学せず農家に弟子入りすると宣言。だったら農業を学べる大学に行けばいい と当然家族から言われるが、決意は固い。師匠が高齢だから、と。なるほど。祖父は孫の望みを認めるが「五年やってものにならなければ、会社を継げ」 と付け加える。すると孫がこう返す。「ありがとう、じいちゃん。頑張るよ。でも、雀躍堂(じゃくやくどう 会社)の方は、五年もつかなぁ」手厳しいことを言う!今の時代、一年先だってわからないからなぁ。中小企業ならなおのこと。内館 牧子による「老後小説」のドラマ化 ①『すぐ死ぬんだから』②『今度生まれたら』はおもしろかったが、これは正直ってイマイチ。次週も見たい気にならず。