|
カテゴリ:カテゴリ未分類
この めまいがする暑さの中 鬼っ子を連れ 某生協の生産者交流&工場見学に 参加した
観光バスで 約2時間半
初めは神妙にしていた鬼っ子だったが 徐々に飽きてきて ゴソゴソ モゾモゾ 活動開始
隣の座席に座っていた 小2と年少の男の友達2人組
さすがに男のこの元気の良さは凄まじい
しかも相乗効果でパワーアップ
鬼っ子の比ではない
きっと、あのご子息も 数年後は…
鬼っ子はそんな2人が気になって仕方ないのだが
なんせ バスの中
なかなか思い通りには行かない
それでも 仲間に加わろうと画策する鬼っ子を ひっつかまえて 押さえながら
バスはA牧園に到着した
見学は3箇所
まずは 卵のゾーン
鬼っ子は 卵を20個くらいくっつけて ケースに入れる機械がいたく気に入った様子で
説明の声も聞えない程
「たまご しゅ~~~っ たまご しゅ~~~っっっ」
と、大騒ぎ
ここの鶏卵は 赤玉
赤だまを産む親鳥は エサを沢山食べるわりに 産む卵の数は少ない
生産性からいうと決して良いとは言えない
一方で 病気には強いので必要以上の薬を与えずに育てられる
つまり 健康で安全なのだ
他にも エサや鶏舎などにこだわりが見られる
日々 食している物について 知らない事が多いんだって 正直驚かされる
次に向かったのは 鶏肉のパック工場
山のようなミンチを5人ほどで 手作業でパック詰めしてあったのにはビックリ
機械でやってるもんだと思ってた…
先日 ウェッブで規格外の手羽元を購入した母 早速 食べたのだが
規格外と言うものの 実に立派な手羽元を前に
何処が規格外なのか と、家族の話題となった為
傍にいた若い職員さんに聞いてみた
鶏をさばく時に 暴れたりして うっ血したり傷がついて
お肉に血が入ってしまったら それは規格外なんだそうだ
そうだったっけ???
無頓着なのか 我が家は全然気にしなかった
…というか 気付いてもなかった
もし 骨が折れたら廃棄処分になるそうだ
鶏の骨は危険
もったいないが…
最後は冷凍調理食品の工場
チキンナゲットなど我が家でも おなじみの商品
ここでも随所で手作業が行われていた
凄く 人の手がかけられている工場だ
昼食を済ませて交流会
養鶏家の奥さんも来て下さっていた
奥さんは 自分のところの鶏は絶対に食べないそうだ
卵をかえし ヒナの時は、後ろをついて回っていた 愛情こめて育てた鶏
可哀想で 食べられない
私達は、命をいただいている
思いのこもった命 感謝して大切にいただかないと 罰が当たる
最後に 鶏の解体を見せて貰った
考えてみたら当たり前なのだが 1羽の鶏から 手羽先2個、手羽元2個、ささみ2枚、胸肉・もも肉2枚ずつ 我が家が大好きな “せせり”なんて1つだけ
手羽元の唐揚げなんて 一体何羽分になるんだろう…
これからは もっと 感謝の気持ちでいただきます
いま 日本の食はとっても危険だ
遺伝子組み換えやBSE問題等など…
表示とにらめっこしながらも 安全は確保できない
いつでも、何処ででも安全な食を保障できる社会 子ども達の世代には そんな社会を実現できるよう
いまの私達大人が 考えていかなきゃいけないって思った今日1日でした
残念な事に 鶏インフルエンザ以降 鶏舎の見学は出来なくなったそうだ
なので 鬼っ子によって 危害や被害を被った鶏さんはいませんでした
報告まで…マンゴーさんへ
帰途についたバスの中
相変わらず 2人組のお兄ちゃんは元気爆発
一方 鬼っ子は爆睡
工場で どれ程 頑張ったか 想像してください
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.22 22:49:59
|