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欲張り?!4足のわらじを履く私の日々の事

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2012.09.02
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カテゴリ:カテゴリ未分類
おはようございます^^最近ゲリラ豪雨?って思うような雨にうんざりしています。
これは何?秋に近づいてるの?私は晴れが好き!ハート
「雨が好き」っていうアンニュイな女性に憧れるけど…如何ともしがたいんですよね大笑い
ではでは 始まります~大笑い

 「もしもし、夜分にすみません。絃冶です。清水の事で少しお話が…はい」
 絃冶は帰宅してからの清水に感じる違和感や、言動の不可解さを父に話し、
 その間、統源はただじっと聞き入っていた。

 「うむ。清水の事に関してはまだ、あちら側の人間と接触を持ったのは
 初めてのケースで判断材料が乏しすぎる。
 明日以降も、注意して良く見ておく事じゃ。
 逐一報告をな。」

 「はい」何か統源の返答に素っ気無さのようなものを感じて不審に思いながらも
 電話を切った。
 何にしても明日だ。明日に備えて今日は早めに休もう。

 翌日、また放課後、清水は静也に連れられて、道場へとやって来た。
 特別緊張している風でもなかったが、今日は着馴れない道着を着ているので
 その事に気が行っているようだ。
 裾を引っ張ってみたり、襟を正したり、ソワソワとしている。

 静也のほうは全く関係ないという体(てい)でまた壁にもたれて目を閉じている。
 やがて奥の扉から石田が入ってきた。

 「初めまして、石田です。」気さくで優しそうなおじさん、という感じだ。
 「森川清水です。お忙しいのにすみません。宜しくお願いします。」ペコっと
 頭を下げる。
 「初めに言っておきますが、お嬢さんの手習いに付き合うつもりはありませんから。
 フワフワした気持ちで臨んで頂くのでしたら、このお話は
 無かった事にしてただきます
 お父上からのお話では、護身術を教えてほしいという事でしたが、
 私が手解きをする以上『道』を極めるつもりで取組んで頂きたい!」

 自分との温度差を感じて驚いていた清水だったが、教えを請うのだから
 生半可な心持ではいけないのだろうと思い直し「宜しくお願い致します」と答えた。

 石田の言葉を苦笑と共に聞いていた絃冶だったが、
 「任せる」というと道場を出て行った。

 2時間ほど初歩の初歩から教えてもらって、膝が笑って立てなくなった。
 やっと休憩にしようと言われた時、再び絃冶が入ってきた。
 「今日はこのくらいにしよう。石田、有難う。」
 「はっ。」礼をすると「清水さん。では…」と清水と向かい合い

 「有難うございました」とお互い礼をした。
 石田が道場を後にして、これで今日は帰れると思っていたが、
 絃冶が「清水、永田君に入ってもらうよ」と言った。

 清水ははっとしたが、首肯で答える。

 
清水ちゃんは永田さんに何を感じているのか。次回お楽しみに
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Last updated  2012.09.02 08:43:01
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