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2005年G1予想回顧・春

2005年のG1の私の予想とその結果です。

フェブラリーS

フェブラリーSはやはり不良馬場になりました。逃げ先行馬に有利でしょう。好位勢は泥水をかぶってかなりの力が必要で、馬体重の軽い差し馬は苦戦が予想されます。展開的にはメイショウボーラー、サイレンスボーイあたりの逃げ先行でレースがすすむと思います。アドマイヤドンは好位差しですが、泥水をかぶったときに軽い体重が最後の伸びに影響しないか、ちょっと不安です。
距離の不安がありますが、先手をとれればメイショウボーラーの3着以内は堅そうです。穴はサイレンスボーイ、ピットファイター、ヒシアトラスあたりでしょうか。アドマイヤドンは勝つか着外のどちらかでしょう。

結果 1着 メイショウボーラー
   2着 シーキングザダイヤ
   3着 ヒシアトラス

高松宮記念

(週初めの見解)
メイショウボーラーの取捨が問題です。ダートから芝、距離短縮という条件を考えれば有力です。短距離適性もあります。ただ、陣営がこの馬に何を期待しているのか、読めません。単に賞金稼ぎのためなのでしょうか。個人的には、マイルG1あるいは秋天皇賞あたりを狙ってほしい馬なのですが。
G1ですから、格は必要です。この中でG1馬はメイショウとウインクリューガー、カルストンライトオの3頭です。その他の重賞勝ち馬は、アドマイヤマックス、キーンランドスワン、ギャラントアロー、ゴールデンキャスト、タマモホットプレイ、プレシャスカフェあたりです。
中京開催も最終となり、そろそろ内の芝が荒れて、外の差し馬の台頭がありそうです。メイショウには一目置くとして、アドマイヤ、ゴールデンキャストに期待しています。

(直前)
今日の中京をみていると、思ったほど外が伸びてきませんでした。
先行抜け出しできる馬が有利です。また、逃げ馬も3着あたりには残りそうです。プレシャスカフェがかなりの人気ですが、脚質からは消すわけにはいかないようです。
追込み馬はよくても3着まででしょうか。プレシャスより前で競馬する馬、プレシャスと同じ位置にいる馬の組み合わせでしょう。
◎プレシャスカフェ
○ギャラントアロー
▲ゴールデンキャスト
△メイショウボーラー
×タマモホットプレイ

結果 1着 アドマイヤマックス
   2着 キーンランドスワン
   3着 プレシャスカフェ


桜花賞

(週初めの見解)
人気はばらけるでしょう。おそらく1番人気はラインクラフトで差がなくシーザリオ、エイシンテンダー、エアメサイアと続くと思います。

桜花賞のローテーションから考えると、中3週がベストと思います。となれば、フィリーズレビュー組、アネモネ賞組ということになります。ラインクラフトは前走追い込んで勝利という、インパクトのある勝ち方でしたが、本番で同じことができるかどうか。
ペースが速くなる本番で差し有利ですが、ごちゃついたり、馬群でもまれたりした時は脚を余してしまう危険があります。また、この馬の勝っている距離が1400mだけというのも気になります。非根幹距離に強い馬で根幹距離の1600mで勝てるかどうか?。2~3着はありそうですが...。
 3連勝、土付かずのエイシンテンダー、シーザリオ。エイシンは血統からみると、サンデー産駒の多い中では異色の存在です。その意味で期待はできますが、クラッシックを勝ちきるまでは?、という感じです。シーザリオはいろんな距離を経験しており、競馬が器用な印象です。ただ、個人的にはオークスの方がよいのではないかと思います。
 今年のG1を勝った騎手は、福永、武豊です。順番的にこの2人は今回勝てないのではないかと思っています。また、高松宮記念勝ち馬アドマイヤで、アドマイヤメガミの勝ちもないかな、という気がします。
 桜花賞はあたりの柔らかい騎手が勝つレースです。その意味で、騎手からみると武豊、福永、松永、池添、幸あたりです。
 今回、個人的にはデアリングハート、ジェダイトに期待しています。また、魔の桜花賞ペースになった時にはアドマイヤメガミの台頭もあります。人気のライン、シー、エイシンは2~3着付けの3連単で勝負したいと思います。

(直前)
 心配された雨もなんとかもちそうで、道悪競馬にはならないと思います。多頭数では、7,8枠から連対することが多い。7枠の中から、アンブロワーズ中心。2,3着候補は多いが、筆頭はラインクラフト、ついでシーザリオ、エイシンテンダー、アドマイヤメガミ、デアリングハート、エアメサイア。大穴でモンローブロンド、カシマフラワー。

