生きる気力
年齢に見合う物の量を考えながら実家の片付けを、定休日に少しずつ進めています。きっと物の管理からも開放されたいだろうと減らしてきた荷物。 こんなに捨てられたら、私、生きる気力をなくしてしまう。と言われ、はっとしました。暮らしやすいようにと思ってしていたことが、母にはストレスだったのです。帰りの車中深く反省し、もう少しこのままにしておくね。と妹に電話をしました。豆男さんの母が亡くなった時は、一戸建て(5LDKに納屋付き)をゴールデンウイークにほぼ2人で片付けました。業者の2トントラック2台、お金も随分とかかりました。その荷物の多さに疲れ果てた私と豆男さんは、子供に迷惑をかけたくないと、自分達の暮らしを、荷物を減らす方向にシフトチェンジしたのです。実家の片付けをしながら老いについて考えさせられる事がたくさんありました。元気で判断力のあるうちにしておかなくてはいけない事が一杯あります。命のある限り、毎日を少しでも快適に楽しく暮らして欲しいと娘は願います。