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「まもあんのバンコクライフ」 まもあん本舗Blog 

エレベーターにて

まもあん幽奇譚
「エレベーターにて」その1 

 ある日、とあるビルのエレベーターに乗りました。  
 ぼくは6階を押します。
 何人か乗り込みました。
 おのおの4階、16階、20階と押していきます。
 そしてエレベーターはG階のスタート地点から上昇しました。
 最初の階、4階に停止します。二人降ります。
 すると、、、、、、、押したはずの階数ボタンのライトが、、、、、、消えていました。
 6階も16階も20階も。全部。
 再度全員押しなおします。
 そして、ぼくは6階で降りました。
 そのあと、もう一度階数ボタンのライトが消えていたかは知りません。



「エレベーターにて」 その2

 こういう経験ありませんか?
 エレベーターが到着しました。無人です。
 それに乗り込みます。
 階数を押します。
 しばらくするとドアが閉まります。
 完全に閉まる、、、の瞬間、また開く。
 まるで誰かが急いで乗り込むかのごとく。
 でも誰も乗り込まず。誰もその場にいない。
 そしてドアは閉まります。
 

 ぼくはこういう経験なんどかあります。
 一番覚えているのは、多分初めてのとき。
(バンコクに来てそれを初めて体験)


 バンコクに来てお世話になった方(日本人)がいました。
 その方は優しくアドバイスをしてくださいました。
 その方は悪性の腫瘍になりました。
 一度入院し、退院し、そして再度入院しています。
 退院のことを覚えています。ご馳走に誘われました。
 その食事の席とはぼくの見合いの席でもあったんですね。(ちょんぷーさんと知り合う前です)
 ホテルのタイレストラン。そこでその方と奥様と奥様の友人とぼく。その友人とぼくを見合いさせていたんですね。このこと後でもらしています。ぼくは照れるばかり。今でもその雰囲気覚えています。
 そして、その方は再度入院しました。
 ぼくはお見舞いに行きました。そのときは集中治療室です。ぼくが行ったときには眠っていました。腕にはたくさんの針の跡があります。しばし待ちます。その方は目を覚まします。ぼくがわかるようです。
 ”プロ野球のこと知っている?”
 と尋ねて来ました。声は出ません。細々と筆記です。
 実はその筆記の紙、今でも持っています。
 ”この一週間位はまるで世捨て人の様だったので世間のことがわからない。”
 ぼくは口頭で「巨人勝ったよ」と言いました。
 ”6/01に先日釣りに来た友人が来るとのこと。その後6/02に私の母が来る予定。いそがしくなりそうだが、私自身に何が出来るわけないので、ただ他人事と思うのみ。情ナイ。まあしょうがないや”
”昨晩、脳神経の発作有り。朝気がついたら手をべツドにしばられており、何がなんだかわからず”
”今はまだモルヒネが効いている”
 そしてぼくは病院を後に。そのメモ紙は今も手元にあります。
 それから病状が悪化。
 再度お見舞いに行きました。そのときはわかっているんだかわかりません。
 病院を後にします。
 そして、翌朝その方は亡くなりました。
 ぼくが知ったのが、亡くなって3,4時間くらいたってからでした。力がでません。
 そして葬儀に参列しました。
 あの日夕食をともにした女性とは葬儀で再会しました。それ以来会っていません。
 その葬儀に参列した後、このエレベーターのことが起きました。
 それ以降、こういうこと、よく起きています。

 今回このことを紹介するにあたり、涙が出てきてしまう次第です。


。。。。えー。。。このシリーズ、本当に”オチ”はありません。。。。




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