結果
1着 ラインクラフト
2着 シーザリオ
3着 デアリングハート

皐月賞

(週初めの見解)
 注目馬はビッグプラネット、ローゼンクロイツ、コンゴウリキシオー、ダンスインザモアです。ビッグは母系が短距離なので距離がやや心配ですが、クラッシックに強いブライアンズタイム産駒、加えて逃げ馬であることが強調点です。コンゴウは中距離を中心に使われ、今回のメンバーでは血統的に異色の存在です。先行力もあります。ダンスは前走の勝利がフロック視されていますが、時計的にみれば、アドマイヤジャパンやディープと互角です。軽視すると痛い目にあうかもしれません。

 ディープが勝つとすれば、直線追い込んで差しきり。負けるとすれば追い込み届かずの3着。いずれにしても相手はディープより前で競馬できる馬でしょう。

(直前)
桜花賞と似たような枠順になりました。有力の差し馬が外枠になり、逃げ先行馬が内枠です。
 ペースを握りそうなビッグプラネット、ダイワキングコン。先行するコンゴウリキシオー、マイネルレコルト、ヴァーミリアン。それらの直後にローゼンクロイツ、ダンスインザモア。中団にアドマイヤジャパン、さらに後方にディープインパクトという図式です。
 ペースは平均でしょう。直線でのヨーイドンという競馬になりそうです。
 ディープは外枠ですから、内の各馬をみながら徐々に上がって、直線で7-8番手の位置になれば、勝てるでしょう。焦点は2-3着です。ディープと同じ位置の馬よりは前にいる馬ですが、アドマイヤ、ローゼン、ダンス有力でしょう。
 展開が乱れるとしたら、前残りかペースが速くなって後方一気の人気薄の差しです。普通に考えれば前残りで、ビッグ、コンゴウが穴。ひねって考えれば、追い込みのペールギュント、タガノデンジャラスでしょうか。

1着候補:ディープインパクト、ローゼンクロイツ、アドマイヤジャパン
連対候補:ビッグプラネット、ダンスインザモア
3着候補:コンゴウリキシオー、ヴァーミリアン、マイネルレコルト

結果 1着 ディープインパクト
   2着 シックスセンス
   3着 アドマイヤジャパン

天皇賞・春

(週初めの見解)
逃げるのはおそらくビッグゴールド。この馬としては、昨年のイングランディーレのようにスタートダッシュから離して逃げてスローペースに落として、逃げ粘りを狙うでしょう。ただ、前走は軽ハンデを生かしてのもので同じようにいくかどうか。(今年のJRAのテーマが“ビッグタイム”ですから、サイン馬としては格好の存在ですが...。)

このレースは菊花賞馬の活躍が目立ちます。その意味で、菊花賞馬でまだ勝っていないザッツザプレンティは注目の存在です。
この馬の場合、勝つには菊花賞を勝ったときのような競馬でないと活路はひらけません。つまり、4角からスパートをかけて早め抜け出してのなだれ込みという戦法です。鞍上の腕の見せ所です。幸いにも騎手が岩田Jになりそうなので、昨年の菊花賞の再現を期待しています。

ヒシミラクルは追い込みですから、ペースが速くなったほうがよいタイプです。直線で先行馬がばてたところを追い込むパターンになれば有力でしょう。

アドマイヤグルーヴは明らかにこの天皇賞は不向きと思います。3着の可能性はありますが、目標はおそらく、宝塚記念とみています。

あと、惑星としてはG1で堅実な走りをみせるシルクフェイマスです。前走の大敗が気にはなりますが、ストレスとれて巻き返しに期待します。

アイポッパーはまだG1では力不足の感があります。4歳馬の中では、スズカマンボ、ハーツクライでしょうか。ただ、勝ちきるまでは?です。

個人的には、鞍上の期待もこめて、ザッツザプレンティの2つ目のG1奪取に期待。ヒシミラクル、シルクフェイマスの争いとみています。複勝の穴としてビッグゴールド。

結果 1着 スズカマンボ
   2着 ビッグゴールド
   3着 アイポッパー

NHKマイルC

(週初めの見解)
さて、今週はNHKマイルです。注目はなんといっても、桜花賞馬ラインクラフトの参戦でしょう。直行でオークスに向かうと思っていたのですが、陣営がこの馬の距離適正を考えたのでしょう。あるいは、オークスはシーザリオがいるため、馬主が分けたのかもしれません。

 問題はこのラインクラフトの取捨です。
 同じ1600mでも阪神と東京では全く異なります。小回りの阪神では、ある程度前につけられる器用さが要求されますが、東京では大外をブン回しても直線勝負で間に合います。また、スタミナが必要ですので、1800m以上での実績が必要です。

