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カテゴリ:過去の歴史
子供に数を教えるには、絵本!という話の続きになると思いますが。
ほかにも方法、あります。 日々、いろんなところで数を数えさせる、とか、足し算の問題を出すとか、いろいろあると思いますが、これもあんまりやりすぎて子供に不信感を与えると、はっきりと嫌がるようになる。 で、うちではおやつの時間がぷち算数の時間となってます。 私の好きなブログのひとつに、こだま先生の「道草学習」というブログがありますが、そこにでてくる、「グショウの庭」にあたりますね。 三姉妹なので、おやつのみかんの場合。 まあ、普通に6こを誰かに渡して、みんなで分けて!と、一言。 わりとオーソドックスですかね。 たまに、8ことか、半端な数をあげてみる。 どうなるかな? まず、各自2こずつ取ります。 あまった2このみかん。 長女がまず、1個を半分にして、二人に与える。 でもって、残りの一個を半分にして、残りの半分を三等分でもするかとおもいきや・・・全部自分で食べる。 あれれ。 最初はなんか変だな?という顔をしつつも黙ってもらったみかんを二女は食べるわけですが、何回かやられてるうちに、長女に抗議するようになりました^^v ズルされてるのが、分かるようになるんですね。 三女はあまり文句も言わず、もらった分を黙々と食べる。まあ、まだ2歳ですから、目先のことしか考えてません(^_^;) でも、食べることが大好きな三女なので、テレビをのんびり見ながら食べてる長女とは、食べる速さがちがう。ばくばく~~っと食べ終わると、残ってる長女のみかんに目をつける。 ちょ~だい!攻撃にさらされる長女は、今度は食べる速さと食べられる量との関係なんかに気付くわけで。 ようするに、生存競争のなかで身につける知恵、というのは、明らかに親から与えられる知識とは違うんですね。 このへんで、昔読んだ、竹内久美子さんの本を思い出しました。 賭博と国家と男と女 というタイトル。たぶんこの本に出てた話だと思うのですが、 概略は、数学の事初めは賭博だ、というもの。 現物が見つからないので確認できないのが残念なんですが、数字や数学の始まりは物々交換の際の計算であり、賭博の際の計算であり、また急速に発展したのには搾取するもの、搾取されるものの生存競争に関係する・・・そんなだったかな? 興味ある方は、ぜひ原文をお読みください。 竹内久美子さんの説は非常に面白くて説得力があり、私はとても好きなので。 この本の主題は、賭博で小さな社会を制したものが、その後の国家の君主となった、という話なのですが、私が注目したのはやはり、物々交換や賭博での搾取、という点です。 つまり、たくさんある物が欲しい、という理由でいろいろ考える人間と(うちの場合は長女)そういう人間にだまされる人間(二女)がいて、だまされたほうは、もうだまされないぞ!といろいろ頭を使い、また偶然にもたくさんある物を獲得できる人間に(三女)であったときに、それ以上に勝つぞ!という意欲をもって、どうしたらいいかを考える。 これは、はっきりと、人間が進化してきた過程でしょう。 そして、糸山先生も、進化の過程をなぞるように成長することが一番無理がない、というようなことを?どこかで??書いていました。 (すみません、どこだったか出てこなくて~~TT おやつの時間も、なかなかいいのですが、子供が好きなものとして、「ゲームのカード」も上げておきます。いわゆる、トレーディングカードですね。 いまどきはいろんなカードが出ては消えていったりするので、どれ、とは言いませんが、どれでも同じです。ゲームをするのに使う計算もいいかもしれませんが、私は「賭博」という点で、子供同士がする、カードの交換あるいは取引がいいのではないかと思います。 しかもこれは、大きな子、小さな子が入り混じって行われると、もっといい。 うちの長女が、かつて「ラブ&ベリー」にはまってた頃、いけないな~と思いつつも、スーパーのゲーセンで一人遊ばせておいて、食料品の買い出しに行っていたことがしばしば。 あとで話を聞くと、大きなお姉ちゃんが、カードの交換を申し込んできたので、交換した、ということが何度かありました。そのころ、長女はまだ年長ぐらい。相手は、分からないけど、小学生ぐらいの子だと予想しました。 「大丈夫~~?だまされたりしないようにね!」 と、ひと言注意しただけでしたが、今考えると、ずいぶん、いい経験をしたものだ、と思います。 いま、二女相手にサギまがい?の交渉を仕掛けるのは、こういう経験をしたからでは? 一見すると、お金が絡んだり、だました、だまされた、のトラブルを防ぐために学校やなんかが禁止!なんて大騒ぎしそうな話ですが、こんなことは昔から子供同士でよくある話なのではないかと思います。 メンコや、ベーゴマなんか。 そして、くりかえし子供の間で流行るからには、何らかの効用があるのでは??? (このへん、竹内さんっぽい?) まあ、ようは、さっきのおやつの取り合いみたいなもので、やっぱり頭を鍛えるために子供たちが夢中になるんだと、私は思ってるわけです。 そういう点で、子供のやってることに、へたに親が口出し、手出ししてはいけないんだと思います。 さて、竹内久美子さんの話を最後にもうひとつ。 最近、新刊本を見てないな、と思いだして探したところ、すごい本を見つけました。 遺伝子が解く!アタマはスローな方がいい!? このタイトルは・・・!!! スゴイ予感が~~!!!! 注文したけど、まだ届いてません。 読んだらご報告しま~~す♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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