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テーマ:小学生の勉強(1303)
カテゴリ:どんぐり倶楽部
相変わらず、書きたいことは山盛り状態。
しかも、長女のどんぐり状況を糸山センセイにアップします!と宣言したので、それが最優先なハズなんだけど・・・ すみません。どうしてもご報告したいことがあります。 土曜日にあった、長女の学校の授業参観と、懇談会のハナシです。 担任の先生。私が想像していたアタマの固い、熱血先生ではなかったです まず、驚いたのは授業参観。 科目は算数で、割り算の筆算の導入とのことでした。 ま、あまり期待してませんでした。 ところがどっこい。 なんと、52枚の色紙の絵が印刷されたプリント(10枚1束になったものが5束と、バラのものが2枚)を全員に配り、 「これを、今まで君たちが習ってきたことを全部ひっぱり出してきていいから、なんとか4人に分けてみよう。絵を描いてもいいし、文章で書いてもいい。ただ、あとでみんなの前で発表してもらうことになるかもしれないから、自分で説明が出来るように、書いてください。 どんなやり方でもイイよ、いろんなやり方があると思うから、たくさん思いついた人は、たくさん書いてみていいよ」 あれ~~~、想像してたのと全然違うじゃ~~ん そりゃあ、まさしく、どんぐり方式。どんぐりの準備学習。 まあ、プリントを配る前段階で、 「52枚の色紙を4人に同じ数だけ配ります。 さあ、これは何算かな~~ ハイ、52枚に赤丸つけて~~4人に赤丸~~、同じ数だけのところに波線引いて~~、そうです、これは割り算だね~~」 ・・なんて言っちゃったり、そもそも配られたプリントにすでに絵が書いてあったりするところで、 ああ~~~!そ、それはダメ~~~!!!って 叫びたい気持ちは山々でしたけどね。 ついでに実物の色紙も、52枚が3セット、用意されてました。 絵で考えるのが難しい人は、これを使ってもいいです、とのこと。 ま、絵で充分だけれども、慣れてない子には有効なのか? でもでも。 結局この問題を考える時間はたっぷり取って一時間をまるまる当てて考えさせた。 最後に一人の子に発表をさせたところで授業終了。 なかなか、好感触。 ちなみに、34人の子供たちのうち、半数以上は1つだけしか思いつかず、2~6個思いついた!と手を挙げた子が10人いたかな?残りはまったく手を挙げない。 ほとんどの子がすべてをばらばらにした状態から4人に配る、というトランプ方式。 一人だけ発表した子も、ばらばら方式でした。 で、うちの長女は??? 少し離れていたのでどんなんかははっきり見えませんでしたが、おそらく10枚の束をまず4人に1束づつ分けて、残りをバラにして12枚。それを4人にさらに分ける、という方式。 先生は当然ながら、割り算の筆算につながるこの方式を、分かりやすく書いた子供を探して歩いてウロウロして・・・なんとうちの子のプリントを選んでました それだけで、好感度すんごいアップ ・・・って、すごい親バカか? そもそも目立ちたくない!という理由で、授業中に絶対手を上げないわが長女ですが、みんなの前に立って、自分の考えたことを発表するダイジョウブカ??? 残念ながら発表は月曜日だそうで、私は見れませんが それでも、これ、どんぐりをやってなかったら確実にひとつも思いつかない部類に入っちゃってたなあ、と思うと、スゴイ進化! がんばってるなあ さて、懇談会では、学年方針やら学級方針などが話されました。 残念ながら、漢字や計算の習得、反復練習なども挙がってました。 朝学習でもやるそうで・・・ でも、んん????って思ったのはその部分だけで、あとはなかなか良さげなことが並んでます。 *自分の考え方を相手に分かりやすく伝える方法の習得 *子供たちの意欲を引き出し、自分の考えを表現できる授業の工夫 *安心して間違うことが出来るクラス スローガンとして「教室はまちがうところだ」と掲げてありました。 あと、 *単なる公式の暗記に終わらないよう、既習学習をもとに自らの頭で考え解法を導き出す、その過程を重視していきたい。 とか、 *目ははなさずに、手をはなす なんて言葉も載ってたり・・・ こ、これは、ちょっといいんじゃない? もしかして、話を聞いてくれるセンセイかも~~ 最後のご意見ありますか?・・・の部分で、私は手をあげました。 とりあえずは、4年生になって子供が自主勉強をはじめて驚いたこと(これはほかのお母さんからも話が出ていたので、これは先生の子供たちの乗せ方がとても上手なんだと思う) 今日の授業が大変興味深かったこと。 じつは、計算が出来てはいてもまったく意味が分かっていない、考えていない様子に気付いています(ここで、先生はうんうん、と、大きくうなづいてました。たぶん、そういう子が多いことを分かってるのでは?) それで、去年あたりから私も「考える学習」に興味をもって、いろいろ勉強してきました。 結果的には、「絵を書いて考える」という方法が一番いいのではないかと思っているので、 今日の授業はとても良かった。今後も反復練習に移った段階で、子供たちがせっかく考えたことを忘れてしまわないような授業をぜひお願いしたい。 宿題に関しても、たとえば自分の分からないことをきちんと先生に説明をして、質問が出来るようになって欲しいとも思っているし(分からん帳のことですね)、そういった、考える学習を家庭学習でしていきたいので、子供それぞれのレベルにあった自学が出来るよう、配慮してほしい。 ・・・言いたいことの10分の1、いやいや100分の1、千分の1にも満たなかったですが、それだけでも、勉強に関してあまり関心のないお母さん方には、ひんしゅくかな~~ぐらい、気づいたらしゃべってました 自分じゃ抑えたつもりなんですけどねえ。 何言ってんの、このヒト・・・みたいな・・・ そもそも、この懇談会自体クラス34名中参加者10数名という、なんとも関心のなさが浮き彫りになるようなシロモノ。 参加しているだけでもまだマシな人たちです。 それでも、たぶん私の話にピンと来たのは、まえに紹介した、どんぐり仲間になった一人だけでしょうねえ。 ま、いいんです。 種まき、種まき。 ・・・に、しても。土壌がわるいなあ。 それはともかく。 触りだけでも宿題の話が出来たこと。 おそらくこの先生なら、分からん帳も宿題として見てもらえそうであること。 どんどん、宿題でどんぐりの教材を持っていけば、興味を引けそうなことが分かっただけで、大収穫 正式な宿題免除のアタックは、個人面談に持ち越し。 あ、ちなみに今回の先生の答えは、宿題に配るものが何もないと、自主学習として何もやってこない子供も出かねない。本来ならばぼく自身も宿題としてプリントを出すことは反対で、自分たちで選んだものをやってきて欲しいのだけれども、いきなりそれは難しいので、今後の課題とさせてください、とのことでしたよ ちょうど、今日、ちゃこさんの宿題お助けセットも届きました みたら、げんごろう先生の実践報告は、4年生 ばっちぐ~~ これはぜひ、担任の先生に渡したいと思います! ちゃこさん、ありがとうございました~~~~! 家庭訪問は、5月の連休明けです。 宿題の免除が難しければ、マシーンの黙認でもかまわないと思ってます。 また報告します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月26日 00時40分09秒
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