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「まもあんのバンコクライフ」 まもあん本舗Blog 

第2章 添乗員ちょんぷーさん案内の旅 2

その9 2日目 2005年1月30日(1)

「朝からなんてこった!」

眠気がきました。
 カラオケは23:00頃、落ち着きました。少し静寂が訪れました。
 ぼくはパソコンに向かいながら、ビールを飲んでいます。

 実は、一度、家の外にぼく、ちょんぷーさんはちょんぷーさんのお兄さんが運転する車でビールを買いに行っていました。ぼくようのハイネケンはもうありません。誰が飲んだんだ~~~(ちょんぷーさんのお母さんの弟さんです)
 そこで買出し。家にはまだビールはありましたが、チャン・ビール。
 そこで商店を覗くと、ハイネケンはなし。そこでシンハ-ビールを買ってきました。1ダース。

 そのうち、3本くらいが今、部屋にあります。
 飲んでいたハイネケンを空け、シンハ-を注ぎ、いやはや、そんなに飲めません。
 深夜0:00を回ることには飲む気力もなくなってきました。
 パソコンに向かいながら、英語を読んだり、おまけにマウスが不調。
 0:30には横になります。
 ちょんぷーさんが来るだろうと、電気はつけたまま寝ました。

 起きたら5:00でした。
 ちょんぷーさん、いません。
 
 おいおい。

 すると、がちゃりとドアが開きました。
 ちょんぷーさんです。

「5:00だよ」
「お! おきていたの!」
「それはこちらが言いたい」

 全く何時までトランプをやっていることか。

 ちょんぷーさんが隣で横になり、さあやっとゆっくりできるな・・・と一眠りをしたその後、

 大音響!!!!

 慌てて時計を見る。 5:30。

 うそ!!!

「なんで?」と、言うと、 隣でちょんぷーさん、
「ウタラディの人は朝が早いの」
 って朝5:30に昨晩のカラオケ大会と同じくらいの音量で音楽流していいの????

 っと思いつつ、寝ていました。
 ぐっだり。

 ちょんぷーさんが7:00頃、部屋を出て行くのを確認。
 と、見て、また寝ました。
 ぐったり。

 8:30すぎに目が冷めました。
 皆、起きて、お坊様がくる準備をしています。家の裏では料理の準備。
 ちょんぷーさんはいない。
 聞くと、髪をきれいにしてもらっているとのこと。
 
 ああ、朝になりました。でも環境変わらず。
 大音響の音楽がかかっています。こりゃ、大変そうです。


その10 2日目 2005年1月30日(2)

「なぜにサービスがいいのか」

「おかゆ、食べる?」と、ちょんぷーさんのお母さん。
 いただきます。
 豚の内臓入りのお粥をもぐもぐ。
 
「シャワーあびなさい」と、ちょんぷーさんのお母さん。
 はい、でも苦手。
 「アップ・ナーム」といいますが、本当に「ナーム」=「水」
 お湯はありません。つらいよ!
 それでも、我慢して、えいや!! えいや!!
 軽く済ませます。

 部屋に戻りました。
 手伝いは要らないといわれましたので。
 そこでパソコンを開き、
 さて、すると・・・

「はい、これね」と、ちょんぷーさんのお母さん。
 ハイネケンビールと氷入りのグラス。
 どうもです。でも朝から飲んでいいのか。
 と、思いつつ一口。
 なんか、前の日と同じくらいの時間に飲んでいます。
 朝のビールはおいしいね!!

 そして・・・
「はい、これも」と、ちょんぷーさんのお母さん。
 揚げパンとナスでパンを巻いたのを揚げたのが、甘辛いゴマタレで来ました。
 後から聞くと、ちょんぷーさんのお兄さんが裏から買ってきたらしい。
 うむ、バンコクではなかなか溜めない、タイの味。

 と・・・・なぜに、皆サービスがいいのか・・・・

 そうこうすると、ちょんぷーさん登場。


その11 2日目 2005年1月30日(3)

「 ああ水シャワーと相方のおめかし」

 髪だけドレスアップしてきたちょんぷーさんが戻ってきました。
 あなたのその髪、今の服と合わないよ。
 ちょんぷーさん、起きた状態で出かけたらしい。
 でも、あなた、元気あるね。

