家政夫のミタゾノ(2025) 第5話 パパ活 感想
真理亜「あたしもあと30歳若ければ、パパ100人は作るのに!」笑った。所長・家政婦たち「うるさいなぁ!もうすぐ35歳なんだから、わかるだろう!」笑った。光がもうすぐ35歳・・・全く見えない!まだ学生みたいだ。三田園、高そうなカメラを持っているなぁ。* * *あー、野間口 徹だ!パパ「一度、お互い裸になって話してみない?」そりゃ、それなりのお金を渡しているのだから、そう迫るよね。* * *広くて、なかなか立派なお家。三田園と大門は、山口家に派遣される。娘・唯衣の内定祝いをするので、料理を作ってほしいという。そこに現れたのは、母の恋人だという坂井。なんと、唯衣のパパ活相手。愕然とする唯衣。最 悪。キッチンから、一家と坂井の様子を見つめる三田園・・・顔半分で怖い。(笑)櫻井 淳子 今もきれいだな。唯衣がパパ活で使っている服とウィッグを、皆の前に持ってくる三田園。いつもの意地悪。彼女と坂井の親し気な写真も、覗き見する。カバンの中身も「勝手に手が滑ってしまいました」でぶちまける。お約束(笑)【おねだりマニュアル】が出てきた。三田園と大門に、唯衣のパパ活が知れてしまう。「お願い、家族には黙ってて」「ご安心ください。家政婦には守秘義務がございますので」いつものように返すが・・・「私がパパ活相手だって気づかれる前に、なんとかして坂井さんを追い出さないと」三田園の意地悪で『ようこそ パパ活野郎』が『ようこそ パパ』になっちゃった(笑)「坂井さん、あの人、パパ活してる」思い切って母に伝えるが「どうしてそんなことがわかるの?!」そりゃ、そう言うよね。「それは・・・」正直に言えるはずがない。「ふん!ハリネズミのジレンマ」口の周りにケチャップをつけた坂井が、舌なめずりしてニヤリ。こ わ い!野間口 徹が巧い。「今の髪型の方が、似合ってるよ」うわっ。「あいつ、私がパパ活相手だって気づいてる!」「もう、そんなに引っ張たら、ホラホラ、こうなってしまうから」坂井のカバンの中身をぶちまける三田園(笑)出てきたのは、唯衣を隠し撮りした複数枚の写真。「実は、最近ずっと誰かにつけられてるみたいで」「無言電話も、毎日のようにかかってくるし」大門「じゃあ、坂井さんがお嬢様のストーカー。奥様とつきあってるのも、お嬢様に近づくため」エッ!?唯衣は、別の男性ともパパ活している!三田園は、坂井を恐れる唯衣から`レストランでのデートに同行し、見守ってほしい´と頼まれる。外の席から唯衣を見つめる坂井。驚いた唯衣が逃げだすが、坂井が目の前に現れる。「私のストーカーなんですよね?!」「僕はただ、君を見守っていただけで」坂井に腕を掴まれた唯衣は「触んないで!」抵抗された坂井は、階段を転げ落ちてしまう!頭から出血し、意識を失っているように見える坂井。心配して近づく唯衣。するとパッと目を開く坂井。ホラー映画だよ!頭から血を流した坂井が、山口家に来る!悲鳴を上げる唯衣。坂井から結婚を申し込まれた母は、快諾。唯衣は「やめてよ!」絶叫。唯衣は、兄宛ての督促状を目にする。三田園の仕業(笑)狼狽する兄に「借金のことは黙ってる。その代わり、二人の結婚に反対して!」三田園と大門がこっそり、その様子を見ていた。(三田園さん、かっこいい)だが、兄は坂井の部屋に行った後「二人の結婚なんだけどさ…大賛成だよ!」「あの人になに言われたの?!」「こうするしかないんだよ!」むすび~の事務所。刑事ドラマのように、ホワイトボードに写真を貼って、山口家の問題を分析する(笑)「どんどん家を支配しているって感じが、不気味ねぇ」核心を突いている。さすが所長。