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風邪です。。しっかり引いてしまいました熱が下がらないのに
これから出勤です。。。 しかし社長も忙しいはずなのに、一体いつまで付き添うつもりなのか。 あんな様子を見せられて気になるのは当然だが、 超が付くほどの多忙ぶりだと聞いている。 実害は無いのだから秘書に任せておけば良いものを。 清水は着替えを済ませて道場に戻ってきた。 丁度、石田も入ってきたので合気道の練習を始める。 「良いですか、清水さん。貴方の場合、貴方の方から攻撃を仕掛けるというのは 余り考えられない。不意に襲われるという確率が高いと思われます。 その事からも、今日からは先ず基礎とも言える受身をみっちり 身体に叩き込んでもらいます」 そう前置きをしてから、本当に2時間ぶっ通しで清水はひたすら投げられ続けた。 なかなか上手く受身を取ることが出来ずに、何回も身体を床に打ち付けた。 痛くて体が悲鳴を上げている。 「まだまだ!」石田も汗だくだ。音を上げるわけには行かない。 しかし身体は正直だ、益々思うように動けなくなってくる。 それを見ていた統源はモゾモゾとしていたが、辛抱たまらず 「むむむっ!清水!そんな受身ばかりしとらんでええ!遠慮はいらんぞ!たまには 石田を投げ飛ばしてやれい!!」 握りこぶしに力を入れて両の手を振り上げ、キーっとなって地団太を踏んでいる。 それを見て皆が苦笑をかみ殺す。 絃冶は「父さん血圧が上がりますよ」などと声を掛ける。 恥ずかしくなった清水は「もう。おじいさま」と動きを止めてしまった。 苦笑した石田は「一休みしましょう。」そう声を掛け、床に正座した。 清水は正座をする気力も無く体育座りをして水分を補給する。 (もう、おじいさまったら、何をしにいらしたんやろう)赤くなって下を向く。 石田はスポーツドリンクを飲みながら 「清水さん、終わったら直ぐスプレーして筋肉を冷して下さいね。」と声を掛けた。 「はい。」心遣いの細やかな人だ。 「それから、流石に筋力はある程度有るようですが、水泳とは使う筋肉が異なります。 ストレッチを入念にしてもっとしなやかな筋肉を作らなければ。 お帰りになっても今日から毎日ストレッチを行ってください。 やり方はディスクに入れて有ります。 後で渡しますから…。」 「ありがとうございます」石田も忙しいだろうのに、わざわざ作ってくれたらしい。 いつも遊びに来てくれて有難うございます。 ひと言でもコメントいただければ、嬉しいです にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.04 09:01:52
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