ねほりんぱほりん 夢女子 感想
2,3年前から`昨今の´アニメ―ションを見るようになったので、二次元キャラクターにはまる!という話を「えっ…?」と100%不可解に思わなくなった。でも!出演した夢女子たちには驚いた。すごろく、小説、結婚!そこまでのめり込むのか…と。ここまでするのは、現実の生活がさぞ辛いからだろう・・・と思いきや、二人は既婚者! 夫婦仲に問題はないという。現実と非現実は別!そのあたりは、とても冷静。ぶれない軸があるのだ。山里「夢の彼との恋愛に入り込んだきっかけは?」A・彼が通う学校のモデル校が近所にあるので、通学路を歩き、学校に行ってみたら妄想が始まった。作品の舞台が身近な場所だったことで、引き込まれた。B・原作漫画の内容が、明治時代の金塊争奪戦。自分にはない非日常感に浸れる。ごく普通の両親の元に生まれ、十分愛されて育ち、結婚して、平凡から出られないことに少し物足りなさを感じる。だからこそ、夢の世界で彼と恋愛できるのが凄く嬉しい。この人は贅沢だな。C・高校生の頃、ゲームの中の彼に出会った。当時、とても体調が悪くて引きこもっていて、周りから`頑張ってない人´と見られていた。自分なりに頑張っていたのに。「努力してる君のこと、凄く尊敬してる」という彼の台詞に感激。頑張っていることを、彼が肯定してくれたと思った。「彼は、私のネガティブなところを受け入れてくれる・肯定してくれる存在なので、現実で嫌なことがあったとしても、`まあ いいや。あっちが幸せだから´と。結果として、学校に行けるようになった」心の支えになってくれたキャラクターに惚れ込む・・・このパターンが多いでしょう。「あっちでは幸せだから」と思えるまでのめり込むってのが驚き。`あっち´という世界が確立されているのが凄いと思う。きっかけは三者三様だが、現実と妄想をうまく合わせて自分を上向きにしている。恐るべし、二次元キャラクターという存在。行けるようになった