「奥様のノートに挟まっていたものを、ついうっかり持ってきてしまいました」「うっかりじゃしかたないわねー。何が書いてあるの?」所長の事後承諾(笑)そこには「~拡散されたくなかったら、僕のいうことを聞け」脅迫状。三田園たちに協力してほしいと言う唯衣。「なんとか、あの男の狙いが私だっていう、決定的な証拠を掴みたいの」「撮らせてもらいました!私の部屋に忍び込み、寝込みを襲ったあなたの狙いが私だっていう、決定的な証拠写真を!」「完全に捏造ですが」女装した光が、意外とかわいい。これなら女で通せるわ。唯衣にストーキングを行っていたのは、もう一人のパパ・馬場だった。「誰なの?今の人は」当然、母が問いかけるが「いえ、その・・・私が見せたいのはこれよ!」「三田園さん、写真 貼ってもらえる?」母に、坂井が自分を隠し撮りした写真を見せようとするが「なんなの?!この写真は!」馬場と唯衣が写っている。「どうして中身が変わっているの?!」三田園(笑)「あなた、パパ活してたの?!」「失礼」くるっとホワイトボードの裏面を表にする三田園。貼ってあるのは、唯衣宛ての不採用通知書。「内定したんじゃなかったのか!?」大手企業に就職する話は嘘!「とにかく、この人は私のストーカーなの!カバンの中に、私を隠し撮りした写真が入ってたんだよ!」「あの写真、見ちゃったの?家のポストに唯衣の写真が投函されててね、多分、さっきのストーカーの嫌がらせね。それで、唯衣に内緒で、坂井さんに相談してたの。坂井さん、ストーカー問題に強い弁護士だから」「弁護士?!」唯衣と付き合っていたのは、業務上の理由からで「唯衣ちゃんが普段、危険な行動をとっていないか知る必要があると思ったんだ」「一度、お互い裸になって話してみない?」発言について「あれも、お互い隠し事せずに話してみないかって意味で。確かに、言い方は悪かったと思う」こじつけ!無理がある!「パパ活なんかやってるから、ストーカー被害なんかに遭うのよ!」「自立しなさいっていつも言ってるわよね!」「それがプレッシャーなんだよ!」「自立自立って、私にとっては呪いの言葉だよ!家族に頼るなんてできない!」だからアルバイトより稼げるパパ活をし、就職活動も必死にやり、母と兄に迷惑かけないように頑張ってきた と。そこに警察が来て「山口 陽介さん。あなたに、詐欺ほう助の疑いがかかっています」「おねだりマニュアルと称し、恋愛感情を利用し、金を巻き上げる方法を指南する文書を、販売していた疑いがかかってます」唯衣が使っている、パパ活の教本。「うそ・・・これ、お兄ちゃんが作ってたの?!」「違う!」母がやっていた塾の教室に置いてあったもので「多分、うちの生徒の忘れ物なんだろうけど、よくできてたから」で、パソコンで清書し、ネット販売していた。「実は僕にも、陽介君がマニュアル販売していると、匿名で連絡があったんだ。それで、犯罪になりかねないからやめるように言ったんだよ」秘密を知られた兄は、坂井が望む母との結婚に反対できなくなった。「陽介まで…何してるの?!二人とも最低よ!」そこに中年男性たちがやってきて「ママ、おめでとう。長い事休業していたから心配していたんだよ」「あなたたち、どうして?」「スナックさな塾のSNS、更新していたじゃん」母は自宅の一室で、昼間は子どものための塾を、夜はスナックを開いていたのだ。「坂井さん!私、スナックなんてやってない」否定するが「確かに今はやってない、一人の男が佐奈江ちゃんに入れ込みすぎて、休業しちゃったもんな」バラされた。「じゃあ、あの怪文書もそのお客さんが?!」三田園が持ち帰った脅迫状のことね。「佐奈江ちゃんを脅してたんだよ」「おねだりマニュアルもママが作ったの?!」「母が作ったマニュアルを兄が売りさばき、妹がそれを使ってパパ活する。