 牡馬相手の競馬ですが、この時期はまだ牡馬と牝馬は対等に競馬ができます。ラインクラフトは一瞬の切れで勝負するタイプのため、長い東京の坂で最後に息切れが心配です。
 
 対する牡馬勢は皐月賞組が有力です。その中でもペールギュントです。距離不向きと思われた皐月賞でも0.8秒差6着にふんばっており、このメンバーでは威張れる存在です。東京コースも1800mの東京スポーツ杯を2着の実績もあります。
 マイネルハーティーは前走2000mからの距離短縮で勝っており、今回は上がり目は望めません。その他の皐月組のコンゴウリキシオーやビッグプラネットは脚質的に厳しいですが、どこまで巻き返せるかといったところです。

 別路線組では、マチカネオーラに注目しています。東京コース向きの脚質で、距離経験もあります。その他にはインプレッション、バブルエスティームが要注意です。

 ペールギュント中心と思います。

(直前)
期待していたマチカネオーラは抽選もれだったようです。馬場が極端に荒れないことを希望して、ペールギュント中心視。対抗は“第一印象”から、インプレッション。ラインクラフトは直線が心配なのと、馬場が渋った時に切れが鈍る可能性あるので3着候補。ビッグプラネットは馬場が渋って前残り、巻き返しあると考え、複勝の穴に指名。今年はビッグの年かも?。あとは名前は気に食わないがイヤダイヤダ、先週の天皇賞勝ちで調子を取り戻した感のある安勝のセイウンニムカウあたり。

結果 1着 ラインクラフト
   2着 デアリングハート
   3着 アイルラヴァゲイン

オークス

(週初めの見解)
【優駿牝馬】3歳牝馬 東京芝2400m

キャロットファーム対サンデーレーシングの争いの様相です。

 3歳牝馬には過酷ともいえる東京2400m。すべての馬が始めての距離です。桜花賞馬ラインクラフトが登録せず、シーザリオが1番人気になるでしょう。

 NHKマイルの結果をみて、さらに評価が上がりそうです。騎手は福永に戻るのでしょう。

 シーザリオの強さは認めても、福永のG1連続勝利はあるでしょうか?。それでなくても、今年の福永の好調はできすぎの感があります。

 別路線組からはレースパイロットが人気しそうです。キングカメハメハの妹で、血統的にも東京は合うでしょう。

 ディアデアノビアも騎手が替わってから、調子を取り戻したようです。今回はデザーモになるようですから、要注意です。

 ライラプスも東京コースで良績がありますが、今回騎手が誰になるかが不安点です。

 レースパイロット、ディアデアノビア、ライラプス、シーザリオです。シーザリオが福永になれば、アタマからはずしたいと思います。

(直前)
オークスウィークの週末です。私的には、オークスはシーザリオ以外の馬の単勝で勝負したいと思っています。

【優駿牝馬】3歳牝馬G1 東京芝2400m

 シーザリオがどのくらいの人気を集めるのかによりますが、2倍前後なら買いません。3倍ついていたら買うかもしれませんが。

 レースパイロットも人気しそうですが、そろそろ蛯名の順番のような気がしますので、買い目の筆頭。

 ディアデラノビアは鞍上の腕に期待して2番目評価。
 ライラプスは後藤騎手になりましたが、先週から好調の波が来ているようなので、また、そろそろ後藤JもG1獲ってもいいころですので3番目評価。

 あとは忘れな草賞勝ったジェダイトにも1票。

結果
1着 シーザリオ
2着 エアメサイア
3着 ディアデラノビア

ダービー

(週初めの見解)
【東京優駿】3才G1 東京芝2400m

 ここは、先週のオークスと同じで1頭抜けた馬がいます。いわずもがなのディープインパクトです。

 皐月賞出走馬の中にはこの馬にかないそうな馬はいません。

 となると、この馬を負かす可能性のあるのは別路線の馬ということになります。

 別路線の馬で有力なのは、インティライミ、ダンツキッチョウ、ニシノドコマデモあたりでしょう。

 この3頭ではダンツキッチョウが有力です。故障なければクラッシック有望といわれたストーミーカフェと接戦を演じたことがあり、前につけられる脚質も魅力です。

 インティライミはオークスを勝ったシーザリオと同じスペシャルウィーク産駒です。陣営もダービーに照準を合わせたローテーションのようです。前走と同じ脚を東京で使えるかが鍵です。

 ニシノドコマデモは前走ダンツキッチョウと接戦。父キングヘイローの果たせなかった夢を実現できるか。ただ、この馬には若干距離が長すぎる気がします。

 競馬は何がおきるかわからないもの。ディープにアクシデントあれば、皐月賞組の台頭もあるでしょう。その場合はアドマイヤジャパンです。皐月賞3着、またダンツやインティのために人気を落とすようなら、馬券的妙味はこの馬です。

