Shrink シュリンク―精神科医ヨワイ―(1)感想
井桁 弘恵、かわいいな!(VRおじさんの初恋 でNHKに気に入られたのだな)彼女に不幸があって、一緒になれなかったか。この部屋の汚さは・・・病んでいるだろう。立派な屋敷。レトロね。「みどり先生が精神科から出てきたの」そういうこと、をむやみに話してはいけない。電車内で息苦しくなる雪村。現実には、こんなに親切な乗客も駅員もいないよ。立派な門構えの邸宅。自宅兼クリニック…受付・待合室の雰囲気が懐かしい感じ。リビングというか診察室、いい雰囲気で気持ちよさそう。大きな窓から庭が見える。陽光がたくさん入る。大きなフランスパンを3本も買ってきた弱井。彼一人が一日で、そんなにたくさん食べるの?!で、そのフランスパンを丸のまま持って、ちぎって食べる。切らない・バターなどつけるものなし。スープもなし。飲み物は水!どういう食生活しているの?!TVに映る早乙女・・・第一印象、怪しげ。【日本の精神疾患の患者数は、およそ800万人。12人に1人です。アメリカでは日本の3倍。4人に1人が精神疾患を患っている】雨宮「それって、家族に一人はいるってことになりません?」この現実味ある言葉に`多い!´と思う。弱井「でもね、日本の自殺率は世界で6位。アメリカは20位なんです」「アメリカでは、精神科医のことをShrinkと呼ぶんです。妄想で大きくなった患者の脳を小さく、シュリンクする仕事だから」「そういうスラングが生まれるくらい、彼らにとって身近な存在なんですね」「例えば、失恋したとか上司に怒られたとか、ちょっと落ち込んだら予約を入れる」それで多少 気持ちが軽くなるから、最悪の事態には至らないってことか。毎日あれこれ、とても落ち込んでいる私なんて、日参することになるわ。弱井先生のネクタイが、パン柄!出社後も倒れた雪村に「倒れたんだよ?!今日は帰りなよ。疲れてんだって」優しい同僚。雪村が大事な会議に遅刻するわ、倒れてしまうわ、騒動を起こしたのに。大方「迷惑だ」と冷ややかに思われるでしょう。「子持ちで残業できない分、時間内はきっちり働かないと申し訳ないじゃん」「そんなことないよ」とっても優しい同僚!パソコンばかり見る医師、いるわ。通り一遍の診察。さらに「詳しくは院長の本に。受付で売ってますから」なんて酷い。院長の方針か。義母に対し、あからさまに`関わりたくない´という態度の雪村。弱井の診察を受ける雪村。「血圧・心拍数・呼吸数を挙げて戦闘モードにする交感神経と、心身をリラックスモードにする副交感神経。自律神経はこの二つでバランスをとっています。一方の働きが強くなると、もう片方は弱くなるといった仕組みです。交感神経が過剰に働いて激しい動悸や息苦しさといったパニック発作を起こす病気、それがパニック症」「脳の誤作動なんです」「心が弱いからかかる病気ではありません」広場恐怖 予期不安 不安階層表「もし発作が起きそうな時は、 ~ ゆっくり数を数えながら呼吸するといいですよ。吸うことより吐くことの方が重要です」そうは言っても、息はゆっくり吐きにくい。弱井はパソコンに触れず、雪村の目を見て応対する。診察はこうであってほしい。この部屋、とても居心地良さそう。雪村と、駅周辺を歩く弱井と雨宮。診療の一環として、こんなこともしてくれるの?!「ベイビーステップ。少しずつ、できることからですよ」「不安から逃げてばかりいると、行動範囲がどんどん狭くなって、より不安が大きくなっていきます」胸にグサッと刺さる言葉。「すると、次の不安が発作を誘発する悪循環に」負のスパイラルか。辛い。「不安に感じる行動をあえてとることで、ちゃんとできたことを脳に実感させることが大切なんです」自信をつけるってことか。経験したという事実に励まされる。クリニックに男性がやってくる。(三浦 貴大たかひろ 山口 百恵の息子だ-)弱井の知人。研究室の仲間。こんなことしてないで戻ってこい! と見るからに不満げ。そんな彼に弱井はしんみりと、しかし信念を感じさせる声で「患者を一人も死なせたくないだけだ。絶対に」辛い過去があるのだね。「弱井先生は帝應大学にいらしたんですか?」「そんなことも知らずに、よく働けたな」確かにそう思うけれど、その言い方は刺々しいわ。「前の病院でも長続きしなかったし」雨宮も訳ありのよう。「じゃあ、ここでも長続きしないかもな」失礼な。さっきから意地が悪い!「うちの研究所じゃ飛びぬけて優秀で、ハーバードに留学してたんだけど…」弱井先生、エリート医師!「全て変わってしまったんだよ。あの時から…」担当する患者が・・・ってことか。「あいつの下で働くのは大変だぞ」雨宮が年下とはいえ、初対面なのに横柄な口の利き方だな。プラットホームでフランスパンをかじる弱井。「ここで食べるのが日課なんです」エッ?!変人だわ。あぁー、観覧車に乗るなんて無茶したらダメだよ!空中・動きがゆっくり→すぐに逃げられないというプレッシャーが地獄だよ。乗客が倒れているのに、観覧車スタッフの危機感がイマイチ。演技ヘタ。雪村に会場の下見を提案し、同行する弱井と雨宮。精神科医がここまでしてくれるの?これも診察の内で、出張費用がかかるのかしら?確かに、下見して`こういう場所なんだ´と知っておく方が安心だね。緊張感が違う。雪村は義母(余 貴美子)と打ち解け、今後は頼れるようになる。(ゲスト出演者が豪華だわ)`弱井´という名前に驚いた。作品内容に沿ってのことだろうが、ジョークみたい。土屋 太鳳の目が大きい!それと、こんなに体格よかったか?特に夏帆(かほ)の演技が巧かったと思う。パニック症の役…簡単ではない。