これじゃあ、自立ファミリーじゃなくて」「頂き家族」昨今、世間を賑わした「頂き女子」を彷彿させる。「坂井さん、ごめんなさい、最低な家族、幻滅したでしょう」「坂井さんみたいな立派な方と、私は釣り合わない。結婚の話は、なかったことにさせてください」「ふざけんな!まず、私とお兄ちゃんに謝ってよ!」母のまさかの実態に、怒り心頭。「自分だって楽して稼いできたんじゃん!」「楽じゃなかったわ!必死だった!あなたたちを育てるために」息子と娘を養っていくための手段だった。こんな状況で三田園は突如、鍋の焦げ落とすには、クレンザーとアルミホイルを使うといい と説明する。「本当の意味で支えているものはなんなのか。気づこうとしなければ、気づかないものですね」ん?・・・親の苦労をわかっていない子 と言いたいのか?「唯衣ちゃんも、陽介君も、佐奈江さんも、誰かに支えられて生きていることに、後ろめたさを感じているんだと思う。だけどそんなこと感じる必要ない。支える側にだって喜びがあるんです。唯衣ちゃんのストーカーの件で佐奈江さんの相談に乗ってるうちに、佐奈江さんのことを好きになり、そして、この家族を守りたいと思った。その気持ちは、今でも変わりません。だからせめて僕にだけは、これからも、遠慮なく頼ってほしい」「自立」を標語としてきた山口家を、優しく包み込む坂井。さらに「同行は任意ですよね?この家から犯罪は出しません!まだ話を続けたいなら、令状をとってきてください」警察に力強い態度を見せる坂井。兄を守った。「頼ってもいいですか?お兄ちゃんを、私達を助けてください!パパとして、家族を守ってください!」坂井の熱弁に、唯衣の態度が180度の転換。* * *坂井は、快く佐奈江と結婚。「結局、楽な生き方なんてないんです」「本当にそうかしら?楽な生き方自体はあるんじゃない?要は、誰かを頼る後ろめたさを、振り切れるかどうかだけ」光「けど、坂井さんもよくあの家族まるごと受け入れましたよね」普通は逃げるよね。「それほど奥様に惚れ込んだってことですよ」「惚れ込んでいたのは・・・奥様だけかしらねぇ?差しつ差されつ」意味深長。* * *就職面接を受ける唯衣。「私の父は、御社の会長の専属弁護士です。たとえこの面接がうまくいかなくても、父を頼り、この会社に入れてもらおうかと思います」自信満々に口にする。こんな人、いないよ!(そもそも縁故採用を希望するなら、面接の前に人事部に話が通っているはず)所長が言っていた`楽な生き方´に舵を切ったということか。* * *「請求書、お持ち致しました。それとこちら、GPSの発信機なんですが、お返し致します」自宅の前を掃いている坂井に、話しかける三田園。「坂井様がお嬢様にプレゼントなさったおカバン・・・その中を掃除しておりましたら出てきましたので、お忘れ物かと」エッ!?おかしいだろう。「ストーカーが心配でつけていただけですよ。・・・守秘義務、ありますよね?」「・・・もちろんでございます」硬い表情の三田園。掃除をやめて、家に入る坂井。玄関の扉を閉める際、三田園になんとも薄気味悪い笑みを見せる。坂井の狙いは唯衣なのだ。「持ちつ持たれつ…フン!」* * *今回も、いろいろと手を回した三田園。それで家族の秘密が明らかになったものの、締めは食わせ者の不敵な笑み。依頼主のカバンを掃除するなんてこと、ありえないだろう!唯衣は母の呪縛に苦しみ、何でも一人で格好つけなければ…と追い込まれてしまった。親が子に、過度なプレッシャーを与えたことになる。しかし「僕に頼れ」と言った坂井が父親になると、彼のコネクションを振りかざして就職。もう苦労するなんてまっぴらだ というように。