 結論:ディープインパクト、ダンツキッチョウ、インティライミ、アドマイヤジャパン。

(直前)
◎5ディープインパクト
○13ダンツキッチョウ
▲7インティライミ
△1ブレーブハート
×14アドマイヤジャパン

結果
1着 ディープインパクト
2着 インティライミ
3着 シックスセンス

安田記念
(週始めの見解)
 前走の京王杯スプリングカップを勝ったアサクサデンエン。好調が長く続いていますが、前走は阪神1600mからの距離短縮がうまくはまったための好走と思います。今回は前走の反動が心配です。

 前走、惜敗のテレグノシス。今回はもっとも走りごろの3走目、東京コース得意でねらい目です。ただ、おそらく1番か2番人気でしょうから、馬券的な旨みは?です。

 春の2つ目のG1奪取を狙うアドマイヤマックス。2年前の安田記念2着の実績もあります。あのアグネスデジタルにクビ差まで迫った力はここでは上位です。武豊の2週連続のG1勝利もあります。

 ローエングリンは逃げ脚質が不利なのと、同型のバランスオブゲームの存在があり、ここは切りです。

 スィープトウショウ、ダイワメジャー、ダンスインザムードのG1馬も気になりますが、勝つまではどうでしょうか。

 この他に気になるのは、カンパニー、サイドワインダー、ハットトリックの3頭です。いずれも実績的にはやや劣りますが、大荒れあるとすればこの3頭かと考えています。

結論:テレグノシス、アドマイヤマックスの争いにカンパニー、 ハットトリックの食い込み。


宝塚記念
(週初め見解)
 2強、つまりゼンノロブロイとタップダンスシチーです。巷では使われた強みでタップダンスシチー有利といわれています。

 確かにぶっつけ本番で勝てるほどG1は甘くはないと思います。今年の藤沢厩舎の勢いもないのが気になります。また、ゼンノの昨年秋の影響が完全に抜けているのかも心配点です。力からして3着以下に落ちることはないでしょうが…。

 タップダンスシチーは前走圧勝でした。休み明け2戦目も走る傾向ですから、不安点は少ないようです。鞍上も今年は乗れている佐藤哲三です。

 この2強に割ってはいる馬は、というと実力拮抗です。候補としては、シルクフェイマス、サンライズペガサス、ビッグゴールド、リンカーンあたりでしょう。

 注目はビッグゴールドです。ここは、逃げるタップダンスシチーとの折り合いが鍵になりそうです。前走も2番手で競馬できており、逃げにこだわらなくてもよくなっていますので、柳の下に3匹目のドジョウがいるかもしれません。

 シルクフェイマスは休み明け3戦目で、徐々に調子が戻っています。ただ、この馬もタップ、ビッグとの折り合いが問題です。落ち着いた流れになれば前残りでしょう。

 サンライズペガサスにはやはり天皇賞の3200mは長すぎました。中距離で本来の末脚を発揮できれば、逆転も夢ではありません。

 リンカーンは前走もよく追い込んできています。今回騎手はこの春絶好調の福永です。最後のG1も福永が締めくくるか?

 コスモバルク、アドマイヤグルーブはリズムくずしており、巻き返しは難しいと思います。

 結論:タップダンスシチー、ゼンノロブロイ、サンライズペガサス、リンカーン。

(直前)
 ゼンノロブロイ、タップダンスシチーが人気を2分しそうです。ゼンノロブロイは休み明けですが、鉄砲実績もあり、騎手もデザーモです。この春はまだG1勝ちのないデザーモですが、最後のG1奪取となるかどうか。

 ここ最近の宝塚記念好走馬のローテーションをみると、前走は天皇賞からの直行組、金鯱賞からの組、安田記念からの組です。

 天皇賞直行組はビッグゴールド、トウショウナイト、ハーツクライ、サンライズペガサス、リンカーン、金鯱賞組はタップダンスシチー、スティルインラブ、ヴィータローザ、アドマイヤグルーヴ、シルクフェイマス、安田記念組はスイープトウショウです。

 タップ、ゼンノの2頭にわって入るのはこの中のどれかでしょう。

 注目は安田記念からただ1頭参戦のスイープトウショウです。56kgの斤量、2200mの距離が微妙ですが、無欲で直線の追い込みに賭ければアッといわせるかもしれません。

 ゼンノが引退間近、タップも高齢ということを考えればディープインパクトと秋からの競馬を盛り上げるニューヒーローが必要です。4才、5才馬の中から選ぶとすれば、トウショウナイト、ハーツクライ、リンカーンあたりです。

 宝塚記念は、タップ、ゼンノの2強とトウショウナイト、リンカーン、スイープトウショウの組み合わせで3連単を買いたいと思います。この組み合わせで3点をレースまでに考えます。



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