～わが子への日記　妊娠記録～

やっぱり体が疲れてても、夜中は起きるように変化してるらしい。

いっぱい歩き回って夜は疲れてたはずなのに、夜中に数回目がさえる。

もどかしい。

ミニミィは相変わらず超活発。

胎動も力強いです。

座ってると私の重心が微妙にずれたと思うくらいのドーンというキックとかしたりします。

よく動くのでパピィも触ってて面白いみたい。

パピィ「アウー。ミニミィ、僕の手を蹴飛ばしたよぉ～。」と私に訴えてきます。

お腹の一部が硬くなってるところがあって、ミニミィの体の一部だーと思ってグリグリ触ってます。

パピィには「ちょっと！！そんなにグリグリしたらミニミィが壊れる！！」と注意されてます。

胎動ゲームというものがあるらしく、しゃべりかけて押したところを胎児が押し返してくれるというものらしい。

早速パピィと試してみました。

反応なし。

そっけないなぁ。




友だちに詩を紹介してもらいました。

とてもいい詩です。

もし、この詩がミニミィの気持ちならと返事も書いてみました。



私があなたを選びました

鮫島　浩二

おとうさん、おかあさん　あなたたちのことを　こう　呼ばせてください。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て
わたしは地上に降りる決心をしました。
きっと　わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。
汚れのない世界から地上に降りるのは勇気がいります。
地上での生活に不安をおぼえ　途中で引き返した友もいます。
拒絶され泣く泣く帰ってきた友もいます。
あなたのあたたかいふところに抱かれ　今　わたしは幸せを感じています。

おとうさん
私を受け入れた日のことを　あなたはもう思い出せないでしょうか？
そうだねぇ。いつ作ったのか微妙に定かじゃないからね。
いたわりあい　求め合い　結び合った日のことを
おとうさん仕事で疲れてたから眠りたかったんだけど、お母さんが子供作るよって言うから義務的に・・・。
永遠に続くと思われるほどの愛の強さで　わたしを誘った日のことを
新しい　いのちのいぶきを　あなたがふっと予感した日のことを
そうです　あの日　わたしがあなたを選びました。

おかあさん
わたしを知った日のことをおぼえていますか？
覚えてるよ～。興奮したよ～。
あなたはとまどいました。
そんなことないよ。心の中でガッツポーズよ。
あなたは不安におそわれました。
まったく不安じゃなかったよ。
そしてあなたは　わたしを受け入れて下さいました。
あなたの　一瞬の心のうつろいを　わたしはよぉくおぼえています。
つわりのつらさの中で
わたしに思いを向けて自らを励ましたことを
そうそう、がんばったのよ。
わたしをうとましく思い　もういらないとつぶやいたことを
そんなことまで覚えてるの！？あれはお父さんが悪いんだからね！！
わたしの重さに耐えかねて、自分を情けないと責めたことを
重いけど、自分を情けないとは思わないわよー。
わたしは　よぉくおぼえています。

おかあさん
あなたとわたしはひとつです。
あなたが笑い　喜ぶときに　わたしは幸せに満たされます。
あなたが怒り　悲しむときに　わたしは不安に襲われます。
あなたが憩い　くつろぐときに　わたしは眠りに誘われます。
あなたの思いはわたしの思い
あなたとわたしはひとつです。

おかあさん
わたしのためのあなたの努力をわたしは決して忘れません。
お酒をやめ　煙草を避け　好きなコーヒーも減らしましたね。
コーヒーは好きじゃないからいいけど、いっぱい好きなものを制限したわよー。
たくさん食べたい誘惑と本当によく戦っていますね。
コレが一番辛いわよ。食べちゃってるけど。
わたしのために散歩をし　地上の素晴らしさを教えてくれましたね。 すべての努力はわたしのため　あなたを誇りに思います。
食べちゃった分動かないとね。妊娠前よりも歩いてるわよ。誇りに思って頂戴。

おかあさん
あなたの期待の大きさに　ちょっぴり不安を感じます。
もう人生にプレッシャーを与えてしまったかしら？不安があったら言ってね。
わたしの顔はあなたをがっかりさせるでしょうか？
お父さんの顔を見れば大丈夫。
わたしの身体はあなたに軽蔑されるでしょうか？
お父さんとお母さんから容姿端麗は難しいのよ。
わたしの性格にあなたはためいきするでしょうか？
お母さんの子供の頃と同じにならなければありがたいわ。
わたしのすべては　神様とあなたたちからのプレゼント
わたしはこころよく受け入れました。
きっとこんなわたしが　いちばん愛されると信じたから。

おかあさん
あなたにまみえる日はまもなくです。
その日を思うとわたしは喜びに満たされます。
わたしと一緒にお産をしましょう。
わたしがあなたを励まします。
あなたの意志で廻ります。
あなたのイメージで降りていきます。
わたしはあなたをこよなく愛し、信頼しています。

おとうさん
あなたに抱かれる日はまもなくです。
その日を思うとわたしの胸は高鳴ります。
わたしたちといっしょにお産をしましょう。
あなたのやさしい声が　わたしたちに安らぎを与えてくれます。
あなたの力強い声が　わたしたちに力を与えてくれます。
あなたのあたたかいまなざしが　わたしたちに励ましを与えてくれます。
わたしたちはあなたをこよなく愛し　信頼しています。

おとうさん　おかあさん
あなたたちのことを　こう　呼ばせて下さい。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て
見たの！？
わたしは地上に降りる決心をしました。
きっと　わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。

おとうさん　おかあさん
いま　わたしは思っています。
わたしの選びは正しかった　と。

わたしがあなたたちを選びました。
選んでくれてありがとう。