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隣の家の前を通るとき、いつも同じ場所で振り返ってしまう。
まだ、彼女がそのへんに座っているような気がしてしまうのだ。 呼ばれたような気がしてしまう。 呼ぶ声がするわけ、ないのに。 ** お隣で飼われていた犬がなくなったのは一ヶ月前だった。 旅行先で、祖母の体調が悪くなって予定よりも遅くに帰ってきた私たちを待っていたのは、興奮しきったトト(うちの犬)とお隣の犬の死でした。 祖母は一番ひどいときは危篤状態になった。 でも結局は看病のかいあって体調が回復して、二週間の入院のあと退院しました。 お隣の犬は、もしかしたら祖母の身代わりになったのかもしれないです。 うちの犬も、かなり衰弱していました。 なにかが家に向かって、やってきたのかもしれないですね。 「弱いものから亡くなるのよ」なんて 書道の先生は仰る。 先生も、ある時旅行から帰ってきたら飼っていた小鳥がなくなっていたのだった。 かなりのお年だったのもあるけれど。 いろいろ思い出すと、 生き物が亡くなる時って何かある時だったりするかもしれないです。 かつて飼っていた小鳥が、阪神淡路大震災の一ヵ月後に亡くなったのは 偶然だったのかどうだったのかわかりません。 その鳥のことを懐かしく思い出します。 ずいぶん騒がしい小鳥でした。 いつも鳴いていました。 ずっと見守ってくれているのかもしれないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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