「なんで一人で行ったの?」
 ぼくはいじけて言う。
「あのね~行かない方が良かったよ。水なんだから」
 水・・・
 確かに朝早く、水で頭を洗ってもらうのは、ちょっとつらい。
 この家のシャワーも水。昨晩や先ほどの水シャワーも気合い!です。

 実はこの時期、バンコクの新居も湯沸し器は大丈夫そうですが、ポンプが壊れて水が出ていませんでした。
 シャワーを浴びるときは外のポンプが止まったら、誰かが触る。するとモーターが動く。
 なので一人ではシャワーできず。一人や朝や夜遅い場合は、湯船にためた水でえいや!!
 これで根性つきました。この旅のあと、10日くらいあとにこのポンプは直って今は極楽です。

 そんな感じで、水のシャワー怖し。

 ところで・・・ ここで問題点を突きます。
「あなた、ぼくの服どうしたの?」
 この後のお坊様を迎えるためにちょんぷーさんは気合いを入れ、髪を整え、ワンピースに着替えます。
 貴方は良い。
 で、ぼくは?
「なんで?」
「ぼくの服ないじゃない」
 家を出るときの確認作業。きれいな服を持ってきなさいとのことで、シャツに白パンツ。シャツはある。
 で、白パンツは?
「持ってこないよ、貴方ジーンズでいいって言ったじゃない」
 て、ジーンズでいいのか?
 じゃあなぜに貴方は気張ってワンピース?
 
 ワンピースに着替えたちょんぷーさん。
「いいべ」
「いいべって・・・」
「みんなに見せてくるね」
 と、言って、部屋を出る。
 しばしして、外から歓声のようなものが・・・

 ・・・後から分かりました。おめかししているの貴方だけじゃない、ちょんぷーさん。
 ちょんぷーさん、イベントには気合いが入っています。
 そして、ぼくは昨日のジーンズに履き替えました。これしかないだべ



その12 2日目 2005年1月30日(4)

「タイの礼儀「ワイ」講習と貴方だれ?」
 
 なんだか周囲があわただしくなってきた。
 大音響の屋外テントに来客あり。
 タクシン首相の政党のシールを貼ったバイクのお方や乗用車に乗ったお方、トラックに乗ってくるお方と色々。

「ちょっと来なさい」
 叔父さんにぼくとちょんぷーさん、呼ばれる。
 挨拶をしなさいとのこと。
 そこで、

 ワイ! ワイ! ワイ! (さわでぃくぁっぷ~~)

・・・町内会(または地元で)偉い人らしい。

 タイの挨拶ではワイ!は有名。手と手を胸の前で合わせて挨拶が一般。
 目上の方、クラスが上の方にはその手は鼻先まで。
 女性の場合はさらに膝を軽く折る。
 誰でもこの良いスタイルをするというわけではなし。
 初めてワイの挨拶を習性化したときにそのさじ加減に困ったものです。
 そこまでしなくていいよ、とよく言われました。

「ちょっと来なさい」
 別の叔父さんにぼくとちょんぷーさんは呼ばれる。
 挨拶をしなさいとのこと。
 そこで、

 ワイ! ワイ! ワイ! (さわでぃくぁっぷ~~)

・・・誰だろう。

 しばらくして、叔母さんたちが、小声で
「あの人には挨拶しなくていいのに・・・」
 といっているのが聞こえる。

 おいおい。
 おいらは人形じゃないよ。

 また、誰か来た・・・・
 

その13 2日目 2005年1月30日(5)

「人数膨らむ 客のお腹も膨らむ」

 式が始まる時間が近づく。
 昨日会った親戚以外に、また別の親戚と挨拶。
 
 貴方はだれ?

 もう名前は覚えられない。というか、最初から覚えていない。覚えられないよ、これ。
 顔は覚える。

 ちょんぷーさんのお兄さんが到着したらしい。
 子供もつれている。
 ちょんぷーさん、子供にぼくを紹介する。
 お父さんには先日ちょんぷーさんのおかあさん(とりんちーさん)が新居に引越しの際、手伝いにきていました。

 ちょんぷーさんのお兄さんが到着したらしい。
 またまた・・・
 今度は初めて会うお兄さん。
 子供とも当然初めて。
 どうも、さわでぃ~!

