名前をなくした女神 第2話 身も凍る再会 感想2
侑子に誘われ、秋山家に行くちひろ。他のママ友は誰も来たことない・自分が最初 それが嬉しい。「私の家にも来てもらいたいんだけど、うちって実家みたいだから」「実家っていう意味はね、心が休まる場所じゃないっていう意味」「何かあったの?」辛い家庭生活。転校を繰り返した学生時代。(回数が異常に多い!)虐められた自分に、唯一優しくしてくれた女子がいた。「その子が、初めての友達だった」「侑子ちゃん。私だよ。ちひろだよ。イチハラ西中学校の、一年A組で一緒だった、内藤 ちひろだよ」(^_^)尾野 真千子の演技(微笑み)が秀逸!「早く言いたくて堪らなかった。だって、運命の再会だもんね!」ニコニコするちひろ。しかし、侑子は黙りこみ、戸惑いの表情になる。そう言われも、覚えていないのだ。「離れてても、ずっと友達だよって・・・また会おうね、元気でねって言ってくれたのに?」涙ぐむちひろだが「そうだよね!15年も前のことだもんね」笑顔をつくってそそくさと帰る。これはショックが大きいわ。でも、記憶にないのに思い出した振りをしない侑子の態度は、間違っていないと思う。嘘をつけない性格。(良くも悪くもか)その正直な態度によって、ちひろが深く傷ついたのは気の毒だが。ちひろのショックは、怒りに変わっていく。本屋で、新藤夫妻と侑子が出くわす。「ご主人、いい人そう。東大のイメージからか、もっと固い人かと思ってた」あぁ・・・余計なことを言う。レイナは夫から「トラブル発生 2,3日帰れず」というメッセージを受け取る。怪しくないか?レイナがネット上に投稿した悩み相談に、返信が。皮肉にもそこには`本宮 レイナさんのアドバイスが参考になります´`ご主人に愛されている、すてきな女性´と書かれている。「バカみたい」レイナは、自嘲するように薄く笑う。沢田家は、外食する予定なのに夫から電話が。「今日、帰れなくなっちゃったよ。急な撮影でさ」恋人と過ごすための虚言。子どもたちまで裏切るなんて、酷い。どういう広告なの?と問う利華子だが、夫の適当な返答をサラッと受け入れる。「そう。わかった。頑張ってきてね!」あぁ、この我慢やモヤモヤ感・・・笑顔の裏で、ストレスが蓄積されていく。ちひろは愛憎の念から、侑子への不満を高めていく。自分のことを覚えていない・なぜファイルを見ないの?・颯君ママと呼ばれたくない・利華子とばかり仲良くしている 酷い酷い酷い メールにそう書くが、送信せず。何も気にしていない という体で`明日、一緒に塾の申し込みに行こう´という文に変更し、送る。それで侑子は安堵するが・・・。真央が受験を諦めたことを知らない侑子は、一緒に塾の申し込みに行こう とメールを送る。それが嫌味に思えてならない真央。「イヤな奴…死ねばいいのに」言い過ぎ。こういう荒々しい性格がイヤだわ。侑子は事情を知らないし、悪意もないのだが。真央の言動から、受験すると思い込んでしまったのだ。翌日。侑子に怒りを抱きつつ、平静を装うちひろ。(でも、背後から睨む!) 侑子は、入塾の手続きに利華子も誘っていた。ちひろは、断りもなくそうした侑子にムッとしつつ、本音を隠して笑顔を見せる。「羅羅ちゃんママにもメールしたよ」「あぁ・・・羅羅ちゃんのうちは、多分…」 ちひろは、新藤家が受験に不向きな家庭だと知っているので、真央が塾に申し込むとは思っていない。そこに真央がやって来る。侑子の挨拶を無視。そして娘に「羅羅、健太君と遊んじゃだめだよ」不穏な空気!健太を虐める気か?ちひろの落胆/真央のくやしさ 人は、その人なりのプライドを傷つけられると、相手が恨めしいと思うものだ。相手に悪意がなくても。侑子、余計なことするからママ友を不快にし、反感を買う。黙ってればいいのに。進学とか塾とか、慎重を要する私的なことを、ママ友たちとの共通事項にすると面倒だと思うのだが。