百妖譜 第2期 第11話 照海(下)感想
驚蟄(きょうちゅう)は、自身の寿命を知っていながら、媼姫(おうき)と結婚したのだった。間もなく、今生の別れとなる。その悲しみに、妻は耐えられないだろう。「だが、私を強く憎んでいれば、娘と共に強く生きていける」・・・うーん・・・こじつけのように聞こえなくもない。「私の代わりに、媼姫と山海を見守ってくれ」鏡の首飾り・照海を、人の姿に変える。さらに、身を燃やして己の霊力を香料にする。驚蟄が身勝手じゃないか?!自身の寿命を知っていながら結婚~そろそろだから と突然出家!媼姫から「結婚して!」と迫られたわけでもない。媼姫はお金持ちと結婚。しかし彼女は夫に「100日 待つこと」を約束させる。それまでは触れてはならぬ と。理由は明かさない。実は、彼には死期が迫っており、100日後には生存しない。山海にもそれがわかるのだが「あなたは人なのよ!人間なの。妖怪の力は使わないで。絶対によ!」「必ず方法を見つけて、ちゃんとした人間にしてあげる」媼姫の読みに狂いはなく、夫・温は事故死。盗賊に襲われる媼姫と山海。妖怪だと知られてしまうが、寸でのところで照海が現れ、助けてくれる。彼は執事として仕えることに。「驚蟄様の香は、屋敷の下に埋めた。これで、他の妖怪は近づけない。驚蟄様の気配も微かに残り、愛する人のそばにいられる」「その香のせいで、私も苦しんだのだぞ!」屋敷に近づけなかったものね。「媼姫は結局、自分が恨んでいる男がそばにいるとは知らない。そして驚蟄も、愛する女が、自分の決断で変わってしまったことを知らない」「彼女は、山海様のために力を尽くし、妖怪の運命に抗った」「だけど、山海がどうしたいか聞いたことがある?」「妖怪の何が悪い?人になれば、絶対に幸せになれるの?!」磨牙が声を上げる。「ありのままの自分でいたい!」山海は、磨牙にそう叫んだ。「山海は、妖怪であることを恥じてなかった」「でも温夫人は、自分が捨てられたからって娘の人生を歪めたんだ!山海のお父さんだって、愛してるなら、なんであんなやり方をしなきゃならなかったんだよ?!家族に見守られて最期の日を迎えたって構わないだろう!立派な決断のようでも、それって、自分勝手でバカなことだったんだよ!」こんな磨牙、見たことない。こんなに激しい剣幕を見せるとは。号泣…山海を失いたくなかった!彼の言うとおりじゃないか。父は独善的。無責任ともいえるか。妻のため と言うが、本当に妻のためになったのか?なっていないだろう。逆に、娘を人に変えること(不可能なこと)を使命感にしてしまい、婆さんに騙され、娘を監禁し、結果的に失う。山海がかわいそう。出家した自分に酔うなよ…と思うのは、冷ややかか?そもそも、誰かを憎むことで`強く´生きられるか?楽しくはない。「どうか、山海様を助けてください!」桃夭に哀願する照海。山海を救うためなら、身を犠牲にする と言う。「私はイヤよ」しかし、その強い思いを汲み取り、承諾する。「愛してるの?」もはや照海が媼姫に惚れているのではないか…と私も薄っすら感じていた。「どの方も愛している。驚蟄様は、私の主人。山海様は娘も同然。温夫人は…媼姫」彼女に心を寄せている と解釈したわ。桃夭は、柳公子と磨牙を部屋から出す。反抗する磨牙に「グングンを助けに行って」あっ、そういうえばグングンがいないね。柳公子が、磨牙を持ち上げて立ち去る。かわいい(笑)部屋から真っ赤な光が放たれる。爆発のように。媼姫が赤ちゃんを抱いて「ごめんね、山海。母さんが悪かったわ」「山海、幸せになるんだよ。妖怪でも人でもいいから」「もう二度と、バカなことはしない。でなきゃ、照海に申し訳ないわ」赤ん坊になった山海に、思い出のおくるみが添えてあった。 礼を受け取らない桃夭。そんな気にはならなかった。(礼をすると言われて留まったのだが 笑)「あの婆さんの隙のない方術から、どうやって磨牙は逃れたんだ?」「反撃した者は、強制的に戻される」「術を跳ね返す力なんて、あるわけがない」「なら磨牙の姿が、なんで子どものままなのかわかる?」九界輪廻とか九界僧侶とか…難しい言葉が出てきた。磨牙の存在とは?グングンと戯れる磨牙…かわいらしいな。いつもの様子にホッとする。「百妖譜の気配がする」探し物に近づいているようだ。えっ…これが最終回。調べたら、第四期まである!正直言って、少し疲れてきたわ。