黒蜥蜴
5月15日の公演。初めて足を運ぶ神奈川芸術劇場(KAAT)がとても立派な建物で驚いた。立派すぎる・・・という印象。 エスカレーターで上がって上がって、やっとホールに辿り着いた。ここ、何階なの?相当高い所に来たなという感じ。 2年前に観た時は、雨宮役の中島 歩が「花子とアン」でブレイクする前だった。 前回より中島に注目するうちに、雨宮の苦悩に胸が痛んだ。黒蜥蜴に片思いする雨宮。どんなに黒蜥蜴の愛を求めても叶わない。冷たくされても離れられない・離れたくない。好きで好きで好きで、でも相手は他の人を心から愛している・・・ただただ、切ない。 前回より冷静に観られた今回・・・思ったのは「これは、おとぎ話なのだ」 お香の香りが漂う中、幻想の世界に浸るひとときだった。