 ちょんぷーさん、お兄さんに多いよ。
 ただし、お母さんは2度結婚しているので、お父さん別になるのだけど。でも、皆、仲がいいようです。
 ちなみに、別のお兄さん夫婦は、バンコクの家にて留守番をしてもらっています。
 りんちーさんが家では暴れているようです。

 外のテントでは偉い人?たちが酒盛りを始める。
 チャン・ビールを飲んでいます。酒のつまみはお魚。
 この魚、昨日食べたのと同じ。おなかの中にレモングラスを詰めて炭火で焼きます。
 家の裏を見に行くと、男性陣は魚を焼いています。
 女性陣は野菜を切ったりしています。
 ちなみに、昨晩は鳥の毛をむしっていました。あーなんて新鮮なお鳥さん。
 ここにいるだけで、10人以上。
 外のテントに15人以上。
 家の中に10人。
 まだ昨日来て、今来ていない人も多し。

 おいおい、何人になるんじゃ。

 ・・・結論、式が始まったとき、50人は確実に超えていました。
 
 田舎ってこうなの?と思った瞬間。(そんなかに外国人一人)


その14 2日目 2005年1月30日(6)


お坊様ご到着となぜか働く日本人

 お坊様がやってきました。
 乗用車に乗って、そして、トラックの荷台に乗って。
 家の中、緊張が走ります。
 皆、9名のお坊様に向かって、わい!

 この家の叔父さんがアクションを始める。大変そう。
 家の裏では調理班は料理!料理!大変そう。
 テントでは酒盛り!いいのか?
 子供達は機関銃のおもちゃで戦闘中!いいのか?
 ちょんぷーさん、出たり入ったり。何やっている?
 ぼく、ビール、一人でハイネケンをちびりちびり。周りに偉い人達が囲んでいる。

 どうしたら、いいのか。 

 ちょんぷーさんが呼んでいる。

 なに?なに?

「あなたの仕事」
 と、言って渡されたのはカメラ。そして、ぼくはデジカメを別にスタンバイ。
 カメラマン。
 それがぼくに与えられた使命。

 使命・・・なぜなら、ちょんぷーさんが張り切っているので。ここで写真の映りが悪いと大変です。

 外国人、働きます。
 タイ人さん(の一部)飲んでいます。

 むむむ。

 そうこうするうちにお坊さまの読み上げが始まりました。ひとまず、テントに座ります。
 手を合わせて読み上げるお言葉を聞きます。

 ん?家の下、車庫スペースかな、そこにテーブルが置かれ始める。
 子供達が集まる。
 料理が置かれる。
 酒盛りが始まる。
 ちょんぷーさんのお兄さんたち、ちょっと騒ぎすぎじゃないの?
 あ!機関銃、鳴った!

 一方、テントの方、女性陣、昨日スパイで酔ってカラオケで騒いでいた人たち、
 またスパイ飲んでいる!
 っていうか、貴方達遅刻じゃない。

 ありゃありゃ。

 先ほどまでの大音量の音楽は今は、お坊さまのお言葉となり、大きなスピーカーを通し、ご近所さんにも流れます。


その15 2日目 2005年1月30日(7)


お坊様、ありがとうございます。

 さぁ出番がやってきました。
 カメラマンまもあんさん出動です。と、言っても、ちょんぷーさんの後ろをついていきます。

 ちょこちょこ
 大丈夫、静かにします。

 玄関から写真を撮ります。
 玄関にはおばあちゃん5名が勢ぞろい。
 朝、挨拶をしたおばあちゃんたち。いったい親族関係はどうなっているのか?だれのお母さんなのか。
 
 すたたたた
 大丈夫、静かにします。

 外国人が動くの目立つよ・・・

 今度はどうするのか。ちょんぷーさん、裏手に回ります。
 厨房から居間の方へ。そこでスタンバイ。
 お坊様の読み上げが落ち着き、お食事のお時間なんですね。
 
 えっさえっさ
 おうちの叔父さんとちょんぷーさんたちが料理が乗ったお膳を運びます。
 ぼくは邪魔にならないように。
 外国人、触っていいか、わかんないものね。
 でもたくさん料理を作りました。裏の厨房班偉し。

 でもお坊様、ご飯は残されます。
 それも流儀なのかな。
 あっデザートのおかわり。
 
 お食事の間、ぼくは居間にちょこんとすわる。足がしびれてくる。
 そして、器と水が用意され、お坊様がお言葉を読み上げる際、皆がそのお水にかかわりできるようにおのおのの身体に触れる。
 終わった。

 否、まだまだ。
 お坊様のお一人(一番笑い声が大きかったお方)がドアの方へ。
 なに?出番?
 でもお坊様の後からは行けない。
 急いで厨房へ。そして外へ。そして玄関へ。
 お坊様、玄関のドアに「XXXXXXXX」と言っています。
 ここでパシャ!

 テントの中、寛いでいる。
 外国人、汗まみれ。


その16 2日目 2005年1月30日(8)


ああ!宴会再び。ユーロちゃんの笑顔が残る

 お坊様が帰られます。
 来られたときと同じように乗用車とトラックへ。
 あら、読み上げていた偉いお坊様はトラックの荷台へ。そこが乗り心地がいいのか。
 その車が遠ざかるや

 大音響再び!

 Oh!My!God!

 否、この場合、Oh!My!お坊様!

 貴方達がいなくなるとこの世は宴会地獄です。
 すでに式典の最中も食事していた皆様はデザートを食べ終わり、子供達は人形の取り合い。
 一応我慢していた大人たちは、大音響のなか食事を再開。
 いつしか屋外テントの増設作業が・・・・
 よくぞ、ここまで用意します。

 屋内では、ぼくとちょんぷーさんは仕事を終えたので、ひと時くつろぎ。
 本当にひと時、近場で小宴会始まります。
 ぼくもご飯を少々口に入れます・・・いや、この勢いに飲まれています。
 飲みたいのはビールです。おお!ハイネケンが戻ってきました。
 ちびちびいただいています。

 この場の主役はユーロちゃん。
 実はぼく以外にエイリアン(外国人)いました。生後3ヶ月ほどのユーロちゃん。
 タイ人同士の、ちょんぷーさんのお母さんの弟さんのお子さんですが、なぜか、名前はユーロ。
 
 なぜに「ヨーロッパ」???

 その謎は聞く間もなく。
 このユーロちゃんが・・・・かわいい。
 ちょんぷーさん、もうべったり。ここまでのべったり、りんちーさんにもしてください。
 実は前日、ぼくもだっこする機会あったのですが、りんちーさんのだっこはうまいのですが、こどものだっこは下手なようです。
 あわてて、取り上げられました。

 そのユーロちゃん、こちらをみています。
 
 あっば!!!!

 ・・・言葉を関係なく笑ってくれたような・・・もっと笑っていたのはほかの人たちですが。
 恥じの場数を踏んで外国人は一周り大きくなるんです・・・・かな。



その17 2日目 2005年1月30日(9)

「睡魔には勝てず・・・そして誰も・・・」

 その後のぼくに睡魔が襲います。ちょんぷーさんも睡魔が襲います。
 そりゃそうだ、ちょんぷーさん、貴方は睡眠時間何時間?
 そそそと個室へ。
 ドアを閉め、二人ため息。
 やっと二人きりになれたね・・・・
 ・・・と、ちょんぷーさん、爆睡・・・・
 ぼくもしばしパソコンに向かうも、睡魔に勝てず、横になる。

 うとうとうと・・・

 人間こういうとき幸せというか、ただ時に身を任せる放置主義的な感じになりますが・・・

 目が覚める。
 外の大音響には慣れつつあります。
 加えて、窓の外のそばで若い人中心の酒盛りが盛り上がりすぎて、うるさい!
 彼らもぼくの親戚に当たるのか?
 とにかくうるさい。

 あーーーーー

 ・・・と思っていたら睡魔が・・・

 そして、また起こされる。そしてあーーーと思っていると睡魔。

 ありゃありゃ

 これを3時間ほど繰り返す。
 
 あー寝た。と思い、幾分の睡魔をこらえて、耳を澄ますと・・・

 お!静かか??

 むむ、と思い、ドアを開ける・・・・

 そして、誰もいなくなった。

 いない、いない。

 そう、起きたのは大音響がフェードダウンしたらか。見ると音響設備の徹収が始まっている。
 裏の台所では食器の洗いにぼっとう中。
 そして、客、いない。騒いでいた親戚勢3分の1、いない。
 家の持ち主のちょんぷーさんのお母さんの弟さん、酔った酔ったと言い、自室へ。
 ・・・彼はその後ぼくらが出るまで起きることはなかった・・・

 集合も突然ながら、解散も突然なり



その18 2日目 2005年1月30日(10)

「相方は占い師さんにこだわり、食にもこだわる。」


 しばしぼくらは自由行動に。
 ぼくは部屋に戻りパソコンを広げる。
 日々、合間の時間に打ち込んで、ネットの活動にいかしています。
神経質というか、まじめでしょ?と自問自答。
 
 ちょんぷーさんが出かけるという。
「どこに?」と訊くと、近所に占い師がいるので見てもらうという。
 ちょんぷーさんは昨年暮れから疱疹が全身に広がり、やっと落ち着いたところ。女性だから跡を気にしている最中。
 そこで、占い師さんに見てもらうというが・・・
「何で行くの?」と訊くと、オートバイという。
 ぼくは留守番を決意。オートバイ・・・怖いんです。苦手なもので。ちなみに初めてオートバイの後ろに乗ったのは初めてのタイ旅行のアユタヤにて。

 ちょんぷーさんは出かける。
 ほどよくして戻る。水をもらってきたらしい。
 こういう水、眉唾でしょう。でも、ぼくも足の膨れや痛みのときにお坊様からもらってそれ以降よくなったという経験というかタイミングの賜物の主。お水は丁寧に扱います。
 ちょんぷーさんの機嫌もいい。
 
 ・・・それが一番。

 夕刻近くなり、ちょんぷーさん、「おいしいのが食べたい」と言い出す。
 昨日からのここの料理、郷土料理といえば、まあまあですが、ちょんぷーさんは味に飽きたのでしょう。親戚にどこがおいしい?と訊き始める。
 夜にはぼくらは出発しなくてはならない。ちょんぷーさんのお母さんは、田舎にひとまず残ることに。なので、ぼくとちょんぷーさんの二人は荷作り。その頃には食器も大方片付いている、これは大変な労力。
 ぼくらはちょんぷーさんのお兄さんの車に乗り込む。本当にちょんぷーさんは何人お兄さんがいることか。
 
 おいしいところ!おいしいごはん!

 多分、ぼくとちょんぷーさんはわくわく度120%以上でしょう。
 同行した親戚の案内につれられた場所は・・・ウタラディ駅の近くの・・・なんだここ?



その19 2日目 2005年1月30日(11)

「空芯菜炒めラプソディー ~田舎の炒め物は恐ろしい~」

 車を運転していたちょんぷーさんのお兄さんが一言。
「何!レストランじゃないの?」

 同行した親戚の道先案内の先は、市場・・・みたいなところ。夜、店は出ていないので朝市か。
 鉄道の駅の近くに市場はあっていいものだし、必要と思うけど、おいしいご飯の提供先としては果たして。

 折りたたみイスに座り、メニューをみる。
 正確には、「一応」見る。書かれているのはタイ語なのでぼくには読めない。
 何を頼んだか。
 定番のパップゥ・ファィ・デン(空芯菜の炒め物)、トムヤムクン。
 それに、イカの黒胡椒炒め。牛肉のラープ。などなど。

 牛肉のラープは初めて。普段は豚肉か鶏肉。なかなか牛肉、おいしいです。
 となりでちょんぷーさんが「おえ~~」と言っていましたが。
 彼女、牛、ダメなもので。

 少し厨房、、、と言っても、丸見え、市場のど真ん中があわただしくなる感じ。
 視線を持っていくと、お!空芯菜持っているじゃない。
 この空芯菜の炒めはタイ料理の定番ですが、中華風でもアレンジできますし、大変重宝。
 めったにまずくなく、おいしい(この後、バンコクでまずい空芯菜の炒めと出会いましたが、この話は別なところで)
 ピサヌロークに行った時、案内されたのが「空飛ぶ空芯菜炒め」のところ。
 調理した料理を、車の荷台の上にいる人へぽ~んと投げる。
 これが見事なもの。
 その時、お前もやりなさいと・・・・この時日本人は一人で目立っていた・・・・強制的に、厚手のエプロン、手袋、帽子を装着させられる。
気分は「なるほどザワールド」のレポーターの気分に・・・・高鳴る鼓動!なので、調子に乗ってしまう。ぼくの悪い癖。
 日本人ピエロは荷台に乗り、スタンバイ。
 ここからイメージトレーニング。空芯菜の放物線をイメージ。押すようにではなく、引くように。
 ・・・なのでテニスの練習とは逆ですね。腰を引きながらかがめ、ヨイショ! はい、自己満足120%。
 怖いよ!!
 すると、厨房から火柱が!! おお!空芯菜を炒めています。火柱高い!2.5メートルがあるか。
 そして、次には調理されたものは皿へ。
 それをスタッフが姿勢をただし、ポ~ィ~~~!
 そして、そのまま、あら?ぼくの皿へ。
 お!ワンダフル!
 一芸を身につけた瞬間でした。
 実際、投げる人がうまいんですけどね。

 さて、時と場所をウタラディへ。
 厨房で空芯菜が熱々のフライパンへ入れられた。
 そして、ここで火柱!

 ぐ!!!!!!!!なんだべ。

 火柱・・・・5メートル

 なんとなく、市場という空間で見せだしている理由わかりました。
 あんだけ火柱たったらね。
 特別なのかと思い、もう1皿頼んだところ・・・

 火柱・・・5メートル。

 ぐぐぐ!!! 同じじゃん。

 ウタラディの飯屋、恐るべし、と、思った瞬間。

 ちなみに、味、普通。



その20 2日目 2005年1月30日(12)

「タイの寝台車に哀れみを感じているぼく」

 実はバンコクへの帰路は意外とあっけない。
 と、いうのも列車で寝ているだけだから。
 でも、実はタイで寝台車は初めてだったりする。

 日本での寝台車、思い出は「不眠」。
 東京の上野だったろうか、から乗車、そして、北海道の札幌へ。
 でもこれ「寝台」車の意味なし。ほとんど起きていたりして。
 寝台となる自分のシートに荷物を置き、ラウンジへ。そこへビール。
 今、思うと、そのとき、今のビール好きの本性が現れていたかもしれません。
 そのラウンジでビールを飲む飲む、でも酔わない酔わない。
 当時としたら、断トツのビール飲酒量。でも酔う気なし。気分が高鳴っていたのか。
 ・・・と、なると、今のぼくのスタンスは気分の高鳴り?

 さて、タイの寝台車に話を戻すと・・・
 ぼくらが列車の乗ったのはウタラディ駅ではなかった。
 これは正直驚き。
 食後、再度、車へ。え!駅は目の前なのに・・・と思いつつ、車で10分ほど。
 ウタラディ駅の1つ前の駅に到着し、チャンマイからの列車を待つ。
 待つのは30分。なぜにこの駅?
 実はこの駅の停車時間はウタラディ駅より長かった。
 小さな駅なのに・・・

 列車に乗ると、チェンマイが出発点なので、すでに夜のこの時間、寝台モードに。
 すでに上の席と下の席になっていました。
 そして、ぼくとちょんぷーさん、バンコクへ戻るはこの二人、は通路を挟んで、上の席。
 なぜに恋人同士はなれるの?
 これ、添乗員ちょんぷーさんのアレンジ。
 説明「だって席あいていないんだもの・・・」
 そう言い、ちょんぷーさん、列車が次のウタラディ駅についていた頃、カーテンを引いて就寝。
 ぼくは残された次第。

 タイの寝台車は正直、下の席に限ります。上の席は荷物がなければ、横たわるのも我慢できるか。
 でも荷物があると、窮屈。ぼくの荷物、もう一回り小さければ、通路に張り出したスペースに置けるのに。
 しかたなく足元に置き、横たわりながら、本を読みつつ、ビール。
 でも我慢できない。

 窓がない!?
 上の席は窓なし。
 これは空間が狭く感じ、窮屈。
 本を読んでも、飲んでもおいしくない。
 思えば、日本の北への寝台の旅は窓の景色がご馳走でした。
 でも、実際、楽しみにしていた青森から北海道へ向かう青函トンネルは午前5時ころと、見ていても代わり映えのないトンネル風景だったのですが・・・
 でも窓があるだけまだまし。
 
 斜め下の席にはタイ人女性がいたのですが、3駅ぐらいでタイ人男性が合流。同じ組で上下を取っていたのでしょう。
 荷物を上に置き、男女は下の寝台へ・・・・これが理想か。
 なんせ窓あるし。。。

 朝方5時頃、列車はバンコクへ。
 ぼくは身体を斜めにしつつ、寝たり、おきたり。
 そして、到着30分前には目覚ましなしで起床、ドンムアン駅に付く頃にはスタンバイ完了。
 タクシーをすぐ捕まえ、自宅へ、そして、りんちーの「おい!どこ行っていたんだ?」の攻撃。
 はい、貴方のお母さんの田舎へ。
 まもなく、しばしの深い睡眠へ。

 その夢のなか、列車に乗っていたりして・・・

 今度の列車の旅は下と強く心に決めたのでした。

(完)






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