2005/08/10(水)20:31
チューリップ 博多っ子純情
今日レンタルCDの店に行った。そこでチューリップのCDを借りた。チューリップを初めて聞いたのは、中学2年生の時だと思う。当時の芸能雑誌で明星や平凡の歌本に出ていた彼らに憧れていた。最初に聞いた曲は、「心の旅」だった。彼らの長髪には憧憬した。高校は長髪OKの所にと思っていて、そこに合格した。ボーカルは財津と姫野の2本だてであったが、個人的には姫野が好きだ。当時博多のライブハウスの「昭和」?(漢字はこれでいいか不明です。)から数々のミュージシャンが輩出されていた。甲斐バンド(デビュー曲はバス通りこれもグー!)海援隊・長渕剛・ちゃげ&あすか等々。
大学は九州なら、財津の出身大学の西南学院大学と決めていた。財津の繊細な雰囲気と九州でありながら、都会的な雰囲気にまいってしまった。しかもカトリック系である。九州の青山学院である。
高校3年の時、初めて「博多っ子純情」を聞いた。なにか非常に感動した。
いつか君行くといい 博多には夢がある
できるなら夏がいい 祭りは山笠
男達はとても見栄っ張りで気が強い
海の風に吹かれるから
だけどみんなすぐに 貰い泣きするような奴
酒を飲んで肩をたたく
人ごみに身をまかす 黄昏れた中州では
誰でもが少しだけ 優しくなれるさ
夜の女達は気まぐれで移り気だよ
紅をさして男誘う
だけどいつか愛が欲しいと春吉橋で
人に隠れ涙流す
山笠は千代町流れ 悲しみも押し流す
この僕の故郷は 遠い町博多
どこか遠い知らぬ町へもしも行きたいと
思うときは行くといいよ
独りぼっちならばポッケトに手を差し込み
背中丸め歩けばいい
何か非常に九州を感じるが、優しいメロディや情緒ある歌詞に、私は心打たれてしまった。これがニューミュージックだろうか?と、当時思っていた。この曲を聴いたら本当に博多に行きたくなるは私だけ??
この曲は財津では無理だ。やはり姫野だ、あの声だ。チューリップの代表曲は?と聞かれれば私はこの曲を言うだろう。是非一度聞いてもらいたい。
修猷館高校の隣に西南学院大学があり、その裏は当時すぐ海だった。今は埋めたてられ福岡ドーム等があり様変わりしてしまった。受験の為、西新の駅を降りたときは、気持ちが高ぶっていたのを思い出す。
残念ながら西南学院は、落ちてしまった。そして私は東京の大学に行き、カトリック系から仏教系大学になってしまった。ショックは大きい。神様から仏様になってしまった。そして私は東京で、海援隊の「思えば遠くへきたもんだ」聞くことになる。ガハハ~!