ソーイング・ビー7(19)決勝戦!イブニングドレス対決 感想2
=審査=ミア作P すばらしい。生地選びも大成功だね。高級感があり、ギャザーがうまく出ている。だが、肩はもっと ふっくらさせたい。確かに、肩の膨らみがイマイチだね。E 巻きロックがとてもきれい。上のフリルは、ほんの少し短い。裾のギャザーは、均等に入っている。よく見ると…そう、かな?P 総じて、上出来。カッコいい。着てみたいなと思わせる。アスマ作P とてもインパクトのある生地だね。ほつれやすい素材にもかかわらず、かなりうまく縫い上げている。袖のギャザーの入れ方は 文句なし。ミア作より膨らみがあって良い。フリルの巻きロックも…巧みに処理できている。スカートの縫い合わせには、少し苦戦したね。後ろの縫い目が、やや膨らんでいる。E 裾のギャザーを見せて。ここ、どうしたの?生地が裂けてしまって…。ファスナーの辺りにも、小さな傷がある。愚痴を言っていたわりには、出来がいい!そうだ。これまでもアスマは「難しい」と深刻な表情でなんのかの言っても、うまく仕上げる技術力を見せてきた。これもすてき。トニー作P 離れて見ると、きれい。トニーがやや、苦笑いの表情。袖のギャザーは、とてもうまく膨らんでいる。だが、フリルは苦労したね。挟んで縫ってしまったし、ギャザーにムラがある。E 糸だらけなのが、とっても残念。ほつれた糸、切る時間がなかった。それに、巻きロックが外れている。P 裾の切り替えにも手こずったようだな。ギャザーが雑。不均等。でも、大急ぎで裾が付けられた…ここまでできてよかった。E ここ、どうしたの?裾を付ける時に挟んでしまって。やり直したけど、アイロンする暇がありませんでした。これは、同じ生地を使ったアスマとの技術差が歴然だ。胸元にシワが多いな。アイロンをかけなかったアスマ作の方が、シワが少ない。袖のギャザー・・・ミアもトニーもタックに近いのでは?アスマのは、よく確認できなかった。順位 3位 トニーE 生地に泣かされたわね。ほつれやすそう と思った時点で、替えればよかった。2位 アスマ Pとてもうまく縫えているが、僅かにミスがあった。穴を開けてしまったから、僅かなミスとは言えないと思うが。1位 ミアEいい生地を選んだし、縫製もお見事。生地選び、大事!* * *ミア 型紙で1位がとれるなんて、思わなかった。アスマ トニー、愚痴はやめよう。いや、あなたは評価がよかったから、低評価のトニーにそんなこと言ったら、嫌味に聞こえなくもない。ガッカリしてないと言ったら、嘘になる。型紙の課題は得意だと思ってたから。本当は、もっとうまくできた というくやしさね。生地でかなり苦労したから。リメイクは、いつも不安の方が大きいの。ミアの方が得意だしね。トニー あの生地じゃ、しょうがない。次はトップ3に入るぞ(笑)明るくていいね(笑)もしかしたら、この時点で「無理だな」と感じているのかも。参加することに意義がある と薄っすら思い始めてきたか?それとも、まだ挽回できる!と闘志を抱いているか。そのどちらもか。* * *服を作り変える課題。E 刺激的で楽しい服を、男性のマネキンに合わせて作ってちょうだい。制限時間は90分。与えられた素材は、メンズのシャツとパンツに女性のパーティー服。端切れもたくさん。トニー 目立ちそうなものを、いろいろ選んだ。ギンギラギンの服にする。アスマ 思いつくのは、光り物や派手なフリル。二人とも華美にする…どぎついほど思い切るか?!決勝戦と思えないほど、和気あいあい。笑い合う。P 彼らが指示をどう解釈するか、楽しみだね。おもしろい形や、意表をつく生地の組み合わせが見たい。なるほど・・・各人の感性で課題をどう捉え、どう表現するか。沢山の素材から何を選び、どういう服にするのか。E 見た人が思わず「なんて凄いの!」と言う服がいい。P 僕も若い頃は、派手な服装をしていた。年をとると、地味になる。E 私は違うわ。ずっと刺激的で楽しい服よ。今日は、銀色のキラキラドレスだものね。P それでこそエズメだ。いい返しだな!うまい。ミア いつもどおり マネキンにのせて作る。アスマ ビリー・ポーターをイメージ。大胆なデザインにする。トニー DJ風にしたい。ミア 私、変な素材の方が得意みたい。シャワーカーテンみたいな。トニーが素材のパンツを気に入り、履いてみる。しかも二度(笑)トニー 満足の出来だ。気分が乗って作った一着で挽回できるか?!それとも、さらに後退するか?