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2024.09.14
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カテゴリ:教育


こんにちは。

富裕層向けの学習塾に勤務しているマモ~です。

今回は、あなたを驚かせるかもしれない、少し挑戦的なテーマについて語ろうと思います。

学習塾の裏側で感じる違和感

私は学習塾で働いていますが、直接生徒に科目を教える立場ではありません。

生徒のサポートや進路指導が主な仕事です。そんな立場だからこそ、日々感じる違和感があります。

それは、「失敗を恐れすぎている」ということ。

定期テストや模試の点数を上げ、志望校合格へと導くことが私たちの使命。「この問題はこう解く」「こうすれば成功する」と、正解を教え込む毎日です。

確かに、言われた通りにする子は点数を取れます。成績が上がって喜ぶ家庭もたくさんあります。でも、ふと思うんです。

「これって、失敗する機会を奪っているんじゃないか?」

なぜ失敗が大切なのか

失敗から立ち直る力、いわゆる「レジリエンス力」。これは人生を生きていく上でとても大切なスキルです。

でも、大人が常に正解を教えていては、子どもたちはこの力を身につける機会を失ってしまいます。「勉強オンリー」の子は、大きな失敗をせずに大学、社会人になってしまうかもしれません。

そして、社会に出て初めて大きな失敗をしたとき、立ち直り方がわからずに挫折してしまう...そんなリスクがあるんです。

禅の教えに学ぶ「失敗」の価値

ここで、ちょっと意外な例を挙げてみましょう。

禅の修行では、なんと全員が失敗するような仕組みになっているそうです。例えば、ご飯を炊いたことのない人に「5升のご飯をマキで炊け」と命じる。当然、最初は全員失敗します。

禅僧の松山大耕さんは言います。

「正解を教えられると、盲目的にそれしかやらなくなる。だから絶対に失敗させる。そうすれば、どんなセンスのない人でも、試行錯誤の末に成功できるんです」

つまり、「全員失敗→全員成功」のプロセスを踏ませることで、1000年も続く修行法を確立したというわけです。

学習塾での葛藤と小さな反逆

でも、学習塾ではどうでしょう?

失敗を避けようとします。親も、先生も、私自身も含めて。でも、これって本当に正しいんでしょうか?

そんな疑問から、私は密かに実験を始めました。

やる気のない子には、あえて失敗させる。テストでボロボロの点数を取らせる。痛い目を見ないとわからないこともある、そう信じてのことです。

実は、私自身がそうでした。人の言うことを聞かずに大失敗。でも、そこから学んだことは大きかったんです。

「失敗」を恐れない教育へ

「もっと子どもに失敗させよう」

挑戦的な考えかもしれません。でも、失敗から学ぶ力、そこから立ち直る経験。これって、きっと人生の宝物になるはずです。

特に富裕層の子どもたちは、失敗の機会が少ないかもしれません。だからこそ、私たち教育に関わる者が、適切な「失敗の場」を提供する必要があるのではないでしょうか。

もちろん、むやみに失敗させればいいというわけではありません。適切な環境と支援のもとで、失敗を経験し、そこから学ぶ。そんな教育の在り方を、学習塾の人間として模索しています。

あなたはどう思いますか?「失敗」と「教育」の関係について、ぜひコメント欄でご意見をお聞かせください。


それでは、良い一日を!





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最終更新日  2024.09.14 